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精鉱製造方法及び精鉱製造システム NEW

国内特許コード P180015442
整理番号 B000025JP
掲載日 2018年11月6日
出願番号 特願2014-561200
登録番号 特許第5754697号
登録日 平成27年6月5日(2015.6.5)
国際出願番号 JP2014070377
国際公開番号 WO2016017032
国際出願日 平成26年8月1日(2014.8.1)
国際公開日 平成28年2月4日(2016.2.4)
発明者
  • 中村 威一
  • ▲高▼橋 達
出願人
  • 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
発明の名称 精鉱製造方法及び精鉱製造システム NEW
発明の概要 本精鉱製造方法は、第1の水と粉末状の原鉱とを混合した第1混合水を生成する第1混合水生成工程(S1)と、第1混合水を第1分離部に通して、第1混合水に含まれる第1浮遊鉱物と、第1沈降鉱物と、第1濾過水とに分離する第1分離工程(S2)と、第1の水と異なる第2の水と第1沈降鉱物とを混合した第2混合水を生成する第2混合水生成工程(S3)と、第2混合水を第2分離部に通して、第2混合水に含まれる第2浮遊鉱物と、第2沈降鉱物と、第2濾過水とに分離する第2分離工程(S4)と、を備え、第1混合水生成工程において、第1濾過水を第1の水の一部として使用するとともに、第2混合水生成工程において、第2濾過水を第2の水の一部として使用する。
従来技術、競合技術の概要 従来、錫鉱石やタングステン鉱石のような酸化物を浮選により選鉱する方法が知られている。特許文献1には、二酸化チタン鉱石から、浮選により二酸化チタン精鉱を製造する方法が開示されている。また、非特許文献1には、タングステン鉱石から、浮選によりタングステン精鉱を製造する方法が開示されている。

図4は、非特許文献1に開示されている従来の精鉱製造方法の工程を示す図である。図4に示すように、酸化物を浮選により選鉱する場合、ボールミルにより鉱石を粉砕した後に、鉱石が含有する硫化物を除去するための第1浮選処理(脱硫浮選処理)を施す。続いて、脱硫浮選処理において得られる沈降鉱物に対して第2の浮選処理(タングステン浮選処理)を施すことにより、酸化物である錫鉱物やタングステン鉱物を回収する。第1の浮選処理においては、硫化物を浮遊させるための硫化物捕収剤が用いられ、第2の浮選処理においては、酸化物を浮遊させるための酸化物捕収剤が用いられる。
産業上の利用分野 本発明は、浮選により精鉱を製造するための精鉱製造方法及び精鉱製造システムに関する。
特許請求の範囲 【請求項1】
第1の水と粉末状の原鉱とを混合した第1混合水を生成する第1混合水生成工程と、
前記第1混合水を、前記第1混合水に含まれる第1浮遊鉱物と、第1沈降鉱物と、第1濾過水とに分離する第1分離工程と、
前記第1の水と異なる第2の水と前記第1沈降鉱物とを混合した第2混合水を生成する第2混合水生成工程と、
前記第2混合水を、前記第2混合水に含まれる第2浮遊鉱物と、第2沈降鉱物と、第2濾過水とに分離する第2分離工程と、
を備え、
前記第1混合水生成工程において、前記第1濾過水を前記第1の水の一部として使用するとともに、前記第2混合水生成工程において、前記第2濾過水を前記第2の水の一部として使用する、
精鉱製造方法。

