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脳由来神経栄養因子の発現誘導剤及び組成物 NEW コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P180015428
整理番号 (H27-S03)
掲載日 2018年11月5日
出願番号 特願2017-556098
出願日 平成28年12月14日(2016.12.14)
国際出願番号 JP2016087237
国際公開番号 WO2017104706
国際出願日 平成28年12月14日(2016.12.14)
国際公開日 平成29年6月22日(2017.6.22)
優先権データ
  • 特願2015-247942 (2015.12.18) JP
発明者
  • 津田 正明
  • 福地 守
  • 森 寿
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 脳由来神経栄養因子の発現誘導剤及び組成物 NEW コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】BDNF遺伝子発現誘導能活性を有する生薬またはエキスを有効成分とする医薬又は組成物の提供を目的とする。
【解決手段】甘草、縮砂、何首烏、黄耆、葛根、山椒、赤芍、大黄、釣藤鉤、苦参、炮附子、麻黄、防已、良姜およびそれらのエキスは、BDNF遺伝子発現誘導活性を有し、それらを単独、混合、他の生薬を配合した漢方方剤は、うつ病やアルツハイマー病などの精神疾患や神経変性疾患による脳機能低下の改善に有用である。
【選択図】 図2
従来技術、競合技術の概要


我が国では、高齢化社会の影響により認知症などの神経系の疾患急増が問題視されている。
このような疾患による脳機能の低下は、患者本人の生活の質の重大な低下を招き、また介護に関わる家族の負担も増えるため、これら疾患の治療薬開発だけでなく、予防の観点からの研究開発は、精神衛生や社会福祉を考える上で非常に重要な取り組みである。
特に予防においては、日常的な服用が可能な薬剤の開発が求められる。
そこで注目されるのが、生薬に代表される伝統医薬品である。
これら伝統医薬品は、長年の使用実績から安全性の面で克服すべきハードルが低い一方、科学的根拠に乏しいものも少なくなく、特に中枢神経系への効果については未解明な部分が多い。
また、数多く存在する生薬の中から、脳機能低下の予防効果を有するものを検索することは、時間・労力・コストの面で非常に困難であるものの、例えば、生薬の人参、乾姜及び山椒の漢方方剤である大建中湯のマウスにおける記憶・学習増強効果(非特許文献1)、杏仁、麻黄、桂枝、人参、当帰、センキュウ、乾姜、甘草及び石膏からなる神経栄養因子合成促進剤(特許文献1)、薬用ニンジンのアルコール抽出物中の神経細胞賦活物質(特許文献2)などが報告されている。



【特許文献1】
日本国特開平7-25777号公報
【特許文献2】
日本国特開平6-316527号公報
【非特許文献1】
J Nat Med(2006) 60:64-67

産業上の利用分野


本発明は、脳由来神経栄養因子の発現を誘導する活性を有する生薬に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
甘草、縮砂、何首烏、黄耆、葛根、山椒、赤芍、大黄、釣藤鉤、苦参、炮附子、麻黄、防已、良姜又はそれらのエキスから選ばれる一つ以上を有効成分として含有することを特徴とする脳由来神経栄養因子の発現誘導剤。

【請求項2】
何首烏、山椒、赤芍、釣藤鉤、良姜、大黄、麻黄又はそれらのエキスから選ばれる一つ以上を有効成分として含有することを特徴とする脳由来神経栄養因子の発現誘導剤。

【請求項3】
有効成分として人参又はそのエキスが追加された請求項1又は2記載の脳由来神経栄養因子の発現誘導剤。

【請求項4】
甘草、縮砂、何首烏、黄耆、葛根、山椒、赤芍、大黄、釣藤鉤、苦参、炮附子、麻黄、防已、良姜又はそれらのエキスから選ばれる一つ以上を有効成分として含有することを特徴とする脳由来神経栄養因子の発現を誘導する組成物。

【請求項5】
何首烏、山椒、赤芍、釣藤鉤、良姜、大黄、麻黄又はそれらのエキスから選ばれる一つ以上を有効成分として含有することを特徴とする脳由来神経栄養因子の発現を誘導する組成物。

【請求項6】
有効成分として人参又はそのエキスが追加された請求項4又は5記載の脳由来神経栄養因子の発現を誘導する組成物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017556098thum.jpg
出願権利状態 公開
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