Top > Search of Japanese Patents > KIT FOR DETERMINING THE EFFECT OF ALLERGIC DISEASE TREATMENT, AND USE THEREOF

KIT FOR DETERMINING THE EFFECT OF ALLERGIC DISEASE TREATMENT, AND USE THEREOF UPDATE_EN commons

Patent code P190015794
File No. (FU727)
Posted date Jan 23, 2019
Application number P2018-071181
Publication number P2018-194543A
Date of filing Apr 2, 2018
Date of publication of application Dec 6, 2018
Priority data
  • P2017-096072 (May 12, 2017) JP
Inventor
  • (In Japanese)高林 哲司
  • (In Japanese)藤枝 重治
  • (In Japanese)意元 義政
  • (In Japanese)吉田 加奈子
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人福井大学
Title KIT FOR DETERMINING THE EFFECT OF ALLERGIC DISEASE TREATMENT, AND USE THEREOF UPDATE_EN commons
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a kit for determining the effect of allergic disease treatment, a method for acquiring data for determining the effect of allergic disease treatment, an allergic disease therapeutic agent, and a screening method for allergic disease therapeutic agents.
SOLUTION: The present invention provides a kit for determining the effect of allergic disease treatment, containing a reagent for detecting TAFI protein.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

近年、世界規模の工業化に伴って、環境の変化、および、生活様式の変化が進み、その結果、アレルギー疾患を患う患者が急増している。

アレルギー疾患は、生体にとって本来無害な外来抗原に対して免疫系が過剰に反応することによって生じる疾患である。スギ花粉症もアレルギー疾患の一種であり、その主な原因は、スギ花粉に含まれる抗原性物質であると言われている。大気中に飛散したスギ花粉がヒトの体内に侵入すると、B細胞によって、スギ花粉に含まれる抗原性物質に対するイムノグロブリンE抗体(IgE)が産生される。IgEが、肥満細胞の細胞膜上に存在する高親和性IgE受容体(FcεRI)に結合することによって、生体は、スギ花粉に含まれる抗原性物質に対して感作された状態となる。当該生体に再び抗原性物質が侵入し、当該抗原性物質が肥満細胞の細胞膜上に存在するIgEに結合することによって、IgEとIgEとの間に架橋が生じる。架橋によってシグナルが発生し、当該シグナルが肥満細胞内で伝達されることによって、肥満細胞内に蓄積されているケミカルメディエーター(例えば、ヒスタミン、および、ロイコトリエン等)が放出され(脱顆粒反応)、生体に様々なアレルギー症状を引き起こす。食物アレルギー、気管支喘息、および、アトピー性皮膚炎等の他のアレルギー疾患と同様に、スギ花粉症においても、近年重症化および低年齢化の傾向が見られ、その傾向が今後ますます深刻化していくと予想されている。

現在、スギ花粉症の治療は、抗アレルギー薬を用いる薬物療法が主体である。しかし、薬物療法は、基本的にアレルギーの症状を一時的に緩和する対症療法であり、根治性はないため、症状が続く限り抗アレルギー薬を飲み続ける必要がある。また、抗アレルギー薬には、副作用(例えば、眠気、倦怠感、口喝、吐気、および、消化器症状等)が少なからず存在する。重症患者にはステロイド薬が使用されるが、高い治療効果が期待できる反面、重大な副作用(例えば、緑内障、糖尿病の増悪、および、感染症の再燃等)の懸念もあり、長期に亘るステロイド薬の使用にはリスクが伴う。鼻粘膜を縮小させるレーザー手術、および、鼻汁分泌を抑制する神経切断術等の外科的な治療も行われているが、いずれも根治性はなく、効果の継続は長くても数年程度である。

アレルギー疾患に対して現在唯一、根治治療を望める治療法として、免疫療法がある。免疫療法は、抗原(アレルゲン)を皮下注射、舌下投与または嚥下投与することによって、抗原に対するアレルギー反応を低下させる治療法である。免疫療法は、6~7割の患者に対して効果を有することが明らかになっている。また、免疫療法では抗原を直接生体に投与することから、過剰なアレルギー反応によるアナフィラキシーショックの発生が懸念されるが、特に、舌下免疫療法ではアナフィラキシーショックの発生頻度は低く、有効な治療法としての免疫療法が確立されつつあり、今後、その他のアレルギー疾患に対しても普及していくと考えられている(例えば、非特許文献1~4参照)。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、アレルギー疾患の治療の効果を判定するための判定キット、アレルギー疾患の治療の効果を判定するためのデータの取得方法、アレルギー疾患の治療剤、および、アレルギー疾患の治療剤のスクリーニング方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
TAFIタンパク質を検出するための試薬を含んでいることを特徴とする、アレルギー疾患の治療の効果を判定するための判定キット。

【請求項2】
 
上記TAFIタンパク質は、以下の(1)または(2)のタンパク質であることを特徴とする、請求項1に記載の判定キット:
(1)配列番号1に示されるアミノ酸配列からなるタンパク質;
(2)配列番号1に示されるアミノ酸配列において、1個もしくは数個のアミノ酸が、置換、欠失、挿入、および/または付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、CCL5および/またはCCL8のmRNAの発現抑制活性を有するタンパク質。

【請求項3】
 
上記アレルギー疾患は、花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、または、気管支喘息である、請求項1または2に記載の判定キット。

【請求項4】
 
上記アレルギー疾患の治療は、免疫療法、薬物療法、外科的手術療法、食事療法、または、運動療法である、請求項1~3の何れか1項に記載の判定キット。

【請求項5】
 
生体から取得された試料中のTAFIタンパク質を検出する検出工程を有することを特徴とする、アレルギー疾患の治療の効果を判定するためのデータの取得方法。

【請求項6】
 
TAFIタンパク質を有効成分として含有していることを特徴とする、アレルギー疾患の治療剤。

【請求項7】
 
投与剤型が、点眼剤、点鼻剤、軟膏剤、または、吸入剤であることを特徴とする、請求項6に記載の治療剤。

【請求項8】
 
生体から取得された細胞に、被検物質を接触させる工程と、
上記細胞におけるTAFIタンパク質の発現を検出する工程と、を有する、アレルギー疾患の治療剤のスクリーニング方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Published
Please contact us by E-mail or facsimile if you have any interests on this patent.


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close