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ヌクレオシド誘導体及びその利用 NEW 新技術説明会

国内特許コード P180015419
整理番号 (S2015-2046-N0)
掲載日 2018年11月5日
出願番号 特願2017-539920
出願日 平成28年9月13日(2016.9.13)
国際出願番号 JP2016077006
国際公開番号 WO2017047594
国際出願日 平成28年9月13日(2016.9.13)
国際公開日 平成29年3月23日(2017.3.23)
優先権データ
  • 特願2015-180893 (2015.9.14) JP
発明者
  • 上野 義仁
出願人
  • 国立大学法人岐阜大学
発明の名称 ヌクレオシド誘導体及びその利用 NEW 新技術説明会
発明の概要 以下の式(1)で表されるヌクレオシド誘導体を提供する。
【化1】



(式(1)中、Yは縮合していない芳香族系若しくは複素環式炭化水素基又は縮合多環系炭化水素基を表し、W1は、水素原子、水酸基保護基、リン酸エステル基を表し、W2は、水素原子、水酸基保護又はリン酸エステル基を表し、R1、R2及びR3は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1~4の直鎖状の飽和炭化水素基を表す。)
従来技術、競合技術の概要


核酸医薬は、DNAやRNAの成分である4種類の塩基を組み合わせて化学合成した医薬品であり、疾患を引き起こす遺伝子に直接作用しその発現を抑制すると考えられている。核酸医薬には、アンチセンスDNAを用いたアンチセンス医薬、RNAを用いたsiRNA医薬、miRNA医薬等がある。例えば、アンチセンス法は、アンチセンスDNAが相補的な一本鎖mRNAに結合することによって対応するタンパク質の発現を抑制する方法であり、その作用機構はpre-mRNAのスプライシング阻害やmRNAへのリボソーム結合阻害などの立体障害によるものと、RNase HによるmRNAの分解の二つがある。



RNase HはDNA/RNA二本鎖のRNA鎖のみを特異的に加水分解する酵素であり、アンチセンスDNA/RNA二本鎖がRNase Hの基質となれば、アンチセンスDNAは触媒量でタンパク質の発現を抑制することができる。アンチセンス法を成立させるためには、合成したオリゴヌクレオチドが標的mRNAと安定な二本鎖を形成すること、生体内に存在するヌクレアーゼに対して耐性があること等であること等が必要となる。



また、siRNAやmiRNAなどの核酸医薬においても、合成したRNAが標的mRNAと安定な二本鎖を形成すること、生体内に存在するヌクレアーゼに対して耐性があること等が同様に必要となる。



これまでにオリゴヌクレオシド誘導体として、ベンゼン-リン酸骨格の人工核酸の合成が報告されている(特許文献1)。また、糖部がメチレン骨格からなるグリコール核酸(GNA)も報告されている(非特許文献1)。

産業上の利用分野


本明細書は、新規なヌクレオシド誘導体及びその利用に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
以下の式(1)で表されるヌクレオシド誘導体。
【化1】


(式(1)中、Yは縮合していない芳香族系若しくは複素環式炭化水素基又は縮合多環系炭化水素基を表し、W1は、水素原子、水酸基保護基、リン酸エステル基を表し、W2は、水素原子、水酸基保護又はリン酸エステル基を表し、R1、R2及びR3は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1~4の直鎖状の飽和炭化水素基を表す。)

【請求項2】
前記Yは、縮合多環系炭化水素基である、請求項1に記載のヌクレオシド誘導体。

【請求項3】
前記Yは、ピリミジン骨格又はプリン骨格を含む塩基を表す、請求項1又は2に記載のヌクレオシド誘導体。

【請求項4】
以下の式(2)で表されるヌクレオシド誘導体単位を備える、オリゴヌクレオチド誘導体。
【化2】


(式(2)中、Yは縮合していない芳香族系炭化水素基若しくは複素環式炭化水素基又は縮合多環系炭化水素基を表し、R1、R2及びR3は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1~4の直鎖状の飽和炭化水素基を表す。)

【請求項5】
前記ヌクレオシド誘導体単位を2個以上連続して備える、請求項4に記載のオリゴヌクレオチド誘導体。

【請求項6】
前記ヌクレオシド誘導体単位を5’末端及び/又は3’末端に2個以上連続して備える、請求項5に記載のオリゴヌクレオチド誘導体。

【請求項7】
前記オリゴヌクレオチ誘導体は、オリゴデオキシリボヌクレオチドである、請求項4~6ののいずれかに記載のオリゴヌクレオチド誘導体。

【請求項8】
請求項4~7ののいずれかに記載のオリゴヌクレオチド誘導体を含む遺伝子発現抑制剤。

【請求項9】
前記オリゴヌクレオチド誘導体は、オリゴデオキシリボヌクレオチドである、請求項8に記載の遺伝子発現抑制剤。

【請求項10】
前記オリゴヌクレオチド誘導体は、オリゴリボヌクレオチドである、請求項8に記載の遺伝子発現抑制剤。

【請求項11】
請求項4~7のいずれかに記載のオリゴヌクレオチド誘導体を含む、アプタマー。

【請求項12】
請求項4~7のいずれかに記載のオリゴヌクレオチド誘導体を含む、CpGオリゴヌクレオチド。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017539920thum.jpg
出願権利状態 公開
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