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(In Japanese)膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍のマーカー

Patent code P180015741
File No. (S2016-0166-N0)
Posted date Dec 20, 2018
Application number P2017-555007
Date of filing Nov 22, 2016
International application number JP2016084537
International publication number WO2017098915
Date of international filing Nov 22, 2016
Date of international publication Jun 15, 2017
Priority data
  • P2015-242679 (Dec 11, 2015) JP
Inventor
  • (In Japanese)谷内 恵介
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人高知大学
Title (In Japanese)膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍のマーカー
Abstract (In Japanese)本発明は、膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍に対して高い感度と特異性を示すマーカーを提供することを目的とする。また、本発明は、当該マーカーを検出する膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍の診断キット、および、当該マーカーを利用して膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍の転移を評価するための方法を提供することも目的とする。本発明に係る膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍のマーカーは、セクレトグロビン,ファミリー1D,メンバー2およびポドカリキシン様タンパク質からなる群より選択される1以上のタンパク質を含むことを特徴とする。また、本発明に係る膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍の診断キットは、セクレトグロビン,ファミリー1D,メンバー2およびポドカリキシン様タンパク質からなる群より選択される1以上のタンパク質に対する抗体を含むことを特徴とする。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


「腫瘍」とは異常に増殖した細胞を指し、その異常増殖の原因が消失あるいは取り除かれても細胞の増殖が持続する状態をいう。腫瘍の中でも良性腫瘍は腫瘍の増殖が遅く、転移はしない。よって、一般的には切除すれば問題は無く、たとえ切除せずに放置しておいても命に別状はないといえる。一方、悪性腫瘍、即ちがんは、良性腫瘍とは異なり急速に増殖する上に、リンパ節や他の臓器に転移して増殖する。よって、例えば外科的手術により除去しても、僅かにでも残留したがん細胞や、既にリンパ節や他の臓器に転移していたがん細胞が再び増殖を開始することがある。よって、がんはいったん治療が終了した後の予後が悪く、各がんにおいては5年後生存率が調査されており、一般的に、治療により癌が消失したとされてから5年経過後までに再発がない場合がようやく治癒と見なされる。



膵がんは、がんの中で最も予後が悪いといわれている。その原因としては、膵臓が後腹膜臓器であるために早期発見が困難であることに加え、膵がん細胞の運動性がきわめて高いため、例えば2cm以下の小さながんであっても、周囲の血管、消化管、神経などへすぐに浸潤し、また、近くのリンパ節に転移したり、肝臓などへ遠隔転移したりすることが挙げられる。よって、膵がんの進行を評価することは非常に重要である。



がんを診断するには生体検査が正確であるが、生体検査は患者に苦痛を与える。そこで一般的には、予備的にがんマーカーを用いた検査が行われる。がんマーカーとは、がんにより生体内で特異的に産生される物質であり、その体液中量を測定することによりがんの進行を評価することができる。例えば膵がんマーカーとしては、約30年前からがん細胞で特異的に発現する異常糖鎖であるCA19-9が用いられており、未だCA19-9に勝る膵がんマーカーは実用化されていない。



しかし、特に早期膵がんの診断ではCA19-9は感度が低く、有用性が低いという問題がある。そこで、より優れたがんマーカーの探索が行われている。例えば特許文献1には、特定のタンパク質からなる膵がんマーカーが開示されている。

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍に対して高い感度と特異性を示すマーカー、当該マーカーを検出するための膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍の診断キット、並びに、当該マーカーを利用して膵がん細胞の転移を評価するための方法に関するものである。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
セクレトグロビン,ファミリー1D,メンバー2およびポドカリキシン様タンパク質からなる群より選択される1以上のタンパク質を含むことを特徴とする膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍のマーカー。

【請求項2】
 
上記セクレトグロビン,ファミリー1D,メンバー2が、下記の(1)~(3)の何れかのアミノ酸配列を有する請求項1に記載の膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍のマーカー。
(1)配列番号1に記載のアミノ酸配列;
(2)配列番号1に記載のアミノ酸配列において1以上、5以下のアミノ酸の欠失、置換および/または付加を有するアミノ酸配列;
(3)配列番号1に記載のアミノ酸配列に対して95%以上の相同性を有するアミノ酸配列。

【請求項3】
 
上記ポドカリキシン様タンパク質が、下記の(4)~(6)の何れかのアミノ酸配列を有する請求項1または2に記載の膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍のマーカー。
(4)配列番号2に記載のアミノ酸配列;
(5)配列番号2に記載のアミノ酸配列において1以上、25以下のアミノ酸の欠失、置換および/または付加を有するアミノ酸配列;
(6)配列番号2に記載のアミノ酸配列に対して95%以上の相同性を有するアミノ酸配列。

【請求項4】
 
さらに、CA19-9を含む請求項1~3のいずれかに記載の膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍のマーカー。

【請求項5】
 
セクレトグロビン,ファミリー1D,メンバー2およびポドカリキシン様タンパク質からなる群より選択される1以上のタンパク質に対する抗体を含むことを特徴とする膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍の診断キット。

【請求項6】
 
さらに、CA19-9に対する抗体を含む請求項5に記載の膵がん及び膵管内乳頭粘液性腫瘍の診断キット。

【請求項7】
 
膵がん細胞の転移を評価するための方法であって、
セクレトグロビン,ファミリー1D,メンバー2およびポドカリキシン様タンパク質からなる群より選択される1以上のタンパク質の試料中の濃度を測定する工程を含むことを特徴とする方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Published
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