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グリコクラスター化合物、アルキン修飾直鎖状オリゴ糖誘導体、分散剤及び包接錯体 NEW コモンズ

国内特許コード P180015716
整理番号 DP1781
掲載日 2018年11月29日
出願番号 特願2016-162637
公開番号 特開2018-030919
出願日 平成28年8月23日(2016.8.23)
公開日 平成30年3月1日(2018.3.1)
発明者
  • 北岸 宏亮
  • 平田 征来
  • 木村 滉太
出願人
  • 学校法人同志社
発明の名称 グリコクラスター化合物、アルキン修飾直鎖状オリゴ糖誘導体、分散剤及び包接錯体 NEW コモンズ
従来技術、競合技術の概要 疎水性の高い物質は、水などの極性溶媒中では分子会合し易く、分子会合によって物質本来の特性を損ねるだけでなく、不溶性固体となって沈殿する傾向がある。例えば、ポルフィリン類やフタロシアニン類等の芳香族化合物の色素分子、フラーレン、カーボンナノチューブ、グラフェン等の炭素材料などのπ共役系の機能性物質は、一般的に疎水性が高くて沈殿形成し易い。そして、これら機能性物質の沈殿形成は、基礎研究及び材料開発研究の際の大きな妨げとなっていた。そこで、これら機能性物質を極性溶媒中に均一に分散させる技術が従来から研究されている。

例えば、疎水性物質を包接化合物によって極性溶媒中で包接し、極性溶媒に可溶化する方法などが挙げられる。なお、包接化合物としては、シクロデキストリン(CD)が例示でき、CDは製剤分野などで広く使用されている(非特許文献1を参照)。

CDは、ナノサイズの疎水空洞を有しており、疎水空洞のサイズに見合った分子だけを包接するため、選択性に優れるとの利点がある。ただ、これは逆に言えば、CDの包接対象となる物質の分子サイズには制限があるため、CDは汎用性に劣るという問題点があった。
産業上の利用分野 本発明は、複数のオリゴ糖を一つの分子に凝集したグリコクラスター化合物、その合成中間体であるアルキン修飾直鎖状オリゴ糖誘導体、グリコクラスター化合物を有効成分とする分散剤、グリコクラスター化合物と疎水性物質との包接錯体に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(I)で表されるアルキン修飾直鎖状オリゴ糖誘導体。
【化1】


(式中、nは6~8の何れかの整数を表す。Rは、それぞれ独立して、H、CH3、CH2CH3、CH2CH2CH2OH、CH2CH(OH)CH3の何れかを表す。Acはアセチル基を表す。)

【請求項2】
n=7であり、Rの全てがCH3である請求項1に記載のアルキン修飾直鎖状オリゴ糖誘導体。

【請求項3】
下記一般式(II)で表されるグリコクラスター化合物。
【化2】


(式中、nは6~8の何れかの整数を表す。Rは、それぞれ独立して、H、CH3、CH2CH3、CH2CH2CH2OH、CH2CH(OH)CH3の何れかを表す。Acはアセチル基を表す。)

【請求項4】
n=7であり、Rの全てがCH3である請求項3に記載のグリコクラスター化合物。

【請求項5】
請求項3又は請求項4の何れかに記載のグリコクラスター化合物を有効成分とする疎水性物質の分散剤。

【請求項6】
請求項3又は請求項4の何れかに記載のグリコクラスター化合物と、グリコクラスター化合物に包接された疎水性物質とを含む包接錯体。

【請求項7】
疎水性物質が、テトラキス(4-スルホナトフェニル)ポルフィリン、プロトポルフィリンIX、ヘミン、フラーレンからなる群れから選ばれた少なくとも1つの化合物である請求項6に記載の包接錯体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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