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廃油の再生方法及びその方法に用いられる吸着剤 NEW

国内特許コード P180015379
整理番号 S2017-0390-N0
掲載日 2018年11月1日
出願番号 特願2017-044935
公開番号 特開2018-145372
出願日 平成29年3月9日(2017.3.9)
公開日 平成30年9月20日(2018.9.20)
発明者
  • 森口 哲次
  • 尾迫 修二
  • 芹生 功
出願人
  • 国立大学法人九州工業大学
  • 株式会社キューヘン
発明の名称 廃油の再生方法及びその方法に用いられる吸着剤 NEW
発明の概要 【課題】安価な吸着剤を用いて廃油を再生する廃油の再生方法及びその方法に用いられる吸着剤を提供する。
【解決手段】本発明に係る廃油の再生方法は、漆喰、珪藻土、モンモリロナイト、ベントナイト及びマリンシルトのいずれか1又は2以上を有する吸着剤を廃油に接触させて、吸着剤に廃油中の酸化劣化物を吸着させる工程Aと、酸化劣化物を吸着した吸着剤を廃油から取り除く工程Bとを有する。また、廃油の再生方法に用いる吸着剤は、漆喰、珪藻土、モンモリロナイト、ベントナイト及びマリンシルトのいずれか1又は2以上を有する。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


絶縁及び冷却を目的に変圧器の内部に満たされた絶縁油は、時間の経過により酸化劣化する。日本国内では、変圧器が、オーバーホールの実施により継続して利用されるのに対し、酸化劣化した絶縁油のほとんどは、廃棄され、単なる熱源として燃焼される。
1980年代までは、硫酸を用いた絶縁油の再生事業が存在していたが、廃棄物として、特別管理産業廃棄物に該当する硫酸ピッチが排出され問題となっていた。その後、微量PCB問題により絶縁油再生のニーズが無くなり、現在、国内での絶縁油の再生事業は存在しない。



一方、近年、絶縁油へのPCBの混入の防止が徹底され、PCBが未含有の絶縁油を回収できる仕組みが構築されつつある。また、3R運動に則って物の再生再利用が求められている。
従来、酸化劣化した絶縁油の再生技術にはPCB除去を主目的としたものがあるが、PCBが未含有の絶縁油を対象に当該技術を流用することは、経済面が課題となって現実的ではない。そこで、PCB除去を目的としない絶縁油の再生方法が求められ、その方法の具体例が例えば特許文献1に記載されている。

産業上の利用分野


本発明は、絶縁油や潤滑油等の廃油を再生する廃油の再生方法及び廃油の再生に用いられる吸着剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
漆喰、珪藻土、モンモリロナイト、ベントナイト及びマリンシルトのいずれか1又は2以上を有する吸着剤を廃油に接触させて、該吸着剤に該廃油中の酸化劣化物を吸着させる工程Aと、前記酸化劣化物を吸着した前記吸着剤を前記廃油から取り除く工程Bとを有することを特徴とする廃油の再生方法。

【請求項2】
請求項1記載の廃油の再生方法において、前記工程Aで、前記廃油を40℃以上に加熱した状態で攪拌することを特徴とする廃油の再生方法。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の廃油の再生方法において、前記吸着剤は、前記珪藻土、前記モンモリロナイト、前記ベントナイト及び前記マリンシルトのいずれか1又は2以上からなり、前記酸化劣化物を吸着し前記廃油から取り除かれた後に還元焼成した前記吸着剤を、再び新たな廃油中の酸化劣化物の吸着に用いることを特徴とする廃油の再生方法。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の廃油の再生方法において、前記吸着剤を取り除いた前記廃油に酸化防止剤を添加する工程を更に有することを特徴とする廃油の再生方法。

【請求項5】
廃油中の酸化劣化物を吸着する吸着剤において、漆喰、珪藻土、モンモリロナイト、ベントナイト及びマリンシルトのいずれか1又は2以上を有することを特徴とする吸着剤。

【請求項6】
請求項5記載の吸着剤において、前記珪藻土、前記モンモリロナイト、前記ベントナイト及び前記マリンシルトのいずれか1又は2以上からなることを特徴とする吸着剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


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