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円偏光蛍光材料 NEW

国内特許コード P180015661
整理番号 5383
掲載日 2018年11月22日
出願番号 特願2016-159587
公開番号 特開2018-028000
出願日 平成28年8月16日(2016.8.16)
公開日 平成30年2月22日(2018.2.22)
発明者
  • 杉野目 道紀
  • 長田 裕也
  • 西川 剛
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 円偏光蛍光材料 NEW
発明の概要 【課題】高い蛍光発光性を示す円偏光蛍光材料を提供する。
【解決手段】式(1)で表される繰り返し単位を有する共重合体を含む、円偏光蛍光材料である。



(R~Rは各々独立にH、直鎖/分岐アルキル基、不飽和二重結合を有する脂肪族炭化水素基、環状アルキル基、アリール基、芳香族複素環基、脂肪族複素環基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、アミノ基、アルコキシ基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、又はペルフルオロアルキル基を示す。)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


従来、らせん状の高分子を用いた材料が、様々な分野で用いられている。このようならせん状の高分子の中には、光学活性を有するものが存在し、その特性を利用して様々な分野で用いられている。



ところで、近年ディスプレイ等の表示装置に用いられるフィルム等には、光学活性を示す材料を利用した技術が用いられれている。らせん状の高分子の中でも光学活性を示すものは、その特性を生かして、このようなフィルムに利用できることが期待される。



近年、3Dメガネや、表示が立体的に見える3Dディスプレイ等の画像を立体的に見せる技術が要求されている。このような技術には、円偏光材料が用いられ、様々な用途によって、その用途に適した色に発光する蛍光発光性が求められる。



特定の構造を有することにより、光学活性を示すらせん状の高分子が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。



しかしながら、特許文献1に記載の光学活性らせんポリマーは、触媒に用いることが検討されているが、蛍光発光性については検討されておらず、蛍光発光性を示すことが要求される分野に用いる円偏光材料として、期待される蛍光発光性を発揮できないという問題がある。蛍光発光性は、エックス線、紫外線、可視光等が照射されてそのエネルギーを吸収することで電子が励起した後、基底状態に戻る際にエネルギーを放出することにより発光する性質であり、単に光学活性を示すこととは異なる性質である。すなわち、光学活性を示すポリマーが、全て蛍光発光性を示すものではない。



従って、3Dメガネや、3Dディスプレイ等の画像を立体的に見せる技術の分野や、その他の様々な分野で要求される蛍光発光性を示すことができる、円偏光蛍光材料の開発が求められている。

産業上の利用分野


本発明は、円偏光蛍光材料に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記式(1):
【化1】


(式中、R~Rは、同一又は異なって、水素原子、直鎖または分岐アルキル基、不飽和二重結合を有する脂肪族炭化水素基、環状アルキル基、アリール基、芳香族複素環基、脂肪族複素環基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、アミノ基、アルコキシ基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、又はペルフルオロアルキル基を示す。前記R~Rで示される各基は、さらに1個以上の置換基を有していてもよい。また、前記R~Rで示される各基の中に、1個以上のヘテロ原子を有していてもよい。
また、R~Rのうち少なくとも1つが光学活性置換基を含む。
また、R~Rのうち少なくとも2つが互いに結合して環を形成していてもよい。)で表される繰り返し単位、及び下記式(2):
【化2】


(式中、R及びRの少なくとも一方は、アリール基、芳香族複素環基、又は脂肪族複素環基を示し、R及びRの一方が、前記基以外の基である場合は、該基は、水素原子、直鎖または分岐アルキル基、不飽和二重結合を有する脂肪族炭化水素基、環状アルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、アミノ基、アルコキシ基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、又はペルフルオロアルキル基である。前記R及びRで示される各基は、さらに1個以上の置換基を有していてもよい。また、前記R及びRで示される各基の中に、1個以上のヘテロ原子を有していてもよい。
また、R及びRは、同一又は異なって、水素原子、直鎖または分岐アルキル基、不飽和二重結合を有する脂肪族炭化水素基、環状アルキル基、アリール基、芳香族複素環基、脂肪族複素環基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、アミノ基、アルコキシ基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、又はペルフルオロアルキル基を示す。前記R及びRで示される各基は、さらに1個以上の置換基を有していてもよい。また、前記R及びRで示される各基の中に、1個以上のヘテロ原子を有していてもよい。
また、R~Rのうち少なくとも2つが互いに結合して環を形成していてもよい。)で表される繰り返し単位を有する共重合体を含む、円偏光蛍光材料。

【請求項2】
前記R及びRの少なくとも一方は、アリール基、芳香族複素環基、又は脂肪族複素環基を示し、前記アリール基が、さらに1個以上の置換基を有する場合は、該置換基は、炭素、窒素、酸素及びフッ素から選択される少なくとも一つの元素のみからなる、請求項1に記載の円偏光蛍光材料。

【請求項3】
前記R及びRの少なくとも一方は、アリール基、芳香族複素環基、又は脂肪族複素環基を示し、前記アリール基が、さらに1個以上の置換基を有する場合は、該置換基は、炭素、酸素及びフッ素から選択される少なくとも一つの元素のみからなる、請求項1又は2に記載の円偏光蛍光材料。

【請求項4】
前記R及びRの少なくとも一方は、アリール基、芳香族複素環基、又は脂肪族複素環基を示し、前記芳香族複素環基及び脂肪族複素環基は、酸素、硫黄及び窒素からなる群より選択される少なくとも一つの原子を環構成原子として有するヘテロ環基である、請求項1~3のいずれかに記載の円偏光蛍光材料。

【請求項5】
前記R及びRの両方が、同一又は異なって、アリール基、芳香族複素環基、又は脂肪族複素環基である、請求項1~4のいずれかに記載の円偏光蛍光材料。

【請求項6】
前記共重合体は、前記式(2)で表される繰り返し単位を、前記共重合体の全構造単位100モル%に対して、0.1~50モル%含む、請求項1~5のいずれかに記載の円偏光蛍光材料。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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