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(In Japanese)歯槽骨由来の未分化骨芽細胞と歯槽骨由来の未分化骨芽細胞用担体との複合物及びその利用

Patent code P190015810
File No. (S2016-0340-N0)
Posted date Jan 24, 2019
Application number P2017-562912
Date of filing Jan 19, 2017
International application number JP2017001827
International publication number WO2017126638
Date of international filing Jan 19, 2017
Date of international publication Jul 27, 2017
Priority data
  • P2016-008352 (Jan 19, 2016) JP
Inventor
  • (In Japanese)齋藤 正寛
  • (In Japanese)半田 慶介
  • (In Japanese)稲垣 雅彦
  • (In Japanese)北川 全
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人東北大学
  • (In Japanese)国立研究開発法人産業技術総合研究所
Title (In Japanese)歯槽骨由来の未分化骨芽細胞と歯槽骨由来の未分化骨芽細胞用担体との複合物及びその利用
Abstract (In Japanese)本発明は、歯槽骨由来の未分化骨芽細胞と該歯槽骨由来の未分化骨芽細胞を用いた骨組織再生に有用な担体との複合物等を提供することを主な目的とする。
歯槽骨由来の未分化骨芽細胞と担体との複合物:ここで、該担体は3次元網目構造を有する繊維成形物であり、該繊維成形物の嵩密度は0.0001~0.25g/cm3であり、該繊維成形物を構成する繊維は生体適合性ポリマーを含む。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

歯周病は歯周組織の炎症性崩壊により歯の喪失を引き起こす感染症であり、日本国内の患者数は5000万人とも言われている。歯周病は、口腔機能の低下を引き起こす最大の原因ともいわれており、更に、歯周病の原因となる歯周病菌や炎症性物質は心臓血管疾患、糖尿病、呼吸器疾患等の疾患の発症や進行をもたらすことも報告されている。このことから、口腔内だけでなく全身の健康を害する原因のひとつであることが明らかになっている歯周病に対する治療や歯周病からの回復は重要視されている。

また、歯周病は年齢を問わず注意すべき感染症であり、40歳代以上、特に50歳代以上の中高年齢層は重篤に進行した侵襲性歯周病の高リスク集団であることが知られている。このような重篤な歯周病への対策として、歯周組織を回復するための再生医療技術の開発が求められている。

従来の歯周組織再生医療技術として、骨組織の損傷箇所に対する人工固定化、骨補填剤の移植または自家骨が採用されてきた。しかし、これらの方法では骨組織が正常な状態にまで十分に回復できず、また、長期間を要するという問題がある。これらの問題を克服するために、骨再生能力を有する間葉系幹細胞を用いた細胞移植技術が開発されてきた。しかし、間葉系幹細胞は、骨再生能力に個人差があり、また中高年齢層から入手することも困難であるなど、有用な技術とは言えないところがある。また、約300℃での牛骨焼却処理物やヒト脱灰凍結乾燥骨等を移植する方法も知られているが、これらはプリオン由来の狂牛病や未知ウイルス感染のリスクから使用が懸念されている。

また、再生医療においては、細胞を高分子ゲルやセラミック材料等の担体に担持させ、得られた担持物を移植する方法が知られている。しかし、担持物において細胞が十分に増殖しない、分化しない、移植先の複雑な形態への適応性が乏しいといった問題があり、臨床上、実用可能な程度に十分に有用な技術が構築されているとは言い難い。

一方、本発明者らは、これまでに歯槽骨由来の未分化骨芽細胞の取得に成功している(特許文献1)。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、歯槽骨由来の未分化骨芽細胞と歯槽骨由来の未分化骨芽細胞用担体との複合物及びその利用に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
歯槽骨由来の未分化骨芽細胞と担体との複合物:
ここで、該担体は3次元網目構造を有する繊維成形物であり、該繊維成形物の嵩密度は0.0001~0.25g/cm3であり、該繊維成形物を構成する繊維は生体適合性ポリマーを含む。

【請求項2】
 
前記繊維成形物を構成する繊維が、生体適合性の疎水性ポリマーを含むものである、請求項1に記載の複合物。

【請求項3】
 
前記繊維成形物を構成する繊維が、生体適合性の疎水性ポリマーと生体適合性の親水性ポリマーとを含有する複合繊維を含むものである、請求項1または2のいずれかに記載の複合物。

【請求項4】
 
前記複合繊維が、前記疎水性ポリマーの繊維の内部に前記親水性ポリマーの繊維が形成された構造を有する、請求項3に記載の複合物。

【請求項5】
 
前記親水性ポリマーの繊維が前記複合繊維内部で3次元網目構造を形成し、該親水性ポリマーの繊維が互いに接合することにより、前記複合繊維に捩じれ構造を形成して該複合繊維同士の接触を制御している、請求項4に記載の複合物。

【請求項6】
 
前記繊維成形物が少なくとも一部に被覆層を有する、請求項1~5のいずれかに記載の複合物。

【請求項7】
 
前記被覆層の厚みが1000μm以下である、請求項6に記載の複合物。

【請求項8】
 
前記被覆層が平均孔径10μm以上の複数の貫通孔を備える、請求項6または7に記載の複合物。

【請求項9】
 
前記複数の貫通孔によって形成される開口部の面積が、前記被覆層の表面積の50%以上である、請求項8に記載の複合物。

【請求項10】
 
前記担体の厚みが0.05~500mmである、請求項1~9のいずれかに記載の複合物。

【請求項11】
 
前記歯槽骨由来の未分化骨芽細胞の少なくとも一部が歯槽骨由来の骨芽細胞に分化した状態にある、請求項1~10のいずれかに記載の複合物。

【請求項12】
 
前記歯槽骨由来の未分化骨芽細胞の少なくとも一部が石灰化した状態にある、請求項1~10のいずれかに記載の複合物。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Published
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