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抗炎症剤および抗炎症剤の製造方法 NEW 新技術説明会

国内特許コード P180015454
整理番号 44-P2010-187-JP01
掲載日 2018年11月19日
出願番号 特願2011-096656
公開番号 特開2012-229165
登録番号 特許第5916051号
出願日 平成23年4月24日(2011.4.24)
公開日 平成24年11月22日(2012.11.22)
登録日 平成28年4月15日(2016.4.15)
発明者
  • 佐伯 宏樹
  • 岸村 栄毅
出願人
  • 国立大学法人北海道大学
発明の名称 抗炎症剤および抗炎症剤の製造方法 NEW 新技術説明会
発明の概要 【課題】 高い安全性を有し、かつ経口投与した場合でも全身において有効である上、その抗炎症効果は市販の抗炎症薬に匹敵するほど高い抗炎症剤およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 タンパク質に還元糖を付加させてタンパク質分解酵素で処理して得られる還元糖が付加されたペプチドや還元糖が付加されたアミノ酸、またはタンパク質をタンパク質分解酵素で処理して得られるペプチドやアミノ酸に還元糖を付加させた還元糖が付加されたペプチドや還元糖が付加されたアミノ酸を有効成分とする抗炎症剤。
【選択図】 図8
従来技術、競合技術の概要


炎症は、生体が何らかの有害な刺激を受けたときに誘起される生体防御反応であり、血管拡張、血管透過性亢進、白血球遊走、結合組織増殖などの組織反応が誘起され、発赤、発熱、腫脹、疼痛などの炎症症状が発現する。慢性的な炎症は、腰痛、肩こり、関節痛を始めとする種々の疾病の原因となり、発癌の一因にもなり得る。



従って、炎症の予防や治療、症状緩和は大きな課題であり、抗炎症剤の開発が多数行われている。抗炎症剤としては、例えば、ステロイド系抗炎症剤や非ステロイド系抗炎症剤などが知られているが、これらの薬剤は副作用を示す場合があるため、より安全で有効な抗炎症剤の開発が求められている。



一方、本発明者らは、従来、魚肉などの筋肉タンパク質の利用に関して研究開発を行っており、本発明者らの特許文献1には水溶性の還元糖付加筋肉タンパク質が開示されている。また、非特許文献1には、鶏卵アルブミンのグルコース付加物が炎症性物質である一酸化窒素(NO)や炎症性サイトカイン(TNF-αおよびIL-6)の産生を誘導することが、非特許文献2には、ラクトグロブリンや血清アルブミンの糖化物が炎症シグナルのカスケードを活性化させないことが、非特許文献3には、ラクトグロブリンのマルトペンタオース付加物が炎症性サイトカイン(TNF-αおよびIL-6)の産生を抑制することがそれぞれ開示されている。

産業上の利用分野


本発明は、抗炎症剤および抗炎症剤の製造方法に関し、より詳細には、タンパク質に還元糖を付加させてタンパク質分解酵素で処理して得られる還元糖が付加されたペプチドや還元糖が付加されたアミノ酸、またはタンパク質をタンパク質分解酵素で処理して得られるペプチドやアミノ酸に還元糖を付加させた還元糖が付加されたペプチドや還元糖が付加されたアミノ酸を有効成分とする抗炎症剤およびその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
筋肉タンパク質に由来するペプチドであって還元糖が付加されたペプチドおよび筋肉タンパク質に由来するアミノ酸であって還元糖が付加されたアミノ酸を有効成分とする抗炎症剤。

【請求項2】
炎症性疾患予防および/または治療剤である、請求項1に記載の抗炎症剤。

【請求項3】
下記(1)または(2)の工程を有する抗炎症剤の製造方法;
(1)(i)筋肉タンパク質に還元糖を付加させる工程、
(ii)前記還元糖を付加させた筋肉タンパク質をタンパク質分解酵素で処理して、還元糖が付加されたペプチドおよび還元糖が付加されたアミノ酸を得る工程、
または、
(2)(iii)筋肉タンパク質をタンパク質分解酵素で処理してペプチドおよびアミノ酸を得る工程、
(iv)前記ペプチドおよびアミノ酸に還元糖を付加して、還元糖が付加されたペプチドおよび還元糖が付加されたアミノ酸を得る工程。

【請求項4】
筋肉タンパク質が、軟体動物もしくは甲殻類の筋肉、魚肉、畜肉または獣肉の少なくともいずれか由来の筋肉タンパク質である、請求項3に記載の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2011096656thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) 食品素材蛋白質の機能改変
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