【請求項2】
前記第1分離工程は、
前記第1混合水に含まれる第1浮遊鉱物が浮遊した状態にするとともに、第1沈降鉱物が沈降した状態にする第1浮選工程と、
前記第1浮選工程の後に行われる、前記第1混合水の一部を第1浮遊鉱物分離部に通して、前記第1混合水に含まれる前記第1浮遊鉱物と第1濾過水とに分離する第1浮遊鉱物分離工程と、
前記第1浮選工程の後に行われる、前記第1混合水の他の一部を第1沈降鉱物分離部に通して、前記第1混合水に含まれる前記第1沈降鉱物と第1濾過水とに分離する第1沈降鉱物分離工程と、
を含み、
前記第2分離工程は、
前記第2混合水に含まれる第2浮遊鉱物が浮遊した状態にするとともに、第2沈降鉱物が沈降した状態にする第2浮選工程と、
前記第2浮選工程の後に行われる、前記第2混合水の一部を第2浮遊鉱物分離部に通して、前記第2混合水に含まれる前記第2浮遊鉱物と第2濾過水とに分離する第2浮遊鉱物分離工程と、
前記第2浮選工程の後に行われる、前記第2混合水の他の一部を第2沈降鉱物分離部に通して、前記第2混合水に含まれる前記第2沈降鉱物と第2濾過水とに分離する第2沈降鉱物分離工程と、
を含む、
請求項1に記載の精鉱製造方法。

【請求項3】
前記第2浮遊鉱物分離工程は、
第1温度において、前記第2混合水から前記第2浮遊鉱物を含む鉱物を浮選する工程と、
前記第1温度よりも高い第2温度において、前記第2浮遊鉱物を含む鉱物と、前記第2濾過水とを混合した第3混合水を生成する工程と、
前記第3混合水の一部を前記第2浮遊鉱物分離部に通して、前記第3混合水に含まれる前記第2浮遊鉱物を分離する工程と、
を含む、
請求項に記載の精鉱製造方法。

【請求項4】
前記第1分離工程の前記第1浮選工程において、第1捕収剤を前記第1混合水に添加することにより、前記第1浮遊鉱物を生成し、
前記第2分離工程の前記第2浮選工程において、前記第1捕収剤と異なる第2捕収剤を前記第2混合水に添加することにより、前記第2浮遊鉱物を生成する、
請求項2又は3に記載の精鉱製造方法。

【請求項5】
前記第1分離工程の前記第1浮選工程において、第1の有機化合物を含む前記第1捕収剤と前記原鉱に含まれる硫化物とを反応させることにより、前記第1浮遊鉱物を生成し、
前記第2分離工程の前記第2浮選工程において、第2の有機化合物を含む前記第2捕収剤と前記第1沈降鉱物に含まれる酸化物とを反応させることにより、前記第2浮遊鉱物を生成する、
請求項に記載の精鉱製造方法。

【請求項6】
前記第1分離工程において、前記第1濾過水と外部から取得した水とを混合した水を前記第1の水として使用し、
前記第2分離工程において、前記第2濾過水と外部から取得した水とを混合した水を前記第2の水として使用する、
請求項1からのいずれか1項に記載の精鉱製造方法。

【請求項7】
前記第2沈降鉱物に含まれる水を除去してドライスタックする工程をさらに備える、
請求項1から6のいずれか1項に記載の精鉱製造方法。

【請求項8】
前記第1浮遊鉱物をセメント又はフライアッシュと混合して固形物を生成する工程と、 前記固形物の上にドライスタックする工程と、
をさらに備える、請求項7に記載の精鉱製造方法。

【請求項9】
第1の水と粉末状の原鉱とを混合した第1混合水を、第1浮遊鉱物と、第1沈降鉱物と、第1濾過水とに分離する第1分離部と、
前記第1の水と異なる第2の水と前記第1沈降鉱物とを混合した第2混合水を、第2浮遊鉱物と、第2沈降鉱物と、第2濾過水とに分離する第2分離部と、
前記第1濾過水を貯水する第1貯水部と、
前記第2濾過水を貯水する第2貯水部と、
を備え、
前記第1分離部は、前記第1貯水部の水を前記第1の水として使用するとともに、前記第2分離部は、前記第2貯水部の水を前記第2の水として使用する、
精鉱製造システム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2014561200thum.jpg
出願権利状態 登録


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