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(In Japanese)T細胞の分化誘導方法、T細胞の製造方法、T細胞、医薬組成物、及び、スクリーニング方法

Patent code P180015565
File No. 3627
Posted date Nov 21, 2018
Application number P2014-512405
Patent number P5900865
Date of filing Mar 12, 2013
Date of registration Mar 18, 2016
International application number JP2013056758
International publication number WO2013161408
Date of international filing Mar 12, 2013
Date of international publication Oct 31, 2013
Priority data
  • P2012-101390 (Apr 26, 2012) JP
Inventor
  • (In Japanese)菅井 学
  • (In Japanese)清水 章
  • (In Japanese)南部 由希子
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人京都大学
Title (In Japanese)T細胞の分化誘導方法、T細胞の製造方法、T細胞、医薬組成物、及び、スクリーニング方法
Abstract (In Japanese)CD4-CD8αα+ T細胞を分化誘導する方法の提供。一又は複数の実施形態において、CD4+CD8- T細胞をIL-2、TGF-β1、及びatRAが存在する条件下でin vitro培養することを含む、CD4+CD8- T細胞からCD4-CD8αα+ T細胞を分化誘導する方法に関する。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

特異的抗原に対して、免疫反応を惹起するか、免疫寛容を誘導するかを正しく選択することが、獲得免疫反応制御において最も重要である。自己抗原に対する免疫寛容は胸腺で作られる制御性T細胞(nTreg)、腸管での過剰な免疫反応抑制には誘導性制御性T細胞(iTreg)が重要であり、これらはともにCD4+Foxp3+ T細胞であることが知られている。自己免疫疾患を治療する目的で、過剰な免疫反応や自己に対する免疫反応を抑えるため、CD4+Foxp3+制御性T細胞を使うという試みが行われてきている。また、腫瘍に対する免疫抑制状態を解除し腫瘍を治療する目的で、CD4+Foxp3+制御性T細胞を抑えるという方向の試みも行われている。また、iTregは、ナイーブCD4 T細胞から試験管内で誘導できること、及び、レチノイン酸がiTregの誘導効率を上昇させることが報告されている(非特許文献1及び2)。

一方、CD8+ T細胞にも、制御性T細胞のものがあることが報告されている。CD8αβ+CD122+CD44+ICOSL+TCRαβ+ T細胞は、免疫応答を減衰させることが知られている(非特許文献3)。また、CD8αα+CD122+TCRαβ+ T細胞は、実験的自己免疫性脳炎(EAE)を阻害する制御性T細胞のスクリーニングによって同定された(非特許文献4及び5)。CD8αα+TCRαβ+ T細胞の移植が、ナイーブCD4 T細胞をSCIDマウスに移植することで発生する大腸炎を抑制できることが報告されている(非特許文献6)。また、非肥満性糖尿病マウスは、CD8αα+TCRαβ+ T細胞の発生が損なわれており、これらの細胞集団がなんらかの制御的な役割を持つことが指摘されている(非特許文献7)。

Field of industrial application (In Japanese)

本開示は、T細胞の分化誘導方法、T細胞の製造方法、T細胞、医薬組成物、及び、スクリーニング方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
CD4+CD8- T細胞をIL-2、TGF-β1、及びatRAが存在する条件下でin vitro培養することを含む、CD4+CD8- T細胞からCD4-CD8αα+ T細胞を分化誘導する方法。

【請求項2】
 
前記CD4+CD8- T細胞が、ナイーブCD4 T細胞である、請求項1記載の分化誘導方法。

【請求項3】
 
前記CD4+CD8- T細胞として、抗原特異的CD4+CD8- T細胞又は抗原特異的CD4+CD8- T細胞を増殖させた細胞集団を使用する、請求項1記載の分化誘導方法。

【請求項4】
 
前記培養が、TCRを刺激する手段がコーティングされた培養プレート上で行われる、請求項1から3のいずれかに記載の分化誘導方法。

【請求項5】
 
前記培養が、6日以上である、請求項1から4のいずれかに記載の分化誘導方法。

【請求項6】
 
培養開始時のCD4+CD8- T細胞の数が、5.0 x 105個/mL以下である、請求項1から5のいずれかに記載の分化誘導方法。

【請求項7】
 
培養開始時のatRAの濃度が、1μMを超える、請求項1から6のいずれかに記載の分化誘導方法。

【請求項8】
 
前記培養が、さらに、抗CD28抗体、抗IFN-γ抗体、及び抗IL-4抗体からなる群から選択される一種類、二種類、又は三種類の抗体が存在する条件下で行われる、請求項1から7のいずれかに記載の分化誘導方法。

【請求項9】
 
請求項1から8のいずれかに記載の分化誘導方法を行うことを含む、CD4-CD8αα+ T細胞の製造方法。

【請求項10】
 
CD4+CD8- T細胞からCD4-CD8αα+ T細胞への分化誘導を促進又は抑制する物質のスクリーニングにおける、請求項1から8のいずれかに記載の分化誘導方法の使用。

【請求項11】
 
CD4+CD8- T細胞からCD4-CD8αα+ T細胞へのin vivoでの分化誘導を促進又は抑制する物質のスクリーニング方法であって、テスト物質の存在下で請求項1から8のいずれかに記載の分化誘導方法を行うこと、及び、テスト物質の非存在下と比べてCD4-CD8αα+ T細胞の分化誘導の効率を促進又は抑制したテスト物質を候補物質として選択することを含む、スクリーニング方法。

【請求項12】
 
請求項1から8のいずれかに記載の分化誘導方法請求項10に記載の分化誘導方法の使用又は請求項11に記載のスクリーニング方法を行うためのキットであって、CD4+CD8- T細胞、IL-2、TGF-β1、atRA、及びTCRを刺激する手段がコーティングされた培養プレートからなる群から選択される少なくとも1つを含むキット。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2014512405thum.jpg
State of application right Registered
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