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PREVENTIVE OR IMPROVING AGENT OF BRONCHIAL ASTHMA CAUSED BY A(H1 N1)pdm09 INFLUENZA VIRUS INFECTION

Patent code P190015762
File No. H26-077
Posted date Jan 8, 2019
Application number P2015-057538
Publication number P2016-175866A
Patent number P6528314
Date of filing Mar 20, 2015
Date of publication of application Oct 6, 2016
Date of registration May 24, 2019
Inventor
  • (In Japanese)長谷川 俊史
  • (In Japanese)大賀 正一
  • (In Japanese)松重 武志
  • (In Japanese)岡田 清吾
  • (In Japanese)長谷川 明洋
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人山口大学
Title PREVENTIVE OR IMPROVING AGENT OF BRONCHIAL ASTHMA CAUSED BY A(H1 N1)pdm09 INFLUENZA VIRUS INFECTION
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a preventive or improving agent of bronchial asthma caused by A(H1 N1)pdm09 infection, and a proliferation inhibitor of A(H1 N1)pdm09.
SOLUTION: A preventive or improving agent of bronchial asthma caused by A(H1 N1)pdm09 influenza virus infection which contains leukotriene receptor blocker as an active ingredient, and a proliferation inhibitor of A(H1 N1)pdm09 influenza virus which contains leukotriene receptor blocker as an active ingredient are prepared. It is preferable that an active ingredient of leukotriene receptor blocker is pranlukast hydrate, Zafirlukast, or montelukast sodium.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

2009年に世界的に大流行したA(H1N1)pdm09インフルエンザウイルス(以下、単に「A(H1N1)pdm09」ともいう)感染では呼吸器症状を主訴に受診する患者が多く、ときに致命的となった。気管支喘息がその増悪因子の一つと考えられているが、その病態の詳細については未だ不明である。

本発明者らが、入院したA(H1N1)pdm09感染症例について後方視的に検討したところ、季節性インフルエンザウイルス感染症例に比し、有意に喘息発作、肺炎や無気肺等の肺合併症が多く、また通常の喘息発作症例に比し、高率に重篤な気管支喘息発作を合併していた(非特許文献1参照)。また、肺合併症を来たした全例で血清総IgE値が上昇しており、このうち約70%が気管支喘息と診断されていなかった症例や軽症例であった。

以上のことから、A(H1N1)pdm09感染においては、喘息発作の重症化が気管支喘息の重症度と関係なく生じ、たとえ軽症の気管支喘息であっても重篤な肺合併症の危険因子である可能性が示唆された。しかし、その予防法の科学的根拠は十分まだ立証されていない。

また、本発明者らは、卵白アルブミン(ovalbumin, OVA)により気管支喘息モデルマウスを作製してA(H1N1)pdm09を感染させたところ、非気管支喘息マウスに比して気管支肺胞洗浄液(BAL液)中IL-6、IL-10及びTNF-αが有意に高値であったが、IFN-γ濃度は感染気管支喘息マウスで有意に低値であることを明らかにした(非特許文献2参照)。さらに、感染気管支喘息マウスでは感染非気管支喘息マウスに比してBAL液中ウイルス力価が有意に高値であることも明らかにした(非特許文献2参照)。これらの結果は従来の季節性インフルエンザと異なっており(非特許文献3参照)、A(H1N1)pdm09に感染した気管支喘息小児の臨床所見と相関していると考えられた。

一方、ロイコトリエン受容体拮抗薬は種々の症状や呼吸機能を改善する有用な気管支喘息治療薬であり、例えば、少なくとも一つのロイコトリエンアンタゴニスト又はその薬学的に受容可能な塩の有効量と、少なくとも一つの抗ヒスタミン剤の有効量、とを混合して含有する皮膚疾患、気道疾患等の処置に有用な薬学的組成物(特許文献1参照)や、IL-9アンタゴニストとロイコトリエン調節薬とを投与する、呼吸器感染症又はその症候を管理、治療又は改善する方法(特許文献2参照)や、ロイコトリエン阻害剤と共に、セチリジン、ターフェナジン代謝産物又はノルアステミゾールをヒトに投与することを含む、ヒトの喘息又はその症状を治療または予防する方法(特許文献3~5参照)や、ロイコトリエン阻害剤と抗コリン作用薬とからなる呼吸器疾患の組成物(特許文献6参照)が知られているが、ロイコトリエン受容体拮抗薬とA(H1N1)pdm09との関係は知られていなかった。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、ロイコトリエン受容体拮抗薬を有効成分として含有する、A(H1N1)pdm09インフルエンザウイルス感染による気管支喘息の予防又は改善剤や、ロイコトリエン受容体拮抗薬を有効成分として含有する、A(H1N1)pdm09インフルエンザウイルスの増殖抑制剤に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
プランルカスト水和物、ザフィルルカスト、又はモンテルカストナトリウムを有効成分として含有し、A(H1N1)pdm09インフルエンザウイルスに感染した気管支喘息患者に投与するための、A(H1N1)pdm09インフルエンザウイルスの増殖抑制剤。

【請求項2】
 
ランルカスト水和物を有効成分として含有することを特徴とする請求項1記載のA(H1N1)pdm09インフルエンザウイルスの増殖抑制剤。

【請求項3】
 
気管支喘息が小児気管支喘息であることを特徴とする請求項1又は2記載のA(H1N1)pdm09インフルエンザウイルスの増殖抑制剤。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2015057538thum.jpg
State of application right Registered
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