TOP > 国内特許検索 > 透過型薄膜太陽電池

透過型薄膜太陽電池

国内特許コード P190015817
整理番号 (S2016-0016-N0)
掲載日 2019年1月24日
出願番号 特願2017-562931
出願日 平成29年1月20日(2017.1.20)
国際出願番号 JP2017001996
国際公開番号 WO2017126683
国際出願日 平成29年1月20日(2017.1.20)
国際公開日 平成29年7月27日(2017.7.27)
優先権データ
  • 特願2016-010051 (2016.1.21) JP
発明者
  • 渡邊 康之
出願人
  • 学校法人東京理科大学
発明の名称 透過型薄膜太陽電池
発明の概要 太陽光の少なくとも一部を透過する太陽電池シート(12)、透過型有機ELシート(16)、および太陽光の透過量を調節する調光部(14)、を有する透過型薄膜太陽電池(10)。
従来技術、競合技術の概要

自然エネルギーの利用として太陽光をエネルギー源とする太陽電池が注目されている。農業分野における太陽電池の活用技術としては、営農と太陽電池による太陽光発電とを両立する技術(いわゆるソーラーシェアリング)が検討されている。
ソーラーシェアリングの一態様として、透光性のない太陽電池(シリコン系太陽電池パネル)を農地に設置すること等が挙げられる。このとき、発電量の確保を考慮すれば、太陽電池パネルの設置面積は大きくすることが好ましい。しかし、太陽電池パネルにより農地に日陰ができるため、農作物への悪影響が懸念される。このため、現状では、農作物の収穫量の減少を抑えるために、ある程度の空間を担保して太陽光パネルが設置されることとなる。農作物の生育に適した日照量を確保するために必要な太陽電池パネルの設置面積は、農地全体の30%程度と試算されており、現状では、発電と農業の両立において農地が十分有効に利用されているとは言い難い。


従来の太陽電池を農地に利用する技術としては、例えば、農耕地の一部に太陽電池パネルを設置し、該太陽電池パネルで得られる電力で補助光源を駆動し、農地の他部で栽培する植物に、太陽光とともに前記補助光源から発する補助光を照射して生育させる植物栽培方法が提案されている(特開2011-200163号公報参照)。


また、太陽光放射のない場合、補助の照射光が使用される温室が提案されている。すなわち、第1波長領域では実質的に透光性である薄膜太陽電池モジュールであって、太陽放射を受け取り、第1波長領域とは異なる第2波長領域中の太陽放射を電気エネルギーへ変換するように構成された光電層と、光電層により透過された第2波長領域の放射を選択的に反射するように、光電層に対向して配置された選択的反射層と、第2波長領域における放射を吸収して、電気エネルギーへ変換する追加の光電層とを備え、選択的反射層が光電層と追加の光電層との間に配置され、第1波長領域が350~500nmの第1の波長バンドと600~700nmの第2の波長バンドとを含み、第2波長領域が500~600nmの波長範囲を含む、前記薄膜太陽電池モジュールが開示されている(特表2014-522101号公報参照)。


また、太陽光などの外光の一部、具体的には植物の光合成への寄与が小さい波長の光を吸収し光合成への寄与の大きい波長の光に変換する蛍光体と、蛍光体から放射された光の一部を誘導する蛍光導光体と、蛍光導光体を受光する太陽電池素子とを有する採光部を備える植物栽培装置が提案されている(国際公開WO2012/141091パンフレット)。

産業上の利用分野

本開示は、透過型薄膜太陽電池に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
太陽光の少なくとも一部を透過する太陽電池シート、透過型有機ELシート、および、太陽光の透過量を調節する調光部、を有する透過型薄膜太陽電池。

【請求項2】
太陽光の入射側から、前記太陽電池シート、前記調光部、および前記透過型有機ELシートを、この順に有する請求項1に記載の透過型薄膜太陽電池。

【請求項3】
太陽光の入射側から、前記太陽電池シート、前記透過型有機ELシート、および前記調光部を、この順に有する請求項1に記載の透過型薄膜太陽電池。

【請求項4】
前記太陽電池シートが、選択的光透過性を有する請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の透過型薄膜太陽電池。

【請求項5】
前記選択的光透過性は可視光領域の光を透過する特性である請求項4に記載の透過型薄膜太陽電池。

【請求項6】
前記太陽電池シートが、有機太陽電池シートである請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の透過型薄膜太陽電池。

【請求項7】
前記太陽電池シートの太陽光の入射側とは反対側に、前記太陽電池シートを介して入射した光の波長を変換する波長変換部をさらに有する請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の透過型薄膜太陽電池。

【請求項8】
さらに、前記太陽電池シートを透過した透過光の光量を測定する光量測定手段を有し、前記光量測定手段により測定した透過光の光量が所定の光量に達しない場合に、前記透過型有機ELシートにエネルギーを付与して発光させる、請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の透過型薄膜太陽電池。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2017562931thum.jpg
出願権利状態 公開
上記の特許・技術に関心のある方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close