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(In Japanese)原発性アルドステロン症の検出方法及びモノクローナル抗体 achieved

Patent code P180015556
File No. 3978
Posted date Nov 21, 2018
Application number P2014-539773
Patent number P6345596
Date of filing Oct 2, 2013
Date of registration Jun 1, 2018
International application number JP2013076787
International publication number WO2014054675
Date of international filing Oct 2, 2013
Date of international publication Apr 10, 2014
Priority data
  • P2012-222030 (Oct 4, 2012) JP
Inventor
  • (In Japanese)岡村 均
  • (In Japanese)土居 雅夫
  • (In Japanese)佐藤 文俊
  • (In Japanese)笹野 公伸
  • (In Japanese)森本 玲
  • (In Japanese)伊藤 貞嘉
  • (In Japanese)中村 保宏
  • (In Japanese)高瀬 圭
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人京都大学
  • (In Japanese)国立大学法人東北大学
Title (In Japanese)原発性アルドステロン症の検出方法及びモノクローナル抗体 achieved
Abstract (In Japanese)本発明は、以下の工程(1)及び工程(2)を含む、アルドステロン産生腺腫(APA)及び/又は副腎過形成(IHA)の検出方法を提供する:
工程(1):アルドステロン(A)及びコルチゾール(F)を産生するための必須酵素である3βHSD(3β-hydroxy-Δ5-steroid dehydrogenase)の副腎サンプル中の活性を評価する工程
(ここで、前記3βHSDは、Aを産生するためのプレグネノロン(P5)からプロゲステロン(P4)を経由するA-経路と、Fを産生するための17ヒドロキシプレグネノロン(17OH-P5)から17ヒドロキシプロゲステロン(17OH-P4)を経由するF-経路に作用し、F-経路と比較したA-経路の相対頻度を示すA-経路/F-経路比(AFR、A-経路をF-経路で割算したもの)を算出することで3βHSD活性を評価する)、
工程(2):工程(1)で算出したA-経路/F-経路比(AFR)に基づいてAPA及び/又はIHAを検出する工程。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

原発性アルドステロン症とは副腎から自律的にアルドステロンとよばれるステロイドが過剰に分泌される疾患であり、食塩感受性高血圧の原因となる。原発性アルドステロン症には大きく分けて腫瘍性と非腫瘍性(特発性)の2つの相異なる病態が存在する。形態的には、前者が片側性の腺腫(aldosterone producing adenoma, 以下APA)であるのに対し、後者は両側性の副腎過形成(idiopathic hyperaldosteronism, 以下IHA)である。APAとIHAではその治療方針が全く異なるため(前者が副腎摘除術、後者が薬物治療)、その鑑別診断は非常に重要となる。しかしながら、APAとIHAを区別できるような病態識別マーカーはこれまでに見つかっておらず、そのため最終的に病理標本を用いて確定診断が行われる際には上述のAPAとIHAの形態的な特徴の差のみが判定材料に用いられていた。

3β水酸化ステロイド脱水素酵素(3β-hydroxysteroid dehydrogenase-isomerase, 以下略して3β-HSD)は、副腎や精巣、胎盤組織等で発現し、ステロイド合成の必須ステップを触媒する酵素である。ヒトの3β-HSDにはHSD3B1とHSD3B2とよばれる2種のサブタイプが存在する。しかしながら、これら2種類のサブタイプは構造的に類似しており、アミノ酸配列で比較すると両者は92% も一致するため(非特許文献1)、この酵素のサブタイプの違いを抗体によって識別することは困難だとされてきた。

従来、原発性アルドステロン症の病理診断を行う際には、病変部のステロイド合成能を判定する目的でPan-HSD3B抗体(サブタイプ非特異性抗体)を用いた免疫組織染色により診断が広く行われてきた(非特許文献2および3)。しかしながら、このPan抗体ではサブタイプの区別がつかないため、APAやIHAの病巣部において発現する酵素がどちらのサブタイプであるかということは全くわからぬまま、APAとIHAの病変部にみられる形態的特徴の差のみを指標にAPAとIHAの病態鑑別が行われてきた。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、原発性アルドステロン症の検出方法及びモノクローナル抗体に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
ヒトHSD3B1及び/又はヒトHSD3B2の発現量もしくは発現パターンのAPAとIHAの鑑別のための使用。

【請求項2】
 
ヒトHSD3B2を特異的に認識し、ヒトHSD3B1を認識せず、配列番号2に示されるHSD3B2ポリペプチドの39番目のArg(R)を認識し、配列番号1に示されるHSD3B1ポリペプチドの40番目のGly(G)を認識しない、ヒトHSD3B2に対するモノクローナル抗体を副腎サンプルに適用して、副腎におけるヒトHSD3B2ポリペプチドの発現量を測定する工程を含む、APAとIHAの鑑別方法。

【請求項3】
 
前記モノクローナル抗体が、ヒトの組織標本を用いた免疫組織化学的解析においてサブタイプ特異性を保持する、請求項2に記載のAPAとIHAの鑑別方法。

【請求項4】
 
前記モノクローナル抗体が、変性したHSD3B2ポリペプチドと未変性のHSD3B2ポリペプチドの両方を認識することができる、請求項2に記載のAPAとIHAの鑑別方法。

【請求項5】
 
副腎サンプルが副腎静脈血または摘出した副腎である、請求項2~4のいずれか1項に記載のAPAとIHAの鑑別方法。

【請求項6】
 
ヒトHSD3B2を特異的に認識し、ヒトHSD3B1を認識せず、配列番号2に示されるHSD3B2ポリペプチドの39番目のArg(R)を認識し、配列番号1に示されるHSD3B1ポリペプチドの40番目のGly(G)を認識しない、ヒトHSD3B2に対するモノクローナル抗体を含む、APAとIHAを鑑別診断するためのキット。

【請求項7】
 
前記モノクローナル抗体が、ヒトの組織標本を用いた免疫組織化学的解析においてサブタイプ特異性を保持する、請求項6に記載のキット。

【請求項8】
 
前記モノクローナル抗体が、変性したHSD3B2ポリペプチドと未変性のHSD3B2ポリペプチドの両方を認識することができる、請求項6に記載のキット。

【請求項9】
 
さらにヒトHSD3B1を特異的に認識する抗体を含む、請求項6~8のいずれか1項に記載のキット。

【請求項10】
 
ELISA、RIA、サンドイッチ測定法、ポリアクリルアミドゲル上のウェスタンブロット、免疫ブロット分析法または免疫組織化学染色方法で測定することを特徴とする請求項6~9のいずれか1項に記載のキット。

【請求項11】
 
ヒトHSD3B1及び/又はヒトHSD3B2の発現量もしくは発現パターンに基づきAFRとIHAを鑑別する方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
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