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口腔内加工装置及び口腔内治療システム 新技術説明会

国内特許コード P180015214
整理番号 1721-16P016
掲載日 2018年8月2日
出願番号 特願2016-183463
公開番号 特開2018-046946
出願日 平成28年9月20日(2016.9.20)
公開日 平成30年3月29日(2018.3.29)
発明者
  • 菊地 聖史
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
発明の名称 口腔内加工装置及び口腔内治療システム 新技術説明会
発明の概要 【課題】治療中に顎が動いた場合でも、加工ヘッドを変位させる変位機構が顎に対してずれにくく、しかも顎に固定する部材が従来よりもコンパクト化された口腔内加工装置及びこれを備える口腔内治療システムを提供する。
【解決手段】口腔内加工装置800は、口腔の外部に設置される動力源300と、歯牙及び骨を加工可能な加工ヘッド100を保持した状態で、顎に固定される変位機構200と、変位機構200と動力源300とをつなぐ運動伝達部材400とを備える。動力源300は、運動伝達部材400を運動させる。変位機構200は、運動伝達部材400の運動を、加工ヘッド100の、口腔内における変位を伴う運動に変換する。運動伝達部材400は、変位機構200と動力源300との相対変位を許容しつつ、動力源300から変位機構200に運動を伝達する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


現在、口腔内の治療、例えばウ蝕の治療には、歯牙を切削加工する加工ヘッドを備えた歯科用ハンドピースが用いられている。歯科用ハンドピースは、加工ヘッドが患者の口腔内における除去したい部分、例えばウ蝕が生じた部分に沿って変位するように、術者の手によって操作される。



しかし、歯科用ハンドピースを用いた治療方法では、術者の熟練度によって切削加工の巧拙に差が生じやすい。そこで、術者の熟練度によらず適切な治療を施すために、口腔内の予め指定された道筋に沿って、加工ヘッドを自動的に変位させることのできる装置が提案されている(特許文献1参照)。

産業上の利用分野


本発明は、口腔内の歯牙及び骨を加工することができる口腔内加工装置と、これを備える口腔内治療システムとに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
口腔の外部に設置される動力源と、
歯牙及び骨を加工可能な加工ヘッドを保持した状態で、顎に固定される変位機構と、
前記変位機構と前記動力源とをつなぐ運動伝達部材と、を備え、
前記動力源が、前記運動伝達部材を運動させ、
前記変位機構が、前記運動伝達部材の前記運動を、前記加工ヘッドの、前記口腔内における変位を伴う運動に変換し、
前記運動伝達部材が、前記変位機構と前記動力源との相対変位を許容しつつ、前記動力源から前記変位機構に前記運動を伝達する、口腔内加工装置。

【請求項2】
前記運動伝達部材が、一端が前記動力源につながれ、他端が前記変位機構につながれる少なくとも1本のフレキシブルシャフトで構成され、
前記動力源が、前記フレキシブルシャフトを回転させ、
前記変位機構が、前記フレキシブルシャフトの回転運動を、前記加工ヘッドの前記口腔内における変位を伴う運動に変換する、請求項1に記載の口腔内加工装置。

【請求項3】
前記運動伝達部材が、第1~第3の3本の前記フレキシブルシャフトを有し、
前記動力源が、前記第1~第3のフレキシブルシャフトの各々を回転させ、
前記変位機構が、前記第1~第3のフレキシブルシャフトの回転運動を、それぞれ互いに交差する方向の前記加工ヘッドの運動に変換することにより、前記加工ヘッドを3次元的に変位させる、請求項2に記載の口腔内加工装置。

【請求項4】
前記変位機構が、
前記第1のフレキシブルシャフトの回転運動を、円柱座標系における円柱の中心軸に平行な高さ方向の直線運動に変換する第1の運動変換部と、
前記第2のフレキシブルシャフトの回転運動を、前記円柱座標系における円柱の前記中心軸まわりの周方向の旋回運動に変換する第2の運動変換部と、
前記第3のフレキシブルシャフトの回転運動を、前記円柱座標系における円柱の前記中心軸からの半径方向の直線運動に変換する第3の運動変換部と、
を有する、請求項3に記載の口腔内加工装置。

【請求項5】
前記第1の運動変換部が、
前記高さ方向に延在する高さ方向案内部材であって、前記加工ヘッドの荷重を受けつつ、前記加工ヘッドの前記高さ方向の直線運動を案内する高さ方向案内部材を有し、
前記第2の運動変換部が、
前記高さ方向に延在する周方向案内部材であって、前記加工ヘッドの前記周方向の前記旋回運動を案内する周方向案内部材を有し、
前記高さ方向案内部材が、前記周方向案内部材に嵌まった状態で前記周方向案内部材と同軸状に配置されている、請求項4に記載の口腔内加工装置。

【請求項6】
前記運動伝達部材が、一端が前記動力源につながれ、他端が前記変位機構につながれる第4のフレキシブルシャフトをさらに有し、
前記動力源が、前記第4のフレキシブルシャフトを回転させ、
前記変位機構が、前記第4のフレキシブルシャフトの回転運動を、前記高さ方向と前記半径方向とに平行な平面内での前記加工ヘッドの傾斜運動に変換する第4の運動変換部をさらに有する、請求項4又は5に記載の口腔内加工装置。

【請求項7】
前記口腔内の除去すべき領域の形状を表す除去領域形状データを外部から取得し、前記除去すべき領域が前記加工ヘッドによって除去されるように、前記除去領域形状データに基づいて、前記動力源を制御する制御装置、
をさらに備える、請求項1から6のいずれか1項に記載の口腔内加工装置。

【請求項8】
請求項7に記載の口腔内加工装置と、
前記口腔内の前記加工ヘッドによって除去された部分を補修する修復物の形状を、前記除去領域形状データと、加工前の前記口腔内の形状を表す口腔内形状データとを用いて設計し、設計した前記形状をもつ前記修復物を製造する修復物設計製造装置と、
を備える口腔内治療システム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016183463thum.jpg
出願権利状態 公開
※ 公開特許は弊社ホームページ内で開示資料とともに、特許公報も掲載しております。
アドレスは http://www.ktlo.co.jp/002_seeds_.html


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