タモキシフェン類縁体を有効成分として含有する抗ガン剤
国内特許コード | P180015355 |
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整理番号 | T2005-054 |
掲載日 | 2018年10月22日 |
出願番号 | 特願2005-274471 |
公開番号 | 特開2006-117648 |
登録番号 | 特許第5234558号 |
出願日 | 平成17年9月21日(2005.9.21) |
公開日 | 平成18年5月11日(2006.5.11) |
登録日 | 平成25年4月5日(2013.4.5) |
優先権データ |
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発明者 |
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出願人 |
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発明の名称 |
タモキシフェン類縁体を有効成分として含有する抗ガン剤
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発明の概要 |
【課題】 抗ガン作用を有し、その製造法が簡便で効率的に製造し得るタモキシフェン類縁体を提供する。 【解決手段】 以下の式(I)で表わされる化合物を有効成分として含有することを特徴とする、抗ガン剤。 (式省略) (式中R1とR2はH又はアルキル基を表わし、一緒になって環を形成してもよい。nは0を含む整数を表わす。) 【選択図】なし |
従来技術、競合技術の概要 |
タモキシフェンは、以下の構造を有する化合物であり、ホルモン依存性乳ガンの治療薬として用いられてきた。 【化1】 また、これらタモキシフェン類縁体を合成するための製法についても、様々なものが提案され、本発明者等も、オレフィン部位を有するタモキシフェン類縁体の前駆体を、異性化触媒として酸性物質あるいはアルカリ性物質を使用して転移させることにより、安価かつ効率的にタモキシフェン類縁体を合成する方法を開発している(特許文献1)。 【特許文献1】 |
産業上の利用分野 |
本発明は、タモキシフェン類縁体を有効成分として含有する抗ガン剤、タモキシフェン類縁体の製造方法、及び新規タモキシフェン類縁体に関する。 |
特許請求の範囲 |
【請求項1】 以下の式(I)で表わされる化合物を有効成分として含有することを特徴とする、抗ガン剤。 【化1】 (省略) (但し、式中、R10は、ジメチルアミノ基、ピロリジン-1-イル基又はピペリジン-1-イル基を表し、式中の2つのR10は同一基である。) 【請求項2】 以下の式(I)で表わされる化合物を有効成分として含有することを特徴とする、血管新生抑制剤。 【化2】 (省略) (但し、式中、R10は、ジメチルアミノ基、ピロリジン-1-イル基又はピペリジン-1-イル基を表し、式中の2つのR10は同一基である。) 【請求項3】 以下の式(I)で表わされる、化合物。 【化3】 (省略) (但し、式中、R10は、ピロリジン-1-イル基又はピペリジン-1-イル基を表し、式中の2つのR10は同一基である。) |
国際特許分類(IPC) |
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Fターム |
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出願権利状態 | 登録 |
英語項目の表示
発明の名称 |
ANTICANCER AGENT CONTAINING TAMOXIFEN ANALOGUE AS ACTIVE INGREDIENT
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発明の概要 |
PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a tamoxifen analogue having anticancer activity and capable of being efficiently produced by a simple method. SOLUTION: An anticancer agent contains a compound expressed by formula (I) (R1 and R2 are each H or an alkyl, provided that R1 and R2 are allowed to together form a ring; and n is an integer including 0) as an active ingredient. |
『 タモキシフェン類縁体を有効成分として含有する抗ガン剤』に関するお問合せ
- 東京理科大学 研究戦略・産学連携センター
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