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移植材料及びその調製方法 NEW 外国出願あり

国内特許コード P180015624
整理番号 4518
掲載日 2018年11月22日
出願番号 特願2016-521166
出願日 平成27年5月22日(2015.5.22)
国際出願番号 JP2015064792
国際公開番号 WO2015178490
国際出願日 平成27年5月22日(2015.5.22)
国際公開日 平成27年11月26日(2015.11.26)
優先権データ
  • 特願2014-107529 (2014.5.23) JP
発明者
  • 角 昭一郎
  • 大木 理恵子
  • 坂田 直昭
出願人
  • 国立大学法人京都大学
  • 国立大学法人東北大学
  • 大木 理恵子
  • 株式会社クラレ
発明の名称 移植材料及びその調製方法 NEW 外国出願あり
発明の概要 本発明は、臓器もしくは組織の細胞を含む移植材料の調製方法であって、前記細胞がPHLDA3の発現抑制下の細胞から構成されることを特徴とする、移植材料の調製方法を提供するものである。
従来技術、競合技術の概要


糖尿病患者の治療として、膵臓移植より患者の体への負担が少ないという事で膵島移植が行われている。



膵島移植の際の最大の課題は、未だ低率の移植成績を向上させる事にあるが、現行の膵島分離法では、100%の膵島を確保する事は不可能である。加えて、膵島分離過程による障害や、分離膵島が無血管状態となり虚血にさらされる事などの理由から膵島のアポトーシスが誘導され、分離後よりその数は減少し、インスリン分泌能は著しく低下する。さらに、移植後(現行の方法では門脈内に直接投与する)には、血液凝固反応などによって惹起される炎症反応物質・細胞の影響や膵島自身が末梢門脈を塞栓する事で移植部位の虚血が助長される事により、移植した膵島の大部分が早期に失われる。この現象は、膵島に限らず全ての移植材料に適用でき、移植材料を保護し、その機能を維持することが求められている。



膵島保護のためにEIF-5A1の遺伝子発現をsiRNAにより抑制することが提案されているが(特許文献1)、この方法ではその効果の程度や持続時間が共に限定的であった。

産業上の利用分野


本発明は、移植材料およびその調製方法、糖尿病治療薬並びに糖尿病治療薬のスクリーニング方法に関する。



また、本発明は、移植効率向上剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
臓器もしくは組織の細胞を含む移植材料の調製方法であって、前記細胞がPHLDA3の発現抑制下の細胞から構成されることを特徴とする、移植材料の調製方法。

【請求項2】
前記移植材料が腎臓、肝臓、肺、心臓、小腸、膵臓または膵島の移植材料である、請求項1に記載の移植材料の調製方法。

【請求項3】
移植材料を構成する細胞がMEN1の機能を保持している、請求項1又は2に記載の移植材料の調製方法。

【請求項4】
移植材料の調製をPHLDA3の発現又は機能を抑制する物質の作用下に行うことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の移植材料の調製方法。

【請求項5】
PHLDA3の発現抑制剤がPHLDA3のsiRNAであり、PHLDA3のsiRNAを細胞内に導入して移植材料の調製を行う、請求項4に記載の移植材料の調製方法。

【請求項6】
ジェノタイプがPHLDA3(-/-)またはPHLDA3(+/-)の細胞を用いて移植材料を調製することを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の移植材料の調製方法。

【請求項7】
細胞が生体適合性のカプセルに封入されている、請求項1~6のいずれかに記載の移植材料の調製方法。

【請求項8】
臓器又は組織の細胞から構成される移植材料であって、細胞のジェノタイプがPHLDA3(-/-)またはPHLDA3(+/-)である、移植材料。

【請求項9】
非ヒト哺乳動物由来である請求項8に記載の移植材料。

【請求項10】
移植材料が膵島である、請求項8又は9に記載の移植材料。

【請求項11】
PHLDA3抑制剤を含む糖尿病治療薬。

【請求項12】
PHLDA3プロモーターの制御下にレポーター遺伝子を含む発現ベクターを導入した細胞に候補物質を作用させ、レポーター遺伝子の発現量を低下させる候補物質を選択することを特徴とする、糖尿病治療薬のスクリーニング方法。

【請求項13】
PHLDA3の発現又は機能を抑制する物質を有効成分とする移植効率向上剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016521166thum.jpg
出願権利状態 公開
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