TOP > 国内特許検索 > 身体のゆらぎの定量的測定方法

身体のゆらぎの定量的測定方法

国内特許コード P190015768
整理番号 S2018-0672-N0
掲載日 2019年1月10日
出願番号 特願2018-102035
公開番号 特開2019-205597
出願日 平成30年5月29日(2018.5.29)
公開日 令和元年12月5日(2019.12.5)
発明者
  • 吉川 研一
  • 馬場 ひかり
  • 鷹取 慧
  • 剣持 貴弘
  • 善本 淳
出願人
  • 学校法人同志社
発明の名称 身体のゆらぎの定量的測定方法
発明の概要 【課題】簡易且つ定量的に被検者の身体のゆらぎを測定できる測定方法を提供する。
【解決手段】被検者の身体のゆらぎを時間反転対称性にて定量的に測定する、身体のゆらぎの定量的測定方法であって、t秒時の重心位置Y(t)と、遅延時間をτとした場合におけるt+τ秒時の重心位置Y(t+τ)との相関関係であるtime-delay mapを作成し、時間反転対称性が保存されている場合は、平衡機能は正常であり、時間反転対称性が破れている場合は、平衡機能は異常であると判断する。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要

アルツハイマーをはじめとする神経系の認知機能障害は、早期の発見や治療が重要なため(非特許文献1,2)、様々な早期発見用の検査方法が開発されている。例えばMMSE検査や長谷川式簡易知能評価スケールといった、記憶力、言語力、見当識等を問う検査方式は早期発見用の検査方法として主流であるが(非特許文献3)、質問内容が、日にち、曜日等、簡単な質問が多いため、被験者から積極的な協力が得られないという課題がある。また、最近になって、脳内のアミロイドβの蓄積量を、陽電子放射断層撮影法(PET)を利用して検査する、アミロイドPETが導入されつつあるが(特許文献1,2)、検査費用が高額であるという、コスト面の課題がある。

認知機能障害と重心動揺との間には関連があり、被検者の重心動揺を指標とする認知機能検査が提案されている(非特許文献4)。重心動揺の解析として時間変化のフーリエ解析によりパワースペクトルを求める手法があるが(非特許文献5)、この手法ではゆらぎの時間発展情報が欠落する。

産業上の利用分野

本発明は、被検者の平衡機能を適切に評価できる身体のゆらぎの定量的測定方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被検者の身体のゆらぎを時間反転対称性にて定量的に測定する、身体のゆらぎの定量的測定方法であって、
t秒時の重心位置Y(t)と、遅延時間をτとした場合におけるt+τ秒時の重心位置Y(t+τ)との相関関係であるtime-delay mapを作成し、
時間反転対称性が保存されている場合は、平衡機能は正常であり、
時間反転対称性が破れている場合は、平衡機能は異常であると判断することを特徴とする、身体のゆらぎの定量的測定方法。

【請求項2】
t秒時の重心位置Y(t)とt+τ秒時の重心位置Y(t+τ)との値を直行する二次元上にて重心位置を複数プロットしたtime-delay mapにおいて、原点を通る傾き1の直線の上下でプロット数の偏りがない場合は時間反転対称性が保存されており平衡機能は正常であり、原点を通る傾き1の直線の上下でプロット数の偏りがある場合は時間反転対称性が破れており平衡機能は異常であると判断する、ことを特徴とする請求項1に記載の身体のゆらぎの定量的測定方法。

【請求項3】
t秒時の重心位置Y(t)とt+τ秒時の重心位置Y(t+τ)との値を直行する二次元上にて重心位置を複数プロットしたtime-delay mapにおいて、原点を通る傾き1の直線よりも上にあるプロットの個数Puと原点を通る傾き1の直線よりも下にあるプロットの個数Pdとをカウントし、下記(1)の絶対値が0.1以下の場合は時間反転対称性が保存されており平衡機能は正常であり、下記(1)の絶対値が0.1よりも大きい場合は時間反転対称性が破れており平衡機能は異常であると判断する、ことを特徴とする請求項2に記載の身体のゆらぎの定量的測定方法。
【数1】
(省略)

【請求項4】
前記遅延時間τは、0.1秒以上30秒以下であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の身体のゆらぎの定量的測定方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2018102035thum.jpg
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close