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がんの予防または治療用医薬組成物 NEW 外国出願あり

国内特許コード P180015609
整理番号 3995
掲載日 2018年11月22日
出願番号 特願2015-503022
登録番号 特許第6391561号
出願日 平成26年2月27日(2014.2.27)
登録日 平成30年8月31日(2018.8.31)
国際出願番号 JP2014054893
国際公開番号 WO2014133085
国際出願日 平成26年2月27日(2014.2.27)
国際公開日 平成26年9月4日(2014.9.4)
優先権データ
  • 特願2013-037426 (2013.2.27) JP
発明者
  • 高折 晃史
  • 武田 俊一
  • 小林 正行
  • 多田 浩平
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 がんの予防または治療用医薬組成物 NEW 外国出願あり
発明の概要 核酸系逆転写酵素阻害薬であるアバカビルが、正常細胞のDNA複製を阻害することなくin vitroにおいてATL細胞に対して抗がん活性を発現することを見出した。アバカビルまたはその製薬上許容される誘導体は、がん、特に乳がんや成人T細胞白血病等のDNA修復機構に異常を有するがんの予防または治療用医薬組成物の有効成分として有用である。
従来技術、競合技術の概要


核酸系逆転写酵素阻害薬(NRTI:Nucleoside Analogue Reverse Transcriptase Inhibitor)は、抗ヒト免疫不全ウイルス1型(以下「HIV-1」と記す)薬として開発され、現在抗HIV治療の核をなす薬剤として使用されている。しかしながら、そのプロトタイプであるジドブジン(AZT)に関しては、ウイルスの逆転写のみならず、正常細胞のDNA複製阻害を惹き起こすことが知られている(非特許文献1参照)。一方、HIV-1と同様のヒトレトロウイルスであるヒトT細胞白血病ウイルス1型(以下「HTLV-1」と記す)に対して、各種の核酸系逆転写酵素阻害薬に抗ウイルス効果があることが知られている。さらに、HTLV-1感染に起因する成人T細胞白血病(Adult T cell Leukemia、以下「ATL」と記す)の治療においてインターフェロン(IFN)とジドブジンの併用療法が行なわれ、その効果が報告されている(非特許文献2、3参照)。しかし、in vitroにおいてジドブジンはATL細胞に対して抗がん効果がないことが報告されており(非特許文献4参照)、ATL細胞におけるジドブジンの作用機序は不明な点が多い。



NRTIの一種であるアバカビル(ABC)は抗HIV薬として臨床使用されており、抗HTLV-1効果を有することも報告されている(非特許文献5参照)。しかし、アバカビルの抗がん効果については知られていなかった。

産業上の利用分野


本発明は、がんの予防または治療用医薬組成物に関するものであり、詳細には、アバカビルまたはその製薬上許容される誘導体を有効成分として含有するがんの予防または治療用医薬組成物に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
アバカビルまたはその製薬上許容される塩もしくは溶媒和物を有効成分として含有する、成人T細胞白血病または肺がんの予防または治療用医薬組成物。

【請求項2】
PARP阻害剤と組み合わせて使用される、請求項1に記載の医薬組成物。

【請求項3】
トポイソメラーゼ阻害剤と組み合わせて使用される、請求項1に記載の医薬組成物。

【請求項4】
DNA切断作用を有する、請求項1~3のいずれかに記載の医薬組成物。

【請求項5】
細胞周期停止作用および/またはアポトーシス誘発作用を有する、請求項1~4のいずれかに記載の医薬組成物。

【請求項6】
アバカビルまたはその製薬上許容される塩もしくは溶媒和物を有効成分として含有する、成人T細胞白血病または肺がんのためのDNA二本鎖切断誘導剤。

【請求項7】
アバカビルまたはその製薬上許容される塩もしくは溶媒和物を有効成分として含有する、成人T細胞白血病または肺がんのためのがん細胞の増殖抑制剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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