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細胞の膜蛋白質の標識方法、触媒化合物及び標識された細胞

国内特許コード P180015533
整理番号 4698
掲載日 2018年11月21日
出願番号 特願2014-178679
公開番号 特開2016-053485
登録番号 特許第6454105号
出願日 平成26年9月3日(2014.9.3)
公開日 平成28年4月14日(2016.4.14)
登録日 平成30年12月21日(2018.12.21)
発明者
  • 林 隆宏
  • 高岡 洋輔
  • 浜地 格
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 細胞の膜蛋白質の標識方法、触媒化合物及び標識された細胞
発明の概要 【課題】生細胞上で標的となる膜タンパク質を選択的に標識することができる方法を提供する。
【解決手段】一般式(I)で表される触媒化合物と下記式(III)Ar-X-CO-L-Fl(III)(式中、Arは置換されていてもよいアリール基又はヘテロ芳香環基を示す。Lは単結合又は2価の連結基を示す。Flは標識基を示す。XはS又はOを示す。)で表されるアシルドナー化合物を細胞に作用させる工程を含む、一般式(I)中のAbが親和性を有する膜たんぱく質を-CO-L-Fl基で標識する方法。



【選択図】図5
従来技術、競合技術の概要


標的タンパク質のリガンドとジメチルアミノピリジン(DMAP)からなる触媒部分を含む化合物をタンパク質に作用させてリガンド-タンパク質複合体を形成し、前記触媒の基質であるプローブ含有化合物を添加してプローブにより標的タンパク質を標識する触媒型ラベル化法が知られている(非特許文献1)。また、リガンドに代えて糖タンパク質の糖鎖を認識するレクチンを触媒部分と適当なリンカーを介して結合した化合物を用いて糖タンパク質を標識化する方法が知られている(非特許文献2)。



これらの方法は、リガンド又は糖鎖を有する標的タンパク質には適用可能であるが、適当なリガンド又は糖鎖を持たないタンパク質を選択的に標識することはできない。

産業上の利用分野


本発明は、細胞の膜蛋白質の標識方法、触媒化合物及び標識された細胞に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一般式(I)
【化1】


(式中、Ab1-S-は、ジスルフィド結合に関与しない-SH基を有するシステイン残基を有するscFvまたはアフィボディ(Ab1-SH)からHが脱離した基を示す。L1は単結合又は2価の連結基を示す。Zは下記式(II)
【化2】


で表される触媒部分(moiety)を少なくとも1つ含む基である)で表される触媒化合物と下記式(III)
Ar-X-CO-L2-Fl (III)
(式中、Arは置換されていてもよいアリール基若しくはヘテロ芳香環基を示す。L2は単結合又は2価の連結基を示す。Flは標識基を示す。XはS又はOを示す。)
で表されるアシルドナー化合物を細胞に作用させる工程を含む、一般式(I)中のAb1が親和性を有する膜たんぱく質を-CO-L2-Fl基で標識する方法。

【請求項2】
Z基が下記式(IIIa)で示される基である請求項1に記載の方法。
【化3】



【請求項3】
一般式(I)
【化4】


(式中、Ab1-S-は、ジスルフィド結合に関与しない-SH基を有するシステイン残基を有するscFvまたはアフィボディ(Ab1-SH)からHが脱離した基を示す。Lは単結合又は2価の連結基を示す。Zは下記式(II)
【化5】


で表される触媒部分(moiety)を少なくとも1つ含む基である)で表される触媒化合物。

【請求項4】
前記Lが、2価の連結基を示す、請求項3に記載の触媒化合物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2014178679thum.jpg
出願権利状態 登録
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