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(In Japanese)標的結合ペプチドの安定化方法

Patent code P180015699
File No. (S2015-2115-N0)
Posted date Nov 22, 2018
Application number P2017-559228
Date of filing Dec 28, 2016
International application number JP2016089017
International publication number WO2017115828
Date of international filing Dec 28, 2016
Date of international publication Jul 6, 2017
Priority data
  • P2015-257646 (Dec 29, 2015) JP
Inventor
  • (In Japanese)門之園 哲哉
  • (In Japanese)近藤 科江
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人東京工業大学
Title (In Japanese)標的結合ペプチドの安定化方法
Abstract (In Japanese)本発明の目的は、標的結合ペプチドのゆらぎを抑制する方法、すなわち、標的結合ペプチドの安定化方法を提供することである。
前記課題は、本発明の足場タンパク質のループを含む構造における根平均二乗揺らぎ値が1.5Å以下の置換領域を、連続アラニンペプチド、連続グリシンペプチド、連続プロリンペプチド、及び連続セリンペプチドの連続基準ペプチドに置換した場合に、それらのペプチドの根平均二乗揺らぎ値が1.5Å以下である前記足場タンパク質において、前記置換領域を3~15のアミノ酸からなる標的結合ペプチドに置換することを特徴とする標的結合ペプチドの安定化方法によって解決することができる。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

最近、バイオテクノロジー技術を利用したペプチド、核酸、又はタンパク質などを用いたバイオ医薬品の開発が進められている。例えば、抗体医薬、又は活性部位を中心に設計されたペプチド医薬などが開発され、それらの活性物質と、標的分子の結合が、種々の分析を駆使して解析されている。
これらのバイオ医薬品の中で、ペプチド医薬品の第一世代は、ヒトの体内で分泌されるホルモンなどの生理活性物質(アミノ酸の縮合体)を医薬品として用いるものであったが、最近は前記のように活性部位を設計したり、またファージディスプレイ法などによりペプチドをスクリーニングしたりすることにより、さらに標的分子に対する結合活性の優れたペプチド医薬品の開発が進められている。このような標的分子に特異的に強く結合する標的結合ペプチド(機能性ペプチド)は疾患治療薬だけでなく、診断薬としても有望であり、優れた標的結合ペプチドの選択が期待されている。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、標的結合ペプチドの安定化方法に関する。本発明によれば、標的結合ペプチドの構造を安定させることができる。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
足場タンパク質のループ構造における根平均二乗揺らぎ値が1.5Å以下の置換領域を、連続アラニンペプチド、連続グリシンペプチド、連続プロリンペプチド、及び連続セリンペプチドの連続基準ペプチドに置換した場合に、それらのペプチドの根平均二乗揺らぎ値が1.5Å以下である前記足場タンパク質において、前記置換領域を3~15のアミノ酸からなる標的結合ペプチドに置換することを特徴とする標的結合ペプチドの安定化方法。

【請求項2】
 
前記足場タンパク質の鎖長が、20~130である、請求項1に記載の標的結合ペプチドの安定化方法。

【請求項3】
 
前記足場タンパク質がドメイン構造を含むタンパク質である、請求項1又は2に記載の標的結合ペプチドの安定化方法。

【請求項4】
 
前記足場タンパク質が、結晶構造解析又はNMR溶液構造解析されたタンパク質である、請求項1~3のいずれか一項に記載の標的結合ペプチドの安定化方法。

【請求項5】
 
前記連続基準ペプチドの長さと、標的結合ペプチドの長さとが同じである、請求項1~4のいずれか一項に記載の標的結合ペプチドの安定化方法。

【請求項6】
 
前記置換領域が3~15のアミノ酸鎖長である、請求項1~5のいずれか一項に記載の標的結合ペプチドの安定化方法。

【請求項7】
 
ループ構造における根平均二乗揺らぎ値が1.5Å以下の置換領域を有する足場タンパク質候補において、前記置換領域を連続アラニンペプチド、連続グリシンペプチド、連続プロリンペプチド、及び連続セリンペプチドの連続基準ペプチドに置換し、それらのペプチドの根平均二乗揺らぎ値が1.5Å以下である足場タンパク質を選択する足場タンパク質のスクリーニング方法。

