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IMMUNE RESPONSE CONTROLLING AGENT meetings

Patent code P180015461
File No. 137-P2014-015-JP01
Posted date Nov 19, 2018
Application number P2014-133377
Publication number P2016-011272A
Patent number P6385732
Date of filing Jun 27, 2014
Date of publication of application Jan 21, 2016
Date of registration Aug 17, 2018
Inventor
  • (In Japanese)北村 秀光
  • (In Japanese)武冨 紹信
  • (In Japanese)大野 陽介
  • (In Japanese)大竹 淳矢
  • (In Japanese)寺田 聖
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人北海道大学
Title IMMUNE RESPONSE CONTROLLING AGENT meetings
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a nucleic acid which can activate or inhibit in vivo immune responses, particularly DC immune response-related functions.
SOLUTION: The invention relates to an immune response controlling agent containing as an active ingredient at least one nucleic acid selected from the group consisting of a microRNA represented in tables 1-7, a microRNA complementary to the microRNA, an inhibitory nucleic acid to the microRNA and the complementary microRNA, and functional equivalents thereof. According to the invention, an immune response of an organism or a DC separated from the organism can be controlled by using a nucleic acid, and the prevention, improvement, or treatment of diseases caused by a decreased immune function or diseases caused by an abnormal enhancement of the immune function becomes possible.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

樹状細胞(Dendritic cells、以下DCと称する)は、自然免疫と獲得免疫との橋渡しをすることで免疫系において非常に重要な役割を果たしている。特にDCは、免疫関連細胞を制御するIFN-α、IFN-βなどのサイトカインを産生し、またCD4陽性T細胞あるいはCD8陽性T細胞に対して外来抗原を提示する機能を有する細胞すなわち抗原提示細胞として、免疫系において重要な役割を有する。例えばDCは内部に取り込んだ抗原を分解してその断片を自身の表面に発現しているMHCクラスI分子あるいはMHCクラスII分子を介してナイーブCD4陽性T細胞あるいはCD8陽性T細胞にそれぞれ提示することで、抗原特異的なキラーT細胞やヘルパーT細胞などのエフェクターT細胞への分化を誘導し、さらにヘルパーT細胞の活性化を介して抗体産生細胞の分化を誘導し、抗原特異的な抗体の産生を促すなどして、生体の免疫応答に関与する。またDCは、エフェクターT細胞への分化誘導に作用するインターロイキン(IL)-12などを産生する。

本来、排除すべき外来抗原又はがん細胞などの異常な細胞に対しては、DCによる抗原提示及びその後の免疫応答はより活性化されることが好ましい。一方、DCを介した免疫応答が過敏又は過剰になると、本来寛容であるべき外来物質に対する免疫応答が必要以上に誘導されてアレルギー性疾患が誘発されたり、自己免疫疾患が引き起こされたりするおそれがある。そのため、DCの機能を介した免疫応答を適切に調節すること、具体的にはDCの免疫応答に関する機能を状況に応じて活性化したり抑制したりすることのできる技術は、免疫系に関連する様々な疾患の治療等において有用であり得る。

DCを活性化することのできる物質としては、タイプ1-サイトカインとして知られるIFN-α及びIFN-β、並びにtoll-like receptor(TLR)を介して作用する免疫アジュバントなどが知られている。また、DCの機能を抑制することのできる物質としては、IL-10、IL-6及びプロスタグランジンE2などが知られている。また、IL-17はIL-6の産生を誘導する機能を有していることから、IL-17もDCの機能を抑制することのできる物質の一つであると考えられる。

IL-6は、DCに作用することで、MHCクラスII分子及びCD86の発現を抑制して抗原提示能を低下させると共に、ナイーブT細胞からのエフェクターT細胞であるヘルパーT細胞への分化誘導能を有するIL-12の産生も抑制する。近年、がん微小環境下でIL-6が産生誘導されていることが報告されており、がん細胞に対する免疫療法の治療効果が十分に発揮されない原因の一つとして、このがん微小環境におけるIL-6の発現によるDCの機能抑制が指摘されている(非特許文献1)。

一方、様々な疾患、とくにがんに関連して、特異的な塩基配列を有する微小なRNA(マイクロRNA、以下、miRと表す)が注目されている。miRは20~25塩基からなる短い一本鎖RNAであり、これと相補的な配列を持つmRNAと相互作用することによって遺伝子発現及び転写調節に関与することが知られている。miRはがんにおけるバイオマーカーとしても注目され、がんの治療法の適性や治療効果の判定などへの適用について検討がなされている。

しかし、免疫応答を制御する、特にDCを介した免疫応答においてDCに作用してその機能を活性化したり抑制したりすることのできるmiRについては、注目すべき成果はまだ報告されていない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、免疫応答、特に樹状細胞の免疫応答機能を制御することのできる核酸を有効成分とする、免疫応答制御剤に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
表1に示されるマイクロRNA、前記マイクロRNAと相補的なマイクロRNA、前記マイクロRNA及び前記相補的なマイクロRNAに対する阻害性核酸並びにそれらの機能的等価物よりなる群から選択される少なくとも一種以上の核酸を有効成分とする、樹状細胞の抗原応答機能を制御するための免疫応答制御剤であって、前記機能的等価物は、表1に示されるマイクロRNAをコードする核酸、表1に示されるマイクロRNAの塩基配列の一部が修飾されたヌクレアーゼ分解に対して安定な核酸若しくはこれらのキメラRNA、又は表1に示されるマイクロRNAに対する阻害性核酸をコードする核酸、表1に示されるマイクロRNAに対する阻害性核酸の塩基配列の一部が修飾されたヌクレアーゼ分解に対して安定な核酸若しくはこれらのキメラRNAであって、かつ樹状細胞の抗原応答機能を制御することができる核酸又はキメラRNAである、前記免疫応答制御剤
【表1】
 
(省略)

【請求項2】
 
樹状細胞の抗原応答機能が樹状細胞の抗原提示機能又はサイトカイン産生機能である、請求項1に記載の免疫応答制御剤。

【請求項3】
 
さらに樹状細胞の抗原応答機能の制御を介してT細胞のサイトカイン産生機能を制御するための、請求項1又は2に記載の免疫応答制御剤。

【請求項4】
 
請求項1~3のいずれか一項に記載の免疫応答制御剤を含有する医薬。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2014133377thum.jpg
State of application right Registered
Reference ( R and D project ) (In Japanese)免疫・癌細胞の機能制御剤およびバイオマーカー
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