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自己免疫疾患治療剤 NEW

国内特許コード P180015701
整理番号 (S2016-0132-N0)
掲載日 2018年11月22日
出願番号 特願2017-558275
出願日 平成28年12月22日(2016.12.22)
国際出願番号 JP2016088434
国際公開番号 WO2017111052
国際出願日 平成28年12月22日(2016.12.22)
国際公開日 平成29年6月29日(2017.6.29)
優先権データ
  • 特願2015-249621 (2015.12.22) JP
発明者
  • ▲高▼嶋 博
  • 荒田 仁
  • 松浦 英治
  • 田代 雄一
  • 安藤 匡宏
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
発明の名称 自己免疫疾患治療剤 NEW
発明の概要 本発明は、自己免疫疾患を治療するための薬剤を提供することを目的とし、具体的には、L-アルギニン塩酸塩を有効成分として含有するHTLV-1関連脊髄症等の自己免疫疾患治療剤に関する。
従来技術、競合技術の概要


ヒトTリンパ球指向性ウイルス1型(以下、「HTLV-1」と称する)はCD4陽性Tリンパ球のゲノムDNAに組み込まれて体内及び個体間で感染伝播するレトロウイルスである。HTLV-1は、感染細胞の腫瘍化による成人T細胞白血病、感染細胞が脊髄内に浸潤し、痙性脊髄麻痺、排尿障害等をきたすHTLV-1関連脊髄症(HTLV-1 associated myelopathy:以下、「HAM」と称する)や感染細胞が眼球内に浸潤したブドウ膜炎(HU)等の炎症性疾患を引き起こす。



HAMに対する根治療法は未樹立であり、経験的に用いられる抗炎症薬の副腎皮質ステロイド(プレドニゾロン)経口投与は、ある程度のHTLV-1プロウイルス量減少、症状改善効果があるものの、不十分である。また、当該副腎皮質ステロイド投与は、副作用(ステロイド糖尿病、骨粗鬆症、免疫抑制等)も多く、長期的な治療が困難となっている。



また、インターフェロンαは、HAMに対して唯一医療保険適応となっている薬剤である。しかしながら、インターフェロンαは、高価で、且つ症状の改善もわずかで、副作用にも注意する必要がある。発熱やうつ状態による長期間の活動性低下は運動機能の低下につながる。



このように、従来において、HAMに対して特に有効な治療法が存在しているとは言えず、より安全で、安価で、且つ有効なHAMに対する治療法が求められている。



一方、L-アルギニンは、アルギニン塩酸塩として、アルギU点滴静注20gがエイワイファーマより、また内服薬として味の素製薬から、高アンモニア血症や先天性尿素サイクル異常症の治療薬として用いられている。また、ミトコンドリア病のMELAS(Mitochondrial myopathy, Encephalopathy, Lactic Acidosis, Stroke-like episodes)に対するL-アルギニン塩酸塩を用いた治療についても医師主導試験が行われている。



しかしながら、従来において、HAMの治療薬としてL-アルギニン塩酸塩が用いられたことはない。

産業上の利用分野


本発明は、例えばL-アルギニン塩酸塩を有効成分として含有する自己免疫疾患治療剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
L-アルギニン塩酸塩を有効成分として含有する自己免疫疾患治療剤。

【請求項2】
自己免疫疾患がHTLV-1関連脊髄症である、請求項1記載の自己免疫疾患治療剤。

【請求項3】
0.125g~0.5g/kg体重/日のL-アルギニン塩酸塩を投与するためのものである、請求項2記載の自己免疫疾患治療剤。

【請求項4】
0.2g~0.5g/kg体重/日のL-アルギニン塩酸塩を投与するためのものである、請求項3記載の自己免疫疾患治療剤。

【請求項5】
経口投与するためのものである、請求項2~4のいずれか1項記載の自己免疫疾患治療剤。

【請求項6】
毎日投与するためのものである、請求項2~5のいずれか1項記載の自己免疫疾患治療剤。

【請求項7】
投与期間は、一生涯である、請求項2~6のいずれか1項記載の自己免疫疾患治療剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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