【請求項8】
 
前記足場タンパク質の鎖長が、20~130である、請求項7に記載の足場タンパク質のスクリーニング方法。

【請求項9】
 
前記足場タンパク質がドメイン構造を含むタンパク質である、請求項7又は8に記載の足場タンパク質のスクリーニング方法。

【請求項10】
 
前記足場タンパク質が、結晶構造解析又はNMR溶液構造解析されたタンパク質である、請求項7~9のいずれか一項に記載の足場タンパク質のスクリーニング方法。

【請求項11】
 
前記置換領域が3~15のアミノ酸鎖長である、請求項7~10のいずれか一項に記載の足場タンパク質のスクリーニング方法。

【請求項12】
 
置換領域が除去された20~130残基の鎖長の足場タンパク質であって、
前記置換領域が足場タンパク質のループを含む構造における根平均二乗揺らぎ値が1.5Å以下の領域であり、そして前記置換領域を連続アラニンペプチド、連続グリシンペプチド、連続プロリンペプチド、及び連続セリンペプチドの連続基準ペプチドに置換した場合に、それらのペプチドの根平均二乗揺らぎ値が1.5Å以下である、
足場タンパク質。

【請求項13】
 
配列番号7で表されるフィブロネクチンIII型から置換領域が除去された足場タンパク質であって、前記置換領域が配列番号7で表されるアミノ酸配列の第24~29アミノ酸、第51~56アミノ酸、又は第24~30アミノ酸配列である、請求項12に記載の足場タンパク質。

【請求項14】
 
配列番号8で表されるオメガコノトキシンMVIIAから置換領域が除去された足場タンパク質であって、前記置換領域が配列番号8で表されるアミノ酸配列の第2~7アミノ酸、又は第9~14アミノ酸である、請求項12に記載の足場タンパク質。

【請求項15】
 
配列番号9で表されるRalGEFのRas結合ドメインから置換領域が除去された足場タンパク質であって、前記置換領域が配列番号9で表されるアミノ酸配列の第41~46アミノ酸である、請求項12に記載の足場タンパク質。

【請求項16】
 
配列番号10で表されるsAb軽鎖(3PGF)のCLドメインから置換領域が除去された足場タンパク質であって、前記置換領域が配列番号10で表されるアミノ酸配列の第30~35アミノ酸、又は第44~49アミノ酸である、請求項12に記載の足場タンパク質。

【請求項17】
 
配列番号11で表されるValpha24(-) NKT TCRのIgドメインから置換領域が除去された足場タンパク質であって、前記置換領域が配列番号11で表されるアミノ酸配列の第45~50アミノ酸である、請求項12に記載の足場タンパク質。

【請求項18】
 
配列番号12で表されるCXCL4L1から置換領域が除去された足場タンパク質であって、前記置換領域が配列番号12で表されるアミノ酸配列の第6~11アミノ酸である、請求項12に記載の足場タンパク質。

【請求項19】
 
配列番号13で表されるCXCL13から置換領域が除去された足場タンパク質であって、前記置換領域が配列番号13で表されるアミノ酸配列の第5~10アミノ酸である、請求項12に記載の足場タンパク質。

【請求項20】
 
配列番号14で表されるオメガアガトキシンから置換領域が除去された足場タンパク質であって、前記置換領域が配列番号14で表されるアミノ酸配列の第28~33アミノ酸である、請求項12に記載の足場タンパク質。

【請求項21】
 
配列番号15で表されるMu-アガトキシンから置換領域が除去された足場タンパク質であって、前記置換領域が配列番号15で表されるアミノ酸配列の第3~8アミノ酸である、請求項12に記載の足場タンパク質。

【請求項22】
 
配列番号56で表されるIgG1 CH2ドメインから置換領域が除去された足場タンパク質であって、前記置換領域が配列番号56で表されるアミノ酸配列の第46~51アミノ酸である、請求項12に記載の足場タンパク質。

【請求項23】
 
請求項12~22に記載の足場タンパク質における除去された置換領域を、3~15のアミノ酸からなる標的結合候補ペプチドと置換している、標的結合ペプチドをスクリーニングするためのライブラリー。
IPC(International Patent Classification)
F-term
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