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エタノールアミンオキシダーゼ 新技術説明会

国内特許コード P180015267
掲載日 2018年9月19日
出願番号 特願2013-115395
公開番号 特開2014-233219
登録番号 特許第6144967号
出願日 平成25年5月31日(2013.5.31)
公開日 平成26年12月15日(2014.12.15)
登録日 平成29年5月19日(2017.5.19)
発明者
  • 杉森 大助
  • 酒瀬川 信一
  • 松本 英之
出願人
  • 国立大学法人福島大学
  • 旭化成ファーマ株式会社
発明の名称 エタノールアミンオキシダーゼ 新技術説明会
発明の概要 【課題】モノエタノールアミンを効率良く酸化する作用を有する蛋白質を提供する。
【解決手段】下記(A)又は(B)の蛋白質:(A)特定のアミノ酸配列からなる蛋白質;(B)特定のアミノ酸配列において、1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、式:HOCH2CH2NH2+O2+H2O→HOCH2CHO+NH3+H22で表される反応を触媒する蛋白質。前記塩基配列を含む遺伝子。前記遺伝子を含む組換えベクター。前記組換えベクターを含む形質転換体。前記蛋白質の製造方法。前記蛋白質を用いるモノエタノールアミンの酸化方法。前記蛋白質を用いてモノエタノールアミンからグリコールアルデヒド、アンモニア、又は過酸化水素を製造する方法。前記蛋白質を含有するモノエタノールアミン酸化剤。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


モノエタノールアミン(2-アミノエタノール、エタノールアミンとも言う)の酸化作用を有する蛋白質としては、モノエタノールアミンオキシダーゼ(EC 1.4.3.8)、モノアミンオキシダーゼ(EC 1.4.3.4)、及び一級アミンオキシダーゼ(EC 1.4.3.21)が公知である。この内モノエタノールアミンを酸化する作用が具体的に確認されている蛋白質としては以下の4種の酵素がある。



モノエタノールアミンオキシダーゼとしては、Arthrobacter属由来の酵素(非特許文献1)及びPhormia regina由来の酵素(非特許文献2)の2種が公知である。Arthrobacter属由来のモノエタノールアミンオキシダーゼの比活性は0.0621μmol/min/mgである。Phormia regina由来のモノエタノールアミンオキシダーゼの比活性は0.00026μmol/min/mgである。



一級アミンオキシダーゼの中で、Arthrobacter sp.(FERM P-06240及びBP-0421)由来の一級アミンオキシダーゼがモノエタノールアミンを酸化することが具体的に確認されている(非特許文献3)。該一級アミンオキシダーゼのモノエタノールアミンに対する比活性は9μmol/min/mgであるが、触媒効率(Vmax/Km)は0.6μmol・mg-1・min-1・mM-1である。その他の一級アミンオキシダーゼのモノエタノールアミンに対する作用は具体的に確認されていない。



モノアミンオキシダーゼのモノエタノールアミンに対する作用は具体的に確認されていない。

産業上の利用分野


本発明は、モノエタノールアミンを効率良く酸化する作用を有する蛋白質に関し、より詳細には、酸素及び水の存在下でモノエタノールアミンを酸化し、グリコールアルデヒド、アンモニア、及び過酸化水素となす反応を効率良く触媒する蛋白質に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記(A)又は(B)の蛋白質:
(A)配列番号1に記載のアミノ酸配列からなる蛋白質;
(B)配列番号1に記載のアミノ酸配列において、1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、下記式で表される反応を触媒する蛋白質。
HOCH2CH2NH2+O2+H2O→HOCH2CHO+NH3+H22

【請求項2】
下記(a)~(d)のいずれかの塩基配列を含む遺伝子:
(a)配列番号1に記載のアミノ酸配列からなる蛋白質をコードする塩基配列;
(b)配列番号1に記載のアミノ酸配列において、1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、下記式で表される反応を触媒する蛋白質をコードする塩基配列:
HOCH2CH2NH2+O2+H2O→HOCH2CHO+NH3+H22
(c)配列番号2に記載の塩基配列;
(d)配列番号2に記載の塩基配列において1又は複数個の塩基が欠失、置換若しくは付加された塩基配列であって、下記式で表される反応を触媒する蛋白質をコードする塩基配列。
HOCH2CH2NH2+O2+H2O→HOCH2CHO+NH3+H22

【請求項3】
請求項2に記載の遺伝子を含む組換えベクター。

【請求項4】
請求項3に記載の組換えベクターを含む形質転換体。

【請求項5】
請求項4に記載の微生物を培地で培養し、培養物中に請求項1に記載の蛋白質を生成蓄積させ、該培養物から該蛋白質を採取することを特徴とする蛋白質の製造方法。

【請求項6】
請求項1に記載の蛋白質を用いるモノエタノールアミンの酸化方法。

【請求項7】
請求項1に記載の蛋白質を用いてモノエタノールアミンからグリコールアルデヒド、アンモニア、又は過酸化水素を製造する方法。

【請求項8】
請求項1に記載の蛋白質を含有するモノエタノールアミン酸化剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録


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