TOP > 国内特許検索 > 歩行能力の検査装置

歩行能力の検査装置 UPDATE 新技術説明会

国内特許コード P180015329
整理番号 2018-013
掲載日 2018年10月10日
出願番号 特願2018-186509
公開番号 特開2020-054556
出願日 平成30年10月1日(2018.10.1)
公開日 令和2年4月9日(2020.4.9)
発明者
  • 池渕 充彦
  • 中島 重義
  • 加藤 良一
  • 西川 智哉
  • 菅原 鉄矢
出願人
  • 公立大学法人大阪
発明の名称 歩行能力の検査装置 UPDATE 新技術説明会
発明の概要 【課題】人の歩行能力を客観的かつ簡易に評価することが可能な検査装置を提供する。
【解決手段】人の歩行能力を検査する検査装置が提供される。前記検査装置は、前記人の歩行時の前記人の頭部又は頸部の加速度の時系列データである第1加速度データと、前記人の腰部の加速度の時系列データである第2加速度データとを取得するデータ取得部と、前記第1加速度データ及び前記第2加速度データに基づいて、前記人の歩行能力を表す指標として、前記頭部又は前記頸部の加速度の大きさ及び前記腰部の加速度の大きさがそれぞれ大きくなるほど大きくなる合成指標を算出する指標算出部とを備える。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

脳梗塞や脳出血を含む脳血管障害(急激に発症したものは、脳卒中と呼ばれる)の検査には、通常、MRIやCTが使用される。しかし、このような設備は、病院等の特定の施設にしかない。また、CTには、放射能侵襲があるし、MRIには、磁場侵襲がある。よって、MRIやCTを使用した画像診断は、日常的に受けるのには適さない。また、画像診断では、初見で脳血管障害の重症度を判断することもできない。

脳血管障害は、片麻痺の症状を伴うことが多く、この場合、患者には、歩行障害があらわれる。脳血管障害の患者の歩行能力を評価する指標に、FAC(Functional Ambulation Classification of the Hospital at Sagunto Score)と呼ばれる指標がある。また、片麻痺の重症度を評価する指標に、ブルンストロームステージ(BRS)と呼ばれる指標がある。

特許文献1は、片麻痺の患者及び健常者を含む被験者の腰に加速度計を装着して腰の軌道パターンを計測し、計測された腰の軌道パターンの幾何学的特徴とBRSとの関係性を評価している。

産業上の利用分野

本発明は、人の歩行能力を検査する検査装置、プログラム及び方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
人の歩行能力を検査する検査装置であって、
前記人の歩行時の前記人の頭部又は頸部の加速度の時系列データである第1加速度データと、前記人の腰部の加速度の時系列データである第2加速度データとを取得するデータ取得部と、
前記第1加速度データ及び前記第2加速度データに基づいて、前記人の歩行能力を表す指標として、前記頭部又は前記頸部の加速度の大きさ及び前記腰部の加速度の大きさがそれぞれ大きくなるほど大きくなる合成指標を算出する指標算出部と
を備える、検査装置。

【請求項2】
前記合成指標の大きさに応じて、前記人の歩行能力のレベルを判断する判断部
をさらに備える、
請求項1に記載の検査装置。

【請求項3】
前記合成指標は、前記第1加速度データに含まれる、前記人の歩行方向を基準として上下方向の成分及び左右方向の成分の少なくとも一方に基づいて算出される、
請求項1又は2に記載の検査装置。

【請求項4】
前記合成指標は、前記第2加速度データ含まれる、前記人の歩行方向を基準として上下方向の成分及び左右方向の成分の少なくとも一方に基づいて算出される、
請求項1から3のいずれかに記載の検査装置。

【請求項5】
前記合成指標は、前記第1加速度データに含まれる、複数の方向成分に基づいて算出される、
請求項1から4のいずれかに記載の検査装置。

【請求項6】
前記合成指標は、前記第2加速度データに含まれる、複数の方向成分に基づいて算出される、
請求項1から5のいずれかに記載の検査装置。

【請求項7】
請求項1から6のいずれかに記載の検査装置と、
前記第1加速度データ及び前記第2加速度データを計測する計測装置と
を備える、検査システム。

【請求項8】
前記計測装置は、加速度計、画像センサ及びモーションキャプチャシステムの少なくとも1つを含む、
請求項7に記載の検査システム。

【請求項9】
人の歩行能力を検査するための検査プログラムであって、
前記人の歩行時の前記人の頭部又は頸部の加速度の時系列データである第1加速度データと、前記人の腰部の加速度の時系列データである第2加速度データとを取得するステップと、
前記第1加速度データ及び前記第2加速度データに基づいて、前記人の歩行能力を表す指標として、前記頭部又は前記頸部の加速度の大きさ及び前記腰部の加速度の大きさがそれぞれ大きくなるほど大きくなる合成指標を算出するステップと
をコンピュータに実行させる、プログラム。

【請求項10】
人の歩行能力を検査するための検査方法であって、
前記人の歩行時の前記人の頭部又は頸部の加速度の時系列データである第1加速度データと、前記人の腰部の加速度の時系列データである第2加速度データとを取得するステップと、
前記第1加速度データ及び前記第2加速度データに基づいて、前記人の歩行能力を表す指標として、前記頭部又は前記頸部の加速度の大きさ及び前記腰部の加速度の大きさがそれぞれ大きくなるほど大きくなる合成指標を算出するステップと、
前記合成指標の大きさに応じて、前記人の歩行能力のレベルを判断するステップと
を含む、検査方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2018186509thum.jpg
出願権利状態 公開


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close