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新規微生物及びその作成方法 NEW 新技術説明会

国内特許コード P190015856
整理番号 (15079)
掲載日 2019年2月22日
出願番号 特願2018-505856
出願日 平成29年3月8日(2017.3.8)
国際出願番号 JP2017009268
国際公開番号 WO2017159499
国際出願日 平成29年3月8日(2017.3.8)
国際公開日 平成29年9月21日(2017.9.21)
優先権データ
  • 特願2016-052879 (2016.3.16) JP
発明者
  • 上田 晃弘
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 新規微生物及びその作成方法 NEW 新技術説明会
発明の概要 新規微生物は、難溶性リン化合物をリン酸へ分解するPseudomonas属のリン溶解菌であり、PP_4484タンパク質の機能を欠失した変異体である。
従来技術、競合技術の概要


作物生産においては、多量の化学肥料が用いられている。しかし、近年、多量の化学肥料を用いることによる問題が数多く指摘されており、化学肥料以外の肥料が求められている。



化学肥料以外の肥料として、バイオ肥料が注目されている。バイオ肥料とは、生きた有用微生物を含有し、植物の根圏や根の内部で有用微生物を増殖させることにより、宿主植物に栄養分を供給したり、土壌中の栄養分の利用効率を向上させたりすることにより、植物の生育を促進するものである。



植物に栄養分を供給する有用微生物として根粒菌が知られているが、マメ科植物以外では、根粒菌の利用は困難である。他の有用微生物として、アーバスキューラー菌根菌等の菌根を形成するが菌類が知られている。アーバスキューラー菌根菌を植物と共生させることにより、植物の栄養摂取効率及び水分摂取効率等を向上させ、生産量を向上させることが検討されている(例えば、特許文献1を参照。)この他、バチルス属の微生物を用いることも検討されている(例えば、特許文献2を参照。)。

産業上の利用分野


本開示は、新規微生物及びその作成方法等に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
難溶性リン化合物をリン酸へ分解するPseudomonas属のリン溶解菌であり、PP_4484タンパク質の機能を欠失した変異体である、新規微生物。

【請求項2】
前記変異体は、トランスポゾン変異体である、請求項1に記載の新規微生物。

【請求項3】
難溶性リン化合物をリン酸へ分解するリン溶解菌であり、バイオフィルム作成能力を有するPseudomonas sp.MT-5株(受託番号 NITE BP-02215)である、新規微生物。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の新規微生物を含むバイオフィルムを表面に付着させた、種子。

【請求項5】
難溶性リン化合物のリン酸へ分解するPseudomonas属のリン溶解菌に、変異を導入して、変異株を得る工程と、
前記変異株のうち、バイオフィルム形成能力が野生株よりも高い株をスクリーニングする工程とを備えた、新規微生物の作成方法。

【請求項6】
前記スクリーニングする工程において、PP_4484タンパク質の機能が欠失した株を選択する、請求項5に記載の新規微生物の作成方法。

【請求項7】
前記リン溶解菌が、Pseudomonas putidaである、請求項5又は6に記載の新規微生物の作成方法。

【請求項8】
前記リン溶解菌が、Pseudomonas sp.P-451株(受託番号 NITE BP-02205)である、請求項5又は6に記載の新規微生物の作成方法。

【請求項9】
前記変異を導入する工程において、トランスポゾンドナーとしてE.coli MC4100/pMAR2xT7を用い、トランスポゾンヘルパーとしてE.coli HB101/pRK2013を用いて、トランスポゾン変異を導入する、請求項5~8のいずれか1項に記載の新規微生物の作成方法。

【請求項10】
請求項5~9のいずれか1項に記載の新規微生物の作成方法により作成した新規微生物を種子と共に、20℃以上、35℃以下の温度で培養して、種子の表面にバイオフィルムを形成させる、バイオフィルム被覆種子の作成方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2018505856thum.jpg
出願権利状態 公開


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