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漁場予測装置、漁場予測システム、海洋環境データ共有装置および海洋環境データ共有システム NEW 外国出願あり

国内特許コード P180015465
整理番号 262-P2015-038-JP01
掲載日 2018年11月19日
出願番号 特願2015-129487
公開番号 特開2017-012024
出願日 平成27年6月29日(2015.6.29)
公開日 平成29年1月19日(2017.1.19)
発明者
  • 五十嵐 弘道
  • 石川 洋一
  • 齊藤 誠一
  • ▲高▼橋 文宏
出願人
  • 国立研究開発法人海洋研究開発機構
  • 国立大学法人北海道大学
  • 株式会社グリーン&ライフ・イノベーション
発明の名称 漁場予測装置、漁場予測システム、海洋環境データ共有装置および海洋環境データ共有システム NEW 外国出願あり
発明の概要 【課題】ユーザーにより観測された漁獲量や水温等の海洋環境データである観測データと、ユーザーごとに設定された共有情報に基づいて共有された共有観測データから、漁場の予測を行う漁場予測装置を得る。
【解決手段】漁場予測システム10は、ユーザーにより観測された漁獲量や水温等の観測データを格納する観測データDB111と、ユーザーごとに設定された共有情報を格納する共有情報DB130を備え、共有情報に基づいて、観測データを共有する。また、共有データを用いて漁場の予測を行う漁場予測部141を備える。そのため観測データの効率的な共有が可能となり、観測データを提供することにより他者の観測データを得ることができるというインセンティブが存在するため、積極的なデータ共有が可能となる。また最新の観測データが記録された観測データを用いて漁場予測を行うため、漁場予測精度が向上する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来、漁業者が効率的な漁業を行うために、漁獲対象の存在する可能性が高い場所を地図に記載するなどの、漁場予測が行われていた。従来の漁場予測は、水温等の人工衛星などで観測された海洋環境データと、各漁業者の長年の経験に基づくノウハウと個別に蓄積された漁労データに基づき、独自に予測を行う必要があった。



このような課題に対応するために、ノウハウや漁労データを数値化して記録する漁労データベースを設置し、漁場予測の際にこの漁労データベースを参照する漁場予測装置が、特許文献1に開示されている。

産業上の利用分野


本発明は、ユーザーにより観測された漁獲量や水温等の海洋環境データである観測データと、ユーザーごとに設定された共有情報に基づいて共有された共有観測データから、漁場の予測を行う漁場予測装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ユーザーにより観測された海洋環境データである、観測データを取得する観測データ取得部と、
前記観測データを格納する観測データDBと、
ユーザー情報が格納された、ユーザー情報DBと、
前記観測データを、前記ユーザーごとに共有するか否かについての設定情報である、共有情報が格納された共有情報DBと、
漁場予測を要求する信号である漁場予測要求を取得する漁場予測要求取得部と、
取得した前記漁場予測要求があったユーザーについての、前記ユーザー情報と該ユーザーに関する前記共有情報に基づき共有された共有観測データから、漁場の予測を行う漁場予測部と、
を備える、漁場予測装置。

【請求項2】
前記漁場予測装置は、
外部のDBが有する海洋環境データである外部データを取得する、外部データ取得部と、
前記外部データを格納する外部データDBと、を更に備え、
前記漁場予測部は、前記外部データを用いて漁場の予測を行う、請求項1に記載の漁場予測装置。

【請求項3】
前記漁場予測装置は、
各ユーザーの前記観測データの項目毎に、他のユーザーへ公開するかどうかを設定した情報である、公開情報データを格納する公開情報DBを更に備える、請求項1又は2に記載の漁場予測装置。

【請求項4】
前記漁場予測部は、
漁獲対象ごとの過去の漁獲量および、海域の状態を数値で表現した変数である、環境変数から、漁獲対象がどの程度生息し易いかを前記環境変数ごとに数値化したSI値、すなわちSuitability Indexの値を算出し、
前記SI値を統合することで、前記海域が前記漁獲対象にとってどの程度好適であるかを数値化したHSI値、すなわちHabitat Suitability Indexの値を用いて漁場の予測をすることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の漁場予測装置。

【請求項5】
前記漁場予測部は、前記漁獲対象の実際の漁獲量と、前記漁場の予測における前記SI値とを比較し、比較結果に基づいて前記予測結果を更新する、予測式更新部を更に備える請求項4に記載の漁場予測装置。

【請求項6】
前記観測データは、漁獲対象毎の、緯度経度情報、魚群探知情報、漁獲量、クロロフィル量、海水温、塩分濃度、流速、混合層深度、海面高度および海面高度の勾配のいずれか、又は組み合わせである、請求項1から5の何れかに記載の漁場予測装置。

【請求項7】
請求項1から6に記載の何れかの漁場予測装置と、ユーザー端末と、を備え、
前記ユーザー端末は、
前記観測データを前記漁場予測装置へ送信する送信部と、
前記漁場予測部から出力された予測結果を取得する予測結果取得部と、
前記予測結果を記載した漁場予測地図をユーザーへと表示する漁場予測地図表示部と、
を備えることを特徴とする漁場予測システム。

【請求項8】
ユーザーにより観測された海洋環境データである、観測データを取得する観測データ取得部と、
前記観測データを格納する観測データDBと、
ユーザー情報が格納された、ユーザー情報DBと、
前記観測データを、前記ユーザーごとに共有するか否かについての設定情報である、共有情報が格納された共有情報DBと、
共有された観測データの出力を要求する信号である、データ共有要求を取得するデータ共有要求取得部と、
取得した前記データ共有要求があったユーザーについての、前記ユーザー情報と該ユーザーに関する前記共有情報に基づき共有された共有観測データを出力する共有観測データ出力部と、
を備える、海洋環境データ共有装置。

【請求項9】
請求項8に記載の海洋環境データ共有装置と、ユーザー端末と、を備え、
前記ユーザー端末は、
前記観測データを前記海洋環境データ共有装置へ送信する送信部と、
前記共有観測データ出力部から出力された共有観測データを取得する共有観測データ取得部と、
前記共有観測データを記載した海洋環境地図をユーザーへと表示する海洋環境地図表示部と、
を備えることを特徴とする海洋環境データ共有システム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015129487thum.jpg
出願権利状態 公開
参考情報 (研究プロジェクト等) 気候変動下における北極海洋システムの回復力と適応力
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