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カセット装填装置 NEW

国内特許コード P180015388
整理番号 S2017-0484-N0
掲載日 2018年11月1日
出願番号 特願2017-054108
公開番号 特開2018-155680
出願日 平成29年3月21日(2017.3.21)
公開日 平成30年10月4日(2018.10.4)
発明者
  • 平木 雅彦
  • 中村 哲朗
出願人
  • 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
  • 株式会社ミラプロ
発明の名称 カセット装填装置 NEW
発明の概要 【課題】簡便かつ確実に結晶保持具をカセットの収容孔に装填する。
【解決手段】上面に開口を有して液体窒素6を収容する真空断熱容器7と、前記真空断熱容器7内に収容されたカセット8の収容孔に装填する結晶保持具5を装着および脱着するホルダ15と、前記ホルダ15を三次元方向に移動させる三次元移動機3と、前記真空断熱容器7と前記ホルダ15と前記三次元移動機3を囲み外界と内界を仕切るケース2と、前記ケース2内を乾燥させる乾燥機10とを備えたカセット装填装置1。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来、タンパク質等の生体高分子の立体構造を解析することが新薬開発等の様々な分野で役立つことが知られており、この生体高分子を解析することが行われている。



特に、創薬の分野では、設計した多量の薬剤の候補がタンパク質と相互作用するかどうかをつきとめるために、タンパク質と多種の薬剤とを一緒に結晶化したタンパク質結晶を大量に準備し、X線を用いた結晶構造解析を行っている。



このような生体高分子の立体構造を解析するためには、生体高分子の結晶を液体窒素により凍結して凍結結晶とし、この凍結結晶にX線を照射し、そのX線が凍結結晶に照射されたときに生体高分子から出る回折線等を検出して分析する必要がある。



このような生体高分子の立体構造の解析に用いられるX線は、加速器によって生成されたものである。このため、このようなX線解析装置が設置されている施設は限られている。従って、適宜の施設にて生体高分子の結晶化と凍結を行い、この生体高分子を凍結したままX線解析装置のある施設に搬送し、その施設にて解析が行われる。すなわち、凍結した凍結結晶を搬送する必要がある。



このような搬送に利用できる装置として、凍結結晶の処理装置が提案されている(特許文献1参照)。この処理装置は、作業者がワンドと格納容器支持具を操作し、格納容器支持具によって支持された格納容器を液体窒素の中につけ、この液体窒素の中でワンドの先端のマウント具を格納容器内に収納するものである。



しかしながら、液体窒素の液面上方には白い靄が発生するために格納容器と結晶ホルダを視認することがむずかしく、さらにタンパク質結晶を捕集するマウント具の捕集部が繊細である。このため、慣れない者には難しい作業であり、格納容器にマウント具をうまく収納できずにタンパク質結晶を傷つけ又は落としてしまうことがあった。

産業上の利用分野


この発明は、例えば、結晶保持具を液体窒素内でカセットに装填するようなカセット装填装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
上面に開口を有して液体窒素を収容する液体窒素収容容器と、
前記液体窒素収容容器内に収容されたカセットの収容孔に装填する結晶保持具を装着および脱着する結晶保持具着脱部と、
前記結晶保持具着脱部を三次元方向に移動させる三次元移動部と、
前記液体窒素収容容器と前記結晶保持具着脱部と前記三次元移動部を囲み外界と内界を仕切るケースと、
前記ケース内を乾燥させる乾燥機とを備えた
カセット装填装置。

【請求項2】
前記結晶保持具着脱部は、
前記結晶保持具の装着面に磁力により吸着する吸着部と、
前記結晶保持具の装着面と前記吸着部が相対的に離間する方向へ前記結晶保持具を押圧できる押圧部と、
前記吸着部と前記押圧部が互いに近接および離間する方向へ前記吸着部と前記押圧部の少なくとも一方を相対的に移動させる近接離間移動部とを備えた
請求項1記載のカセット装填装置。

【請求項3】
前記近接離間移動部は、前記押圧部を位置固定した状態で前記吸着部を前記離間する方向へ移動させる構成である
請求項2記載のカセット装填装置。

【請求項4】
前記押圧部と前記吸着部は、前記近接離間移動部から取り外し可能な着脱ロッドに設けられ、
前記近接離間移動部は、前記着脱ロッドを取り付け/取り外しできる着脱機構部を有し、
前記ケースは、外界と内界を繋ぐ開口部と、前記開口部を被覆する開口部カバーを備え、
前記開口部は、前記着脱ロッドを通過させることができる大きさに形成された
請求項1、2、または3記載のカセット装填装置。

【請求項5】
前記乾燥機は前記ケースの外に設けられ、前記ケースの一部に、前記乾燥機からのホースを接続する乾燥機用開口部を設けて該乾燥機用開口部に前記ホースが接続されている
請求項1から4のいずれか1つに記載のカセット装填装置。

【請求項6】
前記液体窒素収容容器の底上面と前記カセットの底面中央の一方に凸部を設け、他方に凹部に設けて、前記凸部と前記凹部を嵌合させることによって前記カセットを支持する構成である
請求項1から5のいずれか1つに記載のカセット装填装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017054108thum.jpg
出願権利状態 公開
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