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口腔内装置及び口腔内装置の作製方法 NEW 新技術説明会

国内特許コード P180015459
整理番号 136-P2014-040-JP01
掲載日 2018年11月19日
出願番号 特願2014-219234
公開番号 特開2016-083276
出願日 平成26年10月28日(2014.10.28)
公開日 平成28年5月19日(2016.5.19)
発明者
  • グン 剣萍
  • 黒川 孝幸
  • 羽根 由貴子
  • 金子 知生
  • 飯田 順一郎
  • 三古谷 忠
出願人
  • 国立大学法人北海道大学
発明の名称 口腔内装置及び口腔内装置の作製方法 NEW 新技術説明会
発明の概要 【課題】口腔内に口蓋閉鎖床を安定的に装着することのできる口腔内装置及びその作製方法の提供。
【解決手段】ポリカーボネート等のフレームと、前記フレーム上に形成された、、ポリ-N-(カルボキシメチル)-N,N-ジメチル-2-(メタクリロイロキシ)エタンアミニウム等の主鎖がメチレンビスアクリルアミド等の架橋剤によって架橋された架橋体を口腔内粘膜に接触させて用いるゲル組成物よりなる口腔内装置。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


口蓋裂患者に、鼻咽喉閉鎖機能の改善を目的として、口蓋裂閉鎖前に口蓋閉鎖床を装着することがある。硬口蓋の鼻口腔交通部を口蓋閉鎖床によって閉鎖することで、呼気鼻漏を防止し、言語発達に支障が出ないようにするためである。



口蓋閉鎖床のレジン床には、一般的に、維持装置としてボールクラスプ、アダムスクラスプが使用される(図3)。



また、口蓋閉鎖床に義歯安定剤を用いる試みもなされており、種々の義歯安定剤が提案されている。



特許文献1では、脱酢酸タイプの常温縮合型液状シリコーンゴムに低重合ポリ酢酸ビニル樹脂を添加攪拌して溶解せしめた軟粘着物であることを特徴とする義歯安定剤、義歯安定剤が義歯床に裏装されていることを特徴とする義歯が開示されている。また、特許文献2では、疎水性ゴム状物質(ポリイソブチレン)と水膨潤性高分子物質とを主基剤とする義歯安定剤が開示されている。また、特許文献3では、酢酸ビニル樹脂、ワセリン、エタノールおよび水を含有する義歯安定剤が開示されている。

産業上の利用分野


本発明は、口腔内装置及び口腔内装置の作製方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
フレームと、
前記フレーム上に形成された、主鎖が架橋剤によって架橋された架橋体を含むゲル組成物と、
を備え、
前記ゲル組成物を口腔内粘膜に接触させて用いられる口腔内装置。

【請求項2】
前記主鎖は、ポリ-N-(カルボキシメチル)-N,N-ジメチル-2-(メタクリロイロキシ)エタンアミニウム、ポリジメチルアクリルアミド、ポリアクリルアミド、ポリN-オルニチンアクリルアミド、ポリN-(2-ヒドロキシプロピル)アクリルアミド、ポリヒドロキシ-エチルアクリレート、ポリヒドロキシエチルメタクリレート、ポリ(ポリエチレングリコール)アクリレート、ポリ(ポリエチレングリコール)メタクリレート、ポリN-ビニルピロリドン、ポリN-フェニルアクリルアミド、ポリジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリベンジルメタクリルアミド、ポリビニルアルコール、ポリ-2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリ-3-(メタクリロイルアミノ)プロピルトリメチルアンモニウムクロリド、ポリアクリロイロキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド、ポリメタクリラトエチルトリメチルアンモニウムクロリド及びポリ―4-ビニルピリジンクロリドからなる群より少なくとも1つ選択される、
ことを特徴とする請求項1に記載の口腔内装置。

【請求項3】
前記主鎖は、ポリ-N-(カルボキシメチル)-N,N-ジメチル-2-(メタクリロイロキシ)エタンアミニウムである、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の口腔内装置。

【請求項4】
前記架橋剤は、メチレンビスアクリルアミド、メチレンビスメタクリルアミド、ブタンジオールジアクリレート、ブタンジオールジメタクリレート、エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、アリル(メタ)アクリレート、トリアリルシアヌレート、ジアリルマレアート、ポリアリルエステル、テトラアリルオキシエタン、トリアリルアミン、テトラアリルエチレンジアミン、ペンタエリスリトールトリアリルエステル及びエチレンビスアクリルアミドからなる群より少なくとも1つ選択される、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の口腔内装置。

【請求項5】
前記フレームは、ポリカーボネートを含む、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の口腔内装置。

【請求項6】
口蓋閉鎖床である、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の口腔内装置。

【請求項7】
モノマーと重合開始剤と架橋剤とを混合し、前記モノマーを重合させて主鎖とし、前記主鎖を前記架橋剤によって架橋させることで、フレーム上にゲル組成物を形成させる工程を含む口腔内装置の作製方法。

【請求項8】
前記主鎖は、ポリ-N-(カルボキシメチル)-N,N-ジメチル-2-(メタクリロイロキシ)エタンアミニウム、ポリジメチルアクリルアミド、ポリアクリルアミド、ポリN-オルニチンアクリルアミド、ポリN-(2-ヒドロキシプロピル)アクリルアミド、ポリヒドロキシ-エチルアクリレート、ポリヒドロキシエチルメタクリレート、ポリ(ポリエチレングリコール)アクリレート、ポリ(ポリエチレングリコール)メタクリレート、ポリN-ビニルピロリドン、ポリN-フェニルアクリルアミド、ポリジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリベンジルメタクリルアミド、ポリビニルアルコール、ポリ-2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリ-3-(メタクリロイルアミノ)プロピルトリメチルアンモニウムクロリド、ポリアクリロイロキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド、ポリメタクリラトエチルトリメチルアンモニウムクロリド及びポリ―4-ビニルピリジンクロリドからなる群より少なくとも1つ選択される、
ことを特徴とする請求項7に記載の口腔内装置の作製方法。

【請求項9】
前記主鎖は、ポリ-N-(カルボキシメチル)-N,N-ジメチル-2-(メタクリロイロキシ)エタンアミニウムである、
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の口腔内装置の作製方法。

【請求項10】
前記架橋剤は、メチレンビスアクリルアミド、メチレンビスメタクリルアミド、ブタンジオールジアクリレート、ブタンジオールジメタクリレート、エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、アリル(メタ)アクリレート、トリアリルシアヌレート、ジアリルマレアート、ポリアリルエステル、テトラアリルオキシエタン、トリアリルアミン、テトラアリルエチレンジアミン、ペンタエリスリトールトリアリルエステル及びエチレンビスアクリルアミドからなる群より少なくとも1つ選択される、
ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の口腔内装置の作製方法。

【請求項11】
前記重合開始剤は、ベンゾフェノン、2-オキソグルタル酸、ペルオキソ二硫酸ナトリウム、カリウムおよびアンモニウム塩、過酸化水素、tert-ブチルペルオキシド、tert-ブチルヒドロペルオキシド、ペルオキソ二リン酸カリウム、tert-ブチルペルオキシピバレート、クミルヒドロペルオキシド、イソプロピルベンジルモノヒドロペルオキシド及びアゾビスイゾブチロニトリルからなる群より少なくとも1つ選択される、
ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の口腔内装置の作製方法。

【請求項12】
前記口腔内装置は、口蓋閉鎖床である、
ことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の口腔内装置の作製方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
参考情報 (研究プロジェクト等) 粘着性ゲルの口腔内装置への応用
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