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涙道撮像方法、涙道撮像装置及びこれらに用いる点眼薬 NEW

国内特許コード P180015637
整理番号 5599
掲載日 2018年11月22日
出願番号 特願2016-244978
公開番号 特開2018-099142
出願日 平成28年12月19日(2016.12.19)
公開日 平成30年6月28日(2018.6.28)
発明者
  • 藤本 雅大
  • 宇治 彰人
  • 吉村 長久
  • 樋渡 史子
  • 山田 尚史
  • 大林 康二
出願人
  • 株式会社システムズエンジニアリング
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 涙道撮像方法、涙道撮像装置及びこれらに用いる点眼薬 NEW
発明の概要 【課題】非接触かつ非侵襲で涙道の2次元及び3次元断層画像を撮像し、また、涙液の流速と流量を測定することにより、涙道閉塞、涙小管炎、機能性流涙などの各種涙道疾患の検査又は診断のために用いられる、または涙道疾患の治療効果予測(手術適応の有無を含む)に併用される涙道撮像方法・装置及びこれらに用いる点眼薬を提供する。
【解決手段】光散乱剤を含む点眼薬をOCT撮像前に被検体に点眼し被検体の眼の組織学的及び動的オプティカル・コヒーレンス・トモグラフィー(OCT)撮像を行うと、涙点12,13から始まり涙小管14,15を経て総涙小管16に至る涙道の撮像が可能である。また、ドップラーOCT撮像を行うと涙液の流れの速度が計測できる。さらに、点眼薬を点眼しなくても、被検体の眼瞼結膜31を露出させ、眼瞼結膜31を通して経結膜的に組織学的OCT撮像を行うと、前述した涙道の撮像が可能である。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要


ヒトを例として、ヒトの涙器図を図1に示す。涙液は涙腺11で産生され眼10の表面に流入する。涙液は眼10の全体に広がり、一部が蒸発し、残りは涙道を通過して鼻腔に排出される。涙道は、上眼瞼内側部に開口した上涙点12とそれにつながる上涙小管14、下眼瞼内側部に開口した下涙点13とそれにつながる下涙小管15、上下の涙小管が合流した総涙小管16、涙嚢17、鼻涙管18から構成される。



涙道のいずれかの個所で閉塞や狭窄が生ずると、涙液が円滑に排出されず滞留するために流涙症(いわゆる涙目)となり、また涙液の滞留は常在菌の増殖・炎症を誘発し、涙小管炎、涙嚢炎、眼瞼縁炎を引き起こす。従って、涙道の状態を把握することは、流涙症やそれに付随する炎症の予防・診断にとって重要である。



涙道内腔の状態を見るためには、一般に涙道内視鏡が用いられる(例えば、特許文献1参照)。涙道内視鏡では、涙点拡張針で涙点を拡張後に、細径の内視鏡を涙道内に挿入し、通水チャネルより蒸留水(もしくは生理食塩水)を注入して内腔を強制的に確保した状態で、狭窄・閉塞の有無と涙道上皮表面を観察する。

産業上の利用分野


本発明は、被検体の涙道の2次元及び3次元立体断層画像を撮像し、また、撮像した画像を用いて涙液の流れの速度(流速)と流量を計測する涙道撮像方法及び涙道撮像装置、並びにこれらに用いる点眼薬に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
涙道粘膜よりも光を強く散乱する光散乱剤を含む点眼薬を被検体に点眼した後、前記被検体の涙道をオプティカル・コヒーレンス・トモグラフィー(OCT)で撮像する涙道撮像方法。

【請求項2】
皮膚内部組織よりも光を強く散乱する光散乱剤を含む点眼薬を被検体に点眼した後、経皮膚的に涙道をOCTで撮像する涙道撮像方法。

【請求項3】
涙道粘膜の10分の1以上の強度で光を散乱する光散乱剤を含む点眼薬を被検体に点眼した後、前記被検体の涙道を動的OCTで撮像する涙道撮像方法。

【請求項4】
涙道粘膜の10分の1以上の強度で光を散乱する光散乱剤を含む点眼薬を被検体に点眼した後、ドップラーOCTで撮像し、涙液の流速を決定する工程をさらに含む涙道撮像方法。

【請求項5】
被検体の涙道をOCTで経結膜的に撮像する涙道撮像方法。

【請求項6】
光を散乱する光散乱剤を含む請求項1から4のいずれか記載の涙道撮像方法に使用するOCT撮像用の点眼薬。

【請求項7】
前記光の波長が750nm~1900nmの範囲内の赤外線である請求項6に記載の点眼薬。

【請求項8】
使用する光の波長が750nm~1900nmの範囲内にあり、被検体への照射光強度が1mW以上であり、OCTプローブの出射光の方向を両眼の中心と角膜頂点を通る面に対して、経下眼瞼結膜の撮像においては上に15度以上、経上眼瞼結膜の撮像においては下に15度以上の角度に設定できることを特徴とする涙道撮像用のOCT装置。


国際特許分類(IPC)
Fターム
  • 4C316AA11
  • 4C316AB02
  • 4C316AB11
  • 4C316FY08
  • 4C316FZ02
画像

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JP2016244978thum.jpg
出願権利状態 公開
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