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糖タンパク質の生産方法 NEW

国内特許コード P190015875
整理番号 S2017-0835-N0
掲載日 2019年2月25日
出願番号 特願2017-132312
公開番号 特開2019-013176
出願日 平成29年7月5日(2017.7.5)
公開日 平成31年1月31日(2019.1.31)
発明者
  • 矢木 宏和
  • 加藤 晃一
  • 本多 怜奈
出願人
  • 公立大学法人名古屋市立大学
発明の名称 糖タンパク質の生産方法 NEW
発明の概要 【課題】本発明は、糖タンパク質の生産性を向上させる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】血液凝固第5因子と第8因子に共通する配列として見出されたペプチドが目的糖タンパク質のカルボキシ末端側に連結が連結された構造の融合タンパク質を培養哺乳動物細胞内で発現させ、培養液から融合タンパク質を回収する。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


動物細胞では、その表面に局在するタンパク質や細胞外に分泌されるタンパク質の殆どは糖タンパク質である。糖タンパク質の糖成分(糖鎖)は、細胞増殖、細胞接着、抗原抗体反応、感染防御等、様々な生理現象に関与する。このように生体において重要な糖タンパク質は医薬品や研究用試薬等として利用されている。糖タンパク質の生産に関しては、汎用的な生産方法の他、特定の糖タンパク質に特化した生産方法等も開発されている(例えば特許文献1~3を参照)。

産業上の利用分野


本発明は糖タンパク質の生産技術に関する。詳しくは、糖タンパク質の生産量が向上する生産方法及びその用途等に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
以下のステップ(1)及び(2)を含む、糖タンパク質の生産方法:
(1)目的糖タンパク質のカルボキシ末端側にS(D/A)LL(-/M)LL(K/R/A)QS(配列番号1)からなるペプチド(但し、(D/A)はD(アスパラギン酸)又はA(アラニン)であることを表し、(-/M)はアミノ酸残基がないかM(メチオニン)であることを表し、(K/R/A)はK(リジン)、R(アルギニン)又はA(アラニン)であることを表す)が連結された構造の融合タンパク質を培養哺乳動物細胞内で発現させるステップ;
(2)培養液から、前記融合タンパク質を回収するステップ。

【請求項2】
前記ペプチドの配列がSDLLMLLRQS(配列番号2)、SALLMLLRQS(配列番号3)、SDLLMLLAQS(配列番号4)又はSDLLLLKQS(配列番号5)である、請求項1に記載の生産方法。

【請求項3】
前記目的糖タンパク質と前記ペプチドの間にプロテアーゼ認識配列が介在する、請求項1又は2に記載の生産方法。

【請求項4】
以下のステップ(3)を更に含む、請求項3に記載の生産方法:
(3)回収後の前記融合タンパク質をプロテアーゼで処理するステップ。

【請求項5】
哺乳細胞用プロモーターと、
目的糖タンパク質をコードする遺伝子と、を有するとともに、
前記遺伝子の下流には、S(D/A)LL(-/M)LL(K/R/A)QS(配列番号1)からなるペプチド(但し、(D/A)はD(アスパラギン酸)又はA(アラニン)であることを表し、(-/M)はアミノ酸残基がないかM(メチオニン)であることを表し、(K/R/A)はK(リジン)、R(アルギニン)又はA(アラニン)であることを表す)をコードする配列が配置されている、
糖タンパク質を生産するためのベクター。

【請求項6】
前記遺伝子と前記ペプチドをコードする配列の間に、プロテアーゼ認識配列をコードする配列が配置されている、請求項5に記載のベクター。

【請求項7】
哺乳細胞用プロモーターと、
目的糖タンパク質をコードする遺伝子用のクローニング部位と、を有するとともに、
前記クローニング部位の下流には、S(D/A)LL(-/M)LL(K/R/A)QS(配列番号1)からなるペプチド(但し、(D/A)はD(アスパラギン酸)又はA(アラニン)であることを表し、(-/M)はアミノ酸残基がないかM(メチオニン)であることを表し、(K/R/A)はK(リジン)、R(アルギニン)又はA(アラニン)であることを表す)をコードする配列が配置されている、
糖タンパク質を生産するためのベクター。

【請求項8】
前記クローニング部位と前記ペプチドをコードする配列の間に、プロテアーゼ認識配列をコードする配列が配置されている、請求項7に記載のベクター。

【請求項9】
請求項5又は6に記載のベクターを保有する哺乳動物細胞。

【請求項10】
前記哺乳動物細胞がヒト、マウス、ラット又はハムスターの細胞である、請求項9に記載の哺乳動物細胞。

【請求項11】
請求項5~8のいずれか一項に記載のベクターを含む、糖タンパク質生産用のキット。

【請求項12】
糖タンパク質のカルボキシ末端側にS(D/A)LL(-/M)LL(K/R/A)QS(配列番号1)からなるペプチド(但し、(D/A)はD(アスパラギン酸)又はA(アラニン)であることを表し、(-/M-)はアミノ酸残基がないかM(メチオニン)であることを表し、(K/R/A)はK(リジン)、R(アルギニン)又はA(アラニン)であることを表す)が連結された構造の融合タンパク質、をコードする遺伝子。

【請求項13】
前記目的糖タンパク質をコードする配列と前記ペプチドをコードする配列の間に、プロテアーゼ認識配列をコードする配列が介在する、請求項12に記載の遺伝子。

【請求項14】
糖タンパク質のカルボキシ末端側にS(D/A)LL(-/M)LL(K/R/A)QS(配列番号1)からなるペプチド(但し、(D/A)はD(アスパラギン酸)又はA(アラニン)であることを表し、(-/M-)はアミノ酸残基がないかM(メチオニン)であることを表し、(K/R/A)はK(リジン)、R(アルギニン)又はA(アラニン)であることを表す)が連結された構造の融合タンパク質。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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