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新規機能タンパク質及びそれを用いた老化抑制方法及び薬剤、並びに老化抑制薬剤候補物質スクリーニング方法 NEW

国内特許コード P190015878
整理番号 S2017-0800-N0
掲載日 2019年2月25日
出願番号 特願2017-112165
公開番号 特開2018-203679
出願日 平成29年6月7日(2017.6.7)
公開日 平成30年12月27日(2018.12.27)
発明者
  • 長内 智宏
出願人
  • 国立大学法人弘前大学
発明の名称 新規機能タンパク質及びそれを用いた老化抑制方法及び薬剤、並びに老化抑制薬剤候補物質スクリーニング方法 NEW
発明の概要 【課題】老化を抑制する薬剤及び方法、並びに老化を抑制する薬剤となる候補物質をスクリーニング方法の提供。
【解決手段】NM_026333タンパク質は、NCX1(Na+-Ca2+exchanger 1)チャンネルを阻害する機能を有し、オートファジーの障害を抑制する機能を有する。また、核膜またはクロマチン構造の変化、細胞内タンパクの融解を抑制する機能を有し、テロメアの長さの減少を抑制する機能を有する方法。該タンパク質を生体の老化を抑制する作用を有する薬剤、生体の老化を抑制、または生体の老化を抑制する作用を有する薬剤の候補物質をスクリーニングに使用する方法。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要


細胞内の遊離Ca2+は、心筋や平滑筋の収縮、神経伝達物質の放出、遺伝子発現の制御などに関与する重要なイオンであり、このCa2+濃度は、細胞膜や筋小胞体膜のCa2+Ca2+ポンプ、Ca2+チャンネル、NCX(Na+ - Ca2+ exchanger)チャンネルにより調節されている。



NCX1(Na+ - Ca2+ exchanger 1)チャンネルは、NaとCa2+を交換輸送する細胞膜イオントランスポーターであり、心血管系疾病や糖尿病などとの関係については報告があり、その阻害剤についても報告がある(特許文献1~5、非特許文献1~4)。



しかし、NCX1チャンネルと老化との関係については知られていない。
アンチエイジングに対する需要は大きく、その医薬が期待されている。

産業上の利用分野


本発明は、新規な機能を有するタンパク質と、それを用いた老化抑制方法及び薬剤、並びに、老化抑制薬剤候補物質のスクリーニング方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
NM_026333タンパク質から成り、
NCX1(Na+ - Ca2+ exchanger 1)チャンネルを阻害する機能を有する
ことを特徴とするタンパク質。

【請求項2】
NM_026333タンパク質から成り、
オートファジーの障害を抑制する機能を有する
ことを特徴とするタンパク質。

【請求項3】
NM_026333タンパク質から成り、
核膜またはクロマチン構造の変化、または細胞内タンパクの融解を抑制する機能を有する
ことを特徴とするタンパク質。

【請求項4】
NM_026333タンパク質から成り、
テロメアの長さの減少を抑制する機能を有する
ことを特徴とするタンパク質。

【請求項5】
NM_026333タンパク質から成り、
ゲノムまたはエピゲノムの変化を抑制する機能を有する
ことを特徴とするタンパク質。

【請求項6】
NM_026333タンパク質を主成分とし、生体の老化を抑制する作用を有する
ことを特徴とする薬剤。

【請求項7】
NM_026333タンパク質を生体に導入し、生体の老化を抑制する
ことを特徴とする方法。

【請求項8】
生体の老化を抑制する作用を有する薬剤の候補物質をスクリーニングする方法であって、
候補物質が、NM_026333タンパク質の発現を誘導し得るか否か、または、NM_026333タンパク質の活性を誘導し得るか否かを評価する工程と、
候補物質を被験体に導入する工程と、
被験体における老化シグナルが低減し得るか否かを評価する工程と、を有する
ことを特徴とする薬剤候補物質スクリーニング方法。

【請求項9】
生体の老化を抑制する作用を有する薬剤の候補物質をスクリーニングする方法であって、
候補物質が、NCX1(Na+ - Ca2+ exchanger 1)チャンネルを阻害し得るか否かを評価する工程と、
候補物質を被験体に導入する工程と、
被験体における老化シグナルが低減し得るか否かを評価する工程と、を有する
ことを特徴とする薬剤候補物質スクリーニング方法。

【請求項10】
老化シグナルが、オートファジーの障害、核膜またはクロマチン構造の変化、または細胞内タンパクの融解、テロメアの長さの減少、ゲノムまたはエピゲノムの変化のうちの少なくとも一つである
請求項8または9に記載の薬剤候補物質スクリーニング方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017112165thum.jpg
出願権利状態 公開
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