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ITOナノ粒子及びその製造方法 NEW

国内特許コード P180015518
整理番号 4234
掲載日 2018年11月21日
出願番号 特願2013-128191
公開番号 特開2015-003866
登録番号 特許第6077946号
出願日 平成25年6月19日(2013.6.19)
公開日 平成27年1月8日(2015.1.8)
登録日 平成29年1月20日(2017.1.20)
発明者
  • 山本 有紀
  • 寺西 利治
  • 坂本 雅典
出願人
  • 東ソー株式会社
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 ITOナノ粒子及びその製造方法 NEW
発明の概要 【課題】 大環状π共役化合物を配位子として有するITOナノ粒子、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】
ITOナノ粒子の表面に大環状π共役化合物が配位子として配位子しており、かつこの大環状π共役化合物がITOナノ粒子に対して平面方向で配位していることを特徴とする、大環状π共役化合物配位ITOナノ粒子。また、炭素鎖数6~24の直鎖または分岐の、アルコール類またはアミン類を配位子として有するITOナノ粒子前駆体を出発物質として、配位子交換によって、中間体であるカルボン酸化合物を配位子として有するITOナノ粒子を製造し、次いで配位子交換によって大環状π共役化合物を配位させることを特徴とする、ITOナノ粒子の製造方法。
【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要


一般にスズドープ酸化インジウム(以下ITOと略す)のナノ粒子の製造方法としては、CVD法や噴霧熱分解法などの気相法と、化学的な還元反応を利用した湿式法が知られているが、従来の湿式法によって製造したITOナノ粒子は凝集性が強く、単分散粒子が得られ難いため、凝集が少ない高純度のナノ粒子は、その多くが気相法によって製造されていた。一方、気相法によって得たITOナノ粒子は単分散性に優れるが、製造コストが高く、かつ粒度制御が難しいと云う問題がある。そこで、分散性に優れたITOナノ粒子の湿式製造方法が試みられている。



ITOナノ粒子の湿式製造方法に関しては、いくつかの手法が提案されている。例えばインジウムと少量のスズの塩を含む水溶液をアルカリと反応させて、インジウムとスズの水酸化物を共沈させ、不要な塩を取り除いた後に、大気中で加熱焼成して酸化物にすることにより製造する方法、また、共沈の代わりにこれらの混合物を用いる方法(例えば特許文献1、2参照。)も提案されている。通常、ナノ粒子に高い分散安定性を付与するためには、例えば分散剤を用いる方法や、バインダー、PH調整剤を添加する方法(例えば特許文献3参照。)が提案されているが、添加物割合が増え、ITOナノ粒子分散液の純度が低下することが懸念される。



そこで、分散剤や特殊な分散処理を必要とせず、高い分散性を付与するために、ITOナノ粒子の表面を、少量の有機物層が配位した、有機物配位ITOナノ粒子の製造法(例えば特許文献4、非特許文献1参照。)が近年提案されている。

産業上の利用分野


本発明は、大環状π共役化合物を配位子に有するITOナノ粒子に関するものであり、より詳しくは、大環状π共役化合物がナノ粒子に対して平面方向で配位していることを特徴とする、ITOナノ粒子、及びその製造方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
炭素数6~24の直鎖または分岐の、アルコール類またはアミン類を配位子として有するITOナノ粒子を前駆体として、配位子交換によって、中間体であるカルボン酸化合物を配位子として有するITOナノ粒子を製造し、次いで配位子交換によって、一般式(1)~(4)である大環状π共役化合物を配位させることを特徴とする、ITOナノ粒子の製造方法。
【化1】


(式中、R~R48はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アミノ基、カルボキシル基、チオール基、ヒドロキシル基、炭素数1~10の直鎖、分岐または環状アルキル基;末端にアミノ基、カルボキシル基、チオール基、ヒドロキシル基より選ばれるいずれかの官能基を有する炭素数1~10の直鎖、分岐または環状のアルキル基;炭素鎖中に、酸素原子、硫黄原子、カルボニル基、エステル基、アミド基、イミノ基を含有する炭素数1~10の直鎖、分岐または環状のアルキル基を表す。)
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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