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プロピレン製造方法及びプロピレン製造装置 NEW

国内特許コード P180015216
整理番号 1712-15P060
掲載日 2018年8月2日
出願番号 特願2016-046806
公開番号 特開2017-160165
出願日 平成28年3月10日(2016.3.10)
公開日 平成29年9月14日(2017.9.14)
発明者
  • 筒井 俊雄
  • 五島 崇
  • 磯田 悠美
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
発明の名称 プロピレン製造方法及びプロピレン製造装置 NEW
発明の概要 【課題】より実用性の高いプロピレン製造方法及びプロピレン製造装置を提供する。
【解決手段】プロピレン製造方法は、Si/Al原子比が140を超えるアルミノシリケートを触媒として酪酸をプロピレンに転換する転換ステップを含む。前記アルミノシリケートの細孔の大きさが、8員環より大きく12員環より小さいこととしてもよい。前記アルミノシリケートは、構造コードがMFIのZSM-5であることとしてもよい。前記アルミノシリケートは、Si/Al原子比が500以上1100以下のZSM-5であることとしてもよい。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要 アジア諸国を中心とした急速な経済発展を背景に、エチレン、プロピレン及びブテン等の低級オレフィン並びにベンゼン、トルエン及びキシレン等の芳香族炭化水素等の基礎化学原料の需要が高まっている。基礎化学原料として重要な低級オレフィンは、ナフサを熱分解することで製造されてきた。

ナフサの原料である原油の供給力は相対的に低下しつつあるうえ、大気中の二酸化炭素削減の世界的動向から、原油に代わる原料からの低級オレフィンの製造方法が模索されている。さらに、近年では、エチレンの製造方法として天然ガス又はシェールガスに含まれるエタンを熱分解する方法が主流になってきている。エタンの熱分解では、プロピレン及びブテンが生成しないため、特に需要の大きいプロピレンの原油に依存しない新たな製造方法が求められている。

非特許文献1には、酪酸(ブタン酸ともいう)を原料とした各種ゼオライトを触媒とする転化反応によって、プロピレンが得られることが開示されている。酪酸はサトウキビからの製糖における副産物である廃糖蜜から得ることもできる。このため、酪酸の転化反応によるプロピレンの製造で、再生可能資源であるバイオマスを有効に利用できる。
産業上の利用分野 本発明は、プロピレン製造方法及びプロピレン製造装置に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】
Si/Al原子比が140を超えるアルミノシリケートを触媒として酪酸をプロピレンに転換する転換ステップを含む、プロピレン製造方法。

【請求項2】
前記アルミノシリケートの細孔の大きさが、
8員環より大きく12員環より小さい、
請求項1に記載のプロピレン製造方法。

【請求項3】
前記アルミノシリケートは、
構造コードがMFIのZSM-5である、
請求項1又は2に記載のプロピレン製造方法。

【請求項4】
前記アルミノシリケートは、
Si/Al原子比が500以上1100以下のZSM-5である、
請求項1から3のいずれか一項に記載のプロピレン製造方法。

【請求項5】
前記転換ステップにおける前記アルミノシリケートと酪酸との反応温度は、
450℃以上600℃未満である、
請求項1から4のいずれか一項に記載のプロピレン製造方法。

【請求項6】
前記転換ステップにおける前記アルミノシリケートと酪酸との接触時間は、
0.5秒以上1.5秒以下である、
請求項1から5のいずれか一項に記載のプロピレン製造方法。

【請求項7】
Si/Al原子比が140を超えるアルミノシリケートを担持する反応器と、
前記反応器に酪酸を供給する供給部と、
前記反応器における前記アルミノシリケートと前記酪酸との反応温度を制御する温度制御部と、
を備えるプロピレン製造装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016046806thum.jpg
出願権利状態 公開
※ 公開特許は弊社ホームページ内で開示資料とともに、特許公報も掲載しております。
アドレスは http://www.ktlo.co.jp/002_seeds_.html


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