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被処理水の浄化方法

国内特許コード P190015831
整理番号 B000095
掲載日 2019年1月31日
出願番号 特願2016-117355
公開番号 特開2017-221873
登録番号 特許第6412062号
出願日 平成28年6月13日(2016.6.13)
公開日 平成29年12月21日(2017.12.21)
登録日 平成30年10月5日(2018.10.5)
発明者
  • 濱井 昂弥
出願人
  • 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
発明の名称 被処理水の浄化方法
発明の概要 【課題】被処理水からの金属イオンの除去を被処理水を連続的に通流させつつ行うことができ、かつ処理した水に含まれる有機物量を抑制できる被処理水の被処理水の浄化方法を提供する。
【解決手段】タンパク質を含む有機物含有材料を有する第1処理床と、硫酸還元菌及び穀物殻を含む生物処理材料を有する第2処理床との順に、金属イオン及び硫酸イオンを含有する被処理水を通流させて、前記被処理水から前記金属イオンを除去する被処理水の浄化方法において、前記第1処理床と前記第2処理床との順に前記被処理水を通流させつつ、前記第2処理床における硫酸還元菌を増殖させる増殖工程を有する、被処理水の浄化方法である。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


金属鉱山の坑廃水や工業用廃水等は、多くの場合、金属イオンを含有する。人体や環境への影響の配慮から、これらの水の金属イオンを除去する処理技術が求められている。特に、微生物の作用を用いて生物学的に水の金属イオンを除去する技術は、薬品の添加等によって化学的に水の金属イオンを除去する技術に比すると、設備及び稼働のためのコストを抑えることができるため注目されている。



従来知られている被処理水の浄化の技術として、例えば特許文献1には、重金属イオンおよび硫酸イオンを含有する被処理水から重金属イオンを硫化物として除去するための生物学的浄化剤が開示されている。この生物学的浄化剤は、硫酸還元菌を保有する穀物殻を含有し、硫酸還元菌により前記硫酸イオンを還元して硫化水素イオンを生成し、この硫化水素イオンと前記重金属イオンとを反応させて、前記金属イオンの硫化物を析出させるものである。



特許文献2には、硫酸還元菌を保有する穀物殻と、粗タンパク質が含まれる有機物含有材料とを含有する生物学的浄化剤が開示されている。この生物学的浄化剤は、カラム内にモミガラ等を含む穀物殻、ついで米ぬか等を含む有機物含有材料を充填し、カラムの有機物含有材料から穀物殻側へと被処理水を通流させるものである。

産業上の利用分野


本発明は、被処理水から金属イオンを除去する被処理水の被処理水の浄化方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
タンパク質を含む有機物含有材料を有する第1処理床と、硫酸還元菌及び穀物殻を含む生物処理材料を有する第2処理床との順に、金属イオン及び硫酸イオンを含有する被処理水を通流させて、前記被処理水から前記金属イオンを除去する被処理水の浄化方法において、
前記第1処理床と前記第2処理床との順に前記被処理水を、前記第2処理床における前記被処理水の流量Qw(L/hr)と前記第2処理床の断面積S(m)とで表される値Qw/Sが0.122~18.4L/hr/mとなるような通流速度で通流させて前記第2処理床における硫酸還元菌を増殖させる増殖工程を有し、
前記増殖工程は、前記第2処理床を通流した処理済水のORP値を測定し、該ORP値が0mVを下回るまで行う、被処理水の浄化方法。

【請求項2】
前記第1処理床を前記第2処理床に載置し、前記第1処理床を前記第2処理床の表面を覆って設け、
前記被処理水を前記第1処理床、ついで前記第2処理床に通流させる、請求項1記載の被処理水の浄化方法。

【請求項3】
前記増殖工程についで、前記第1処理床と前記第2処理床との順に前記被処理水を通流させつつ、前記第2処理床における前記硫酸還元菌の菌数をモニタし、前記菌数に応じて温度若しくは流速を調整し又は硫酸還元菌を追加して前記第2処理床における硫酸還元菌の菌数を維持しつつ前記被処理水から前記金属イオンを除去する維持工程をさらに有する、請求項1又は2に記載の被処理水の浄化方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016117355thum.jpg
出願権利状態 登録


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