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リビングラジカル重合触媒及びそれを用いた重合体の製造方法 NEW 実績あり 外国出願あり

国内特許コード P180015599
整理番号 4451
掲載日 2018年11月22日
出願番号 特願2015-562825
出願日 平成27年2月10日(2015.2.10)
国際出願番号 JP2015053629
国際公開番号 WO2015122404
国際出願日 平成27年2月10日(2015.2.10)
国際公開日 平成27年8月20日(2015.8.20)
優先権データ
  • 特願2014-025589 (2014.2.13) JP
発明者
  • 後藤 淳
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 リビングラジカル重合触媒及びそれを用いた重合体の製造方法 NEW 実績あり 外国出願あり
発明の概要 より安全面及びコスト面に優れ、かつ、種々のビニルモノマーに適用可能なリビングラジカル重合触媒並びに該リビングラジカル重合触媒を用いたポリマーの製造方法を提供すること。
ハロゲン化アルカリ金属化合物及びハロゲン化アルカリ土類金属化合物からなる群より選ばれる少なくとも一種を含有するリビングラジカル重合触媒。
従来技術、競合技術の概要


近年、ビニルモノマーを重合する手法の一つとして、リビングラジカル重合法が知られている。リビングラジカル重合法では、一般的に得られるビニルポリマーの分子量を制御することが比較的容易である。また、得られるポリマー中に含まれるビニルポリマーの分子量分布をより狭くすることができ、その指標となる重量分子平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が2以下のポリマーを容易に製造することができる。分子量や分子量分布は、得られるポリマーの物性に影響するため、リビングラジカル重合法により、ポリマーの物性を制御することが期待される。



従来、リビングラジカル重合法では、遷移金属錯体系触媒を用いたリビングラジカル重合反応が知られている。遷移金属錯体系触媒では、Cu、Ni、Re、Rh、Ru等の金属を中心金属とし、さらに配位子を設計して、錯体を得る必要がある。遷移金属錯体系触媒を用いる場合、触媒の使用量が多量となり、また、重合反応後に触媒を除くことは困難である。これらの金属は、毒性の高いものが多いため、生体への毒性、環境面等において問題となる可能性があった。さらに、多くの場合において、配位子は、価格が高価であるか、合成に煩雑な工程を要する等の問題を有していた。



これらの問題を解決するために、本発明者等は、リビングラジカル重合触媒として、イミダゾリウムアイオダイド等の非金属元素化合物を開発している(特許文献1)。特許文献1の触媒は、遷移金属を含まない触媒であるため、安全面ですぐれている上、高価な配位子を使用する必要がないため、コスト面でも優れている。



しかしながら、依然として、より安全面で優れ、かつ、よりコスト面に優れ、また、種々のビニルモノマーに適用可能なリビングラジカル重合触媒の開発が切望されている。

産業上の利用分野


本発明は、リビングラジカル重合反応に用いられる触媒及びそれを用いた重合体の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ハロゲン化アルカリ金属化合物及びハロゲン化アルカリ土類金属化合物からなる群より選ばれる少なくとも一種を含有するリビングラジカル重合触媒。

【請求項2】
ヨウ化アルカリ金属化合物及びヨウ化アルカリ土類金属化合物からなる群より選ばれる少なくとも一種を含有する、請求項1に記載のリビングラジカル重合触媒。

【請求項3】
ヨウ化ナトリウム及びヨウ化カリウムからなる群より選ばれる少なくとも一種を含有する、請求項1又は2に記載のリビングラジカル重合触媒。

【請求項4】
ラジカル重合性単量体をリビングラジカル重合によって重合させ、重合体を製造する方法であって、
請求項1~3のいずれか1項に記載のリビングラジカル重合触媒を用いてリビングラジカル重合を行う工程を含む、重合体の製造方法。

【請求項5】
前記触媒の使用量が、ラジカル重合性単量体 1モルに対して、0.000125~1モルである、請求項4に記載の製造方法。

【請求項6】
さらにポリエーテル化合物を添加してリビングラジカル重合反応を行う、請求項4又は5に記載の重合体の製造方法。

【請求項7】
前記ポリエーテル化合物の使用量が、前記リビングラジカル重合触媒 1モルに対して、1モル以上であり、かつ、ラジカル重合性単量体 100重量部に対して、10000重量部以下である、請求項6に記載の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015562825thum.jpg
出願権利状態 公開
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