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ASTROCYTE DIFFERENTIATION PROMOTING COMPOSITION

Patent code P180015704
File No. 1907
Posted date Nov 26, 2018
Application number P2017-052840
Publication number P2018-154589A
Date of filing Mar 17, 2017
Date of publication of application Oct 4, 2018
Inventor
  • (In Japanese)中尾 洋一
  • (In Japanese)伏谷 伸宏
  • (In Japanese)新井 大祐
  • (In Japanese)川村 緑
Applicant
  • (In Japanese)学校法人早稲田大学
Title ASTROCYTE DIFFERENTIATION PROMOTING COMPOSITION
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a composition containing a compound having strong astrocyte differentiation promoting action.
SOLUTION: The present invention provides a pharmaceutical composition or food composition containing a coronarin derivative represented by formula (I), or a solvate thereof (R1 is H or OH; X-Y is CH2-CH2, CH=CH or CH2-CH=, or X-Y is not included and R2 and decahydronaphthalene ring directly bond to each other; R2 is a furan ring, a dihydrofuran ring or the like).
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

アストロサイト(astrocyte)は、中枢神経系に存在するグリア細胞の1つであり、(1) 構造面でニューロンのネットワークを支える機能、(2) 物質輸送を介してアストロサイト周辺の様々な条件を調節する機能、(3) 前シナプス、後シナプス、グリア細胞間の密接な関係を通して、3つの細胞で発揮する1つのシナプス機能(tripartite synapse)、(4) 細胞外イオンの濃度調節、(5) エネルギー面における緩衝作用、及び(6) オリゴデンドロサイトの髄鞘形成活性の増進等の多様な機能を有している。各種脳疾患における以上のようなアストロサイトの機能が注目され、特に、エージングに伴うアストロサイトの機能低下によるアルツハイマー病、パーキンソン病及び認知障害等の神経変性疾患、脳血管障害、並びに精神性疾患との関連性が注目されている(非特許文献1~3)。

本発明者は、従来よりアストロサイト分化促進効果を有する化合物の探索を行い、既に、パッションフルーツの種子に含まれるスチルベン誘導体ピセアタンノール、味噌等の発酵食品に含まれるフェルラ酸誘導体にアストロサイト分化促進作用を見出している(特許文献1、2)。

一方、古くから生薬として使用されるウコン(turmeric)は、肝臓及び胆道疾患や止血薬として使用されている(非特許文献4)。また、ウコンの有効成分として知られるクルクミンのアルツハイマー病に対する効果や、サイトカインが惹起する炎症に対するアストロサイトが関与する抗炎症効果が報告されている(非特許文献5、6)。また、ウコンは、主に強肝効果を目的とした健康の維持、促進用の組成物として商業的に広く供給されている。しかし、現在、ウコンを神経変性疾患、脳血管障害又は精神病の予防又は治療を目的として使用するに至っていない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、コロナリン誘導体を含有するアストロサイト分化促進用の組成物に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
下記式Iで表される化合物、又はその溶媒和物を含有することを特徴とするアストロサイトの分化促進のための組成物。
【化1】
 
(省略)
ただし、
R1は、H又は-OHであり、
X-Yは、CH2-CH2、CH=CH若しくはCH2-CH=であるか、又はX-Yを含まずR2とデカヒドロナフタレン環とが直接結合し、
R2は、下記式(II)~(IX)から選択され、非置換又は-OH、=O及び-CHOからなる群から選択される1つ若しくは2つの置換基によって置換され、
【化2】
 
(省略)

【化3】
 
(省略)

【化4】
 
(省略)

【化5】
 
(省略)

【化6】
 
(省略)

【化7】
 
(省略)

【化8】
 
(省略)
、又は、
【化9】
 
(省略)
R3及びR4は、同じであってもよく又は異なってもよく、各々相互に独立して、H、CH3及びC2H5から選択される。

【請求項2】
 
前記化合物が、コロナリンC又はコロナリンDから選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。

【請求項3】
 
前記組成物が、ウコンからの抽出物を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物。

【請求項4】
 
前記組成物が、医薬組成物又は食品組成物であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の組成物。

【請求項5】
 
前記医薬組成物が、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、進行性核上性麻痺、多発性硬化症、ハンチントン病、多系統萎縮症、脊髄小脳変性症、黄斑変性症、作動振顫、遅発性ジスキネジア、外傷性神経損傷及び脊髄損傷、虚血性脳疾患(脳血栓、脳塞栓)、脳出血、くも膜下出血、脳卒中、脳血管性認知症、パニック障害、不安障害、うつ病、アルコール依存症、不眠症、躁病、てんかん、及び、糖尿病神経障害に対する予防または治療用の医薬組成物であることを特徴とする請求項4に記載の組成物。

【請求項6】
 
前記食品組成物が、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、進行性核上性麻痺、多発性硬化症、ハンチントン病、多系統萎縮症、脊髄小脳変性症、黄斑変性症、作動振顫、遅発性ジスキネジア、外傷性神経損傷及び脊髄損傷、虚血性脳疾患(脳血栓、脳塞栓)、脳出血、くも膜下出血、脳卒中、脳血管性認知症、パニック障害、不安障害、うつ病、アルコール依存症、不眠症、躁病、てんかん、及び、糖尿病神経障害に対する予防のための、又は、健康増進若しくは維持のための食品組成物であることを特徴とする請求項4に記載の組成物。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2017052840thum.jpg
State of application right Published
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