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汚染水の浄化処理装置 NEW

国内特許コード P180015664
整理番号 5359
掲載日 2018年11月22日
出願番号 特願2016-088927
公開番号 特開2017-196563
出願日 平成28年4月27日(2016.4.27)
公開日 平成29年11月2日(2017.11.2)
発明者
  • 浅井 靖史
  • 平野 享
  • 日下 英史
出願人
  • 西松建設株式会社
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 汚染水の浄化処理装置 NEW
発明の概要 【課題】大量のVOC汚染水を効率よく処理できるもので、従来のような処理水槽の大型化や分割、多段式の導入などを必要としないで、小スペース設置が可能な汚染水の浄化処理装置を提供する。
【解決手段】内側管と外側管の二重管構造であり、内側管を多孔管で形成したマイクロバブル発生管モジュール21を縦方向に複数本を並べてVOC抽出ユニット20とし、該マイクロバブル発生管モジュール21の内側管内に汚染水を通水し、外側管内に圧搾空気を導入するようにした。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


一般に地下水汚染に対するVOC(揮発性有機化合物)対策としては、汚染土壌・地下水を原位置で浄化する方法、汚染土壌ガスを抽出する方法、汚染地下水を揚水する方法、汚染土壌を掘削除去する方法などが挙げられる。



このうち、汚染地下水を揚水する方法では、汚染水を水槽に導きその水中に設けた散気管やエジェクターポンプ等で汚染水をバブリング(気泡サイズとして1mm以上)して気液接触浄化(ばっ気処理)することが行われてきた。



図15はその一例を示すもので、図中1は汚染水を貯水する原水槽、2はばっ気槽で、原水槽1には原水ポンプ3が置かれ、これによりばっ気槽2に汚染水が送り込まれる。



ばっ気槽2には吸気管5を備えた水中エジェクター4が置かれ、これで汚染水をバブリングして汚染水からVOCを揮発脱離させ、揮発脱離したVOCを含有する空気は気液分離槽6に送り、さらに、活性炭吸着塔7で活性炭にVOCを吸着させ、除去した空気はブロア8でVOC管理施設に送る。



また、ばっ気槽2には排水ポンプ10を設置した排水ピット9が形成され、汚染水からVOCを揮発脱離した水は排水ポンプ10により濁水処理設備11に送られる。



しかしこの方法で大量の汚染水へ対応しようとすると水槽は大型化してしまう。



汚染水の浄化効率は処理水槽内の汚染水ばっ気処理の均一性に大きく依存するが、ばっ気槽全体の均一な撹拌が困難であることから、単一のバブリング系統では均一性の確保が困難であり、大型化した水槽ではそれが顕著となる。



下記特許文献は図16に示すように、汚染水ばっ気処理の均一性確保が可能な大きさまで、大型化した水槽を小さく分割し、その各々の水槽にバブリング系統を設けるようにしたものである。
【特許文献1】
特開2014-124543号公報



地下揚水井に連設する原水流入管がFRP製ばっ気水槽体12に連通し、このばっ気水槽体12は内部にFRP製気液混合樹脂層部材を設けるとともに外部にばっ気ブロア13を設け、前記ばっ気水槽体12に活性炭吸着槽体14を連設して成るユニットを直列又は並列に必要数連結して成る。

産業上の利用分野


本発明は、マイクロバブルを用いたVOC汚染水の浄化処理装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
内側管を多孔管で形成した内側管と外側管の二重管構造であり、20μmから1mm未満が中心のサイズ分布を持つ気泡群のマイクロバブルを発生するマイクロバブル発生モジュールを複数本を並べてVOC抽出ユニットとし、該マイクロバブル発生モジュールの内側管内に汚染水を通水し、外側管内に圧搾空気を導入するようにしたことを特徴とした汚染水の浄化処理装置。

【請求項2】
マイクロバブル発生モジュール出口側に衝撃板を内蔵するチャンバーを設け、該チャンバー内にシャワー状に放出するVOC含有気泡と浄化水との混合物を衝突させる衝撃板を設けた請求項1記載の汚染水の浄化処理装置。

【請求項3】
複数本を並べたマイクロバブル発生モジュールユニットは、処理原水注入水槽に設置する請求項1記載の汚染水の浄化処理装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016088927thum.jpg
出願権利状態 公開
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