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矛盾作成装置、方法、及びプログラム NEW

国内特許コード P180015578
整理番号 5057
掲載日 2018年11月22日
出願番号 特願2015-179839
公開番号 特開2017-054434
出願日 平成27年9月11日(2015.9.11)
公開日 平成29年3月16日(2017.3.16)
発明者
  • 東中 竜一郎
  • 松尾 義博
  • 黒橋 禎夫
  • 河原 大輔
  • 高畠 悠
出願人
  • 日本電信電話株式会社
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 矛盾作成装置、方法、及びプログラム NEW
発明の概要 【課題】新しい矛盾事態ペアを作成できる。
【解決手段】関係抽出部20が、矛盾事態ペアデータベース18と、名詞関係データベース16とを照合することで、矛盾に関する名詞ペアの関係を抽出し、抽出した名詞ペアの関係を格納した関係リストを作成する。名詞ペア置換部28が、矛盾事態ペアデータベース18から得られる矛盾事態ペアについて、矛盾事態ペアに含まれる名詞ペアの関係が、関係リスト22に含まれる場合、名詞ペアの関係と同じ関係を持つ名詞ペアを名詞関係データベース16から取得し、取得した名詞ペアによって前記矛盾事態ペアの名詞ペアを置き換えることで矛盾事態ペアを作成する。単一名詞置換部30が、名詞関係データベース16から、取得した矛盾事態ペアが持つ共有名詞の同位語を抽出し、取得した同位語により矛盾事態ペアの共有名詞を置き換えることで、矛盾事態ペアを作成する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


自然言語処理における言語生成の分野では一貫した内容を持つ文章を生成することが重要である。しかし、コンピュータの生成する文章が一貫した内容を持つかを判定することは常識的な知識が必要となり簡単ではない。



たとえば、一貫性を欠く場合として、生成された文章に矛盾が含まれる場合がある。たとえば、「パリに行ったことがないが、エッフェル塔に登った」という文は矛盾を含んでいる。「パリに行ったことがない」ことと「エッフェル塔に登ったこと」は矛盾するからである。



このような矛盾を含む文章の生成を避けるためには、矛盾の知識を用いてチェックする必要がある。



たとえば、「パリに行ったことがない」ことと「エッフェル塔に登ったこと」が矛盾しているという知識をコンピュータが持っていれば、先の例のような文は生成されることはない。



このような矛盾知識を取得する方法論として,コーパスから自動獲得する方法(非特許文献1参照)やクラウドソーシング(インターネット上のユーザにデータ作成を依頼する手法)を用いる方法などがある(非特許文献2参照)。

産業上の利用分野


本発明は、矛盾作成装置、方法、及びプログラムに係り、特に、新たな矛盾事態ペアを作成するための矛盾作成装置、方法、及びプログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
矛盾する事態を表す文のペアである矛盾事態ペアを格納した矛盾事態ペアデータベースと、名詞ペア及び前記名詞ペアの関係を格納した名詞関係データベースとを照合することで、矛盾に関する名詞ペアの関係を抽出し、抽出した名詞ペアの関係を格納した関係リストを作成する関係抽出部と、
前記矛盾事態ペアデータベースから得られる前記矛盾事態ペアについて、前記矛盾事態ペアに含まれる名詞ペアの関係が、前記関係リストに含まれる場合、前記名詞ペアの関係と同じ関係を持つ名詞ペアを前記名詞関係データベースから取得し、前記取得した名詞ペアによって前記矛盾事態ペアの名詞ペアを置き換えることで矛盾事態ペアを作成する名詞ペア置換部と、
を含む矛盾作成装置。

【請求項2】
矛盾する事態を表す文のペアである矛盾事態ペアを格納した矛盾事態ペアデータベースから、前件と後件とで共通する共有名詞を持つ矛盾事態ペアを取得する矛盾事態ペア取得部と、
名詞ペア及び前記名詞ペアの関係を格納した名詞関係データベースから、前記矛盾事態ペア取得部によって取得した矛盾事態ペアが持つ共有名詞の同位語を抽出し、前記抽出した同位語により前記矛盾事態ペアの共有名詞を置き換えることで、矛盾事態ペアを作成する単一名詞置換部と、
を含む矛盾作成装置。

【請求項3】
前記作成された矛盾事態ペアに含まれる前記事態を表す文の各々について、大規模テキストコーパスにおける前記事態を表す文の頻度が閾値以上であるかをチェックして、前記作成された矛盾事態ペアに含まれる前記事態を表す文の各々の頻度が閾値以上であれば、前記矛盾事態ペアが適切であると判断するチェック部を更に含む請求項1又は2記載の矛盾作成装置。

【請求項4】
関係抽出部及び名詞ペア置換部を含む矛盾作成装置における矛盾作成方法であって、
前記関係抽出部が、矛盾する事態を表す文のペアである矛盾事態ペアを格納した矛盾事態ペアデータベースと、名詞ペア及び前記名詞ペアの関係を格納した名詞関係データベースとを照合することで、矛盾に関する名詞ペアの関係を抽出し、抽出した名詞ペアの関係を格納した関係リストを作成し、
前記名詞ペア置換部が、前記矛盾事態ペアデータベースから得られる前記矛盾事態ペアについて、前記矛盾事態ペアに含まれる名詞ペアの関係が、前記関係リストに含まれる場合、前記名詞ペアの関係と同じ関係を持つ名詞ペアを前記名詞関係データベースから取得し、前記取得した名詞ペアによって前記矛盾事態ペアの名詞ペアを置き換えることで矛盾事態ペアを作成する
矛盾作成方法。

【請求項5】
矛盾事態ペア取得部及び単一名詞置換部を含む矛盾作成装置における矛盾作成方法であって、
前記矛盾事態ペア取得部が、矛盾する事態を表す文のペアである矛盾事態ペアを格納した矛盾事態ペアデータベースから、前件と後件とで共通する共有名詞を持つ矛盾事態ペアを取得し、
前記単一名詞置換部が、名詞ペア及び前記名詞ペアの関係を格納した名詞関係データベースから、前記矛盾事態ペア取得部によって取得した矛盾事態ペアが持つ共有名詞の同位語を抽出し、前記抽出した同位語により前記矛盾事態ペアの共有名詞を置き換えることで、矛盾事態ペアを作成する
矛盾作成方法。

【請求項6】
チェック部が、前記作成された矛盾事態ペアに含まれる前記事態を表す文の各々について、大規模テキストコーパスにおける前記事態を表す文の頻度が閾値以上であるかをチェックして、前記作成された矛盾事態ペアに含まれる前記事態を表す文の各々の頻度が閾値以上であれば、前記矛盾事態ペアが適切であると判断することを更に含む請求項4又は5記載の矛盾作成方法。

【請求項7】
コンピュータを、請求項1~請求項3の何れか1項記載の矛盾作成装置を構成する各部として機能させるためのプログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015179839thum.jpg
出願権利状態 公開
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