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新生児感染症または周産期感染症の診断技術

国内特許コード P190015885
整理番号 (S2017-0867-N0)
掲載日 2019年2月25日
出願番号 特願2018-122126
公開番号 特開2019-004880
出願日 平成30年6月27日(2018.6.27)
公開日 平成31年1月17日(2019.1.17)
優先権データ
  • 特願2017-126646 (2017.6.28) JP
発明者
  • 仲 哲治
  • 藤本 穣
  • 世良田 聡
出願人
  • 国立大学法人高知大学
発明の名称 新生児感染症または周産期感染症の診断技術
発明の概要 【課題】本発明は、新生児感染症または周産期感染症を診断する方法、診断薬、システムおよびキットを提供する。
【解決手段】詳細には、本発明は、新生児敗血症をはじめとする新生児感染症または周産期感染症の早期発見を可能にする新規バイオマーカーであるロイシンリッチα2グリコプロテイン(LRG)を使用して、被検体が新生児感染症または周産期感染症であるかどうかを診断する方法、キット、検査もしくは診断剤および検査もしくは診断システムを提供する。また、新生児感染症または周産期感染症を有する被検体における薬剤投与終了時の判断や投与薬剤や治療方針の変更の判断時における指標としての用途も提供される。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要

新生児感染症または周産期感染症は、広義に新生児期または周産期の胎児または新生児および/またはその母体(妊産婦)が感染する疾患であり、早期の処置をしなければ、母子を問わず、重篤な疾患になることがあるが、生理的変化によりCRPなど既存のマーカーでの評価が困難であり、治療の遅延ならびに効果判定に苦慮することがあり、現在のところ、これを早期に診断または検出する技術はない(非特許文献1~2)。

産業上の利用分野

本発明は、新生児感染症または周産期感染症を診断する技術に関する。より詳しくは、ロイシンリッチα2グリコプロテイン(leucine rich alpha 2 glycoprotein: LRG)(以下、LRGともいう)を新生児感染症または周産期感染症の指標(バイオマーカー)として使用して、検査または診断する技術に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
LRG遺伝子産物またはその分解産物を検出また測定する試薬または手段を含む、新生児感染症または周産期感染症を検査または診断するための検査剤、診断剤または検査もしくは診断のためのキットもしくはシステム。

【請求項2】
LRG遺伝子産物またはその分解産物を検出また測定する試薬または手段が、前記LRG遺伝子産物もしくはその分解産物に特異的に結合する核酸、タンパク質、または抗体もしくはその結合性断片ならびにNMR、質量分析、オートラジオグラフィー、クロマトグラフィー、サザンブロット、ノーザンブロット、ウェスタンブロット、LTIA、ELISA、RA、ECLIAおよび電気泳動を実施する装置からなる群より選択される、請求項1に記載の検査剤、診断剤または検査もしくは診断のためのキットもしくはシステム。

【請求項3】
前記LRG遺伝子産物またはその分解産物を検出または測定する試薬または手段が、
(i)LRG遺伝子の転写産物またはその前駆体もしくは分解産物に特異的に結合する核酸プローブまたは核酸プライマー、または
(ii)LRGタンパク質またはその前駆体もしくは分解産物に特異的に結合する抗体またはその結合性断片
を含む、請求項1に記載の検査剤、診断剤または検査もしくは診断のためのキットもしくはシステム。

【請求項4】
前記新生児感染症または周産期感染症は、妊娠22週~生後4週の胎児もしくは新生児またはその母体、あるいはその両者の感染症である、請求項1~3のいずれか一項に記載の検査剤診断剤または検査もしくは診断のためのキットもしくはシステム。

【請求項5】
前記新生児感染症または周産期感染症は、妊娠22週~生後7日の胎児もしくは新生児またはその母体の感染症である、請求項4に記載の検査剤、診断剤または検査もしくは診断のためのキットもしくはシステム。

【請求項6】
前記新生児感染症または周産期感染症は、妊娠22週~生後2日の胎児もしくは新生児またはその母体の感染症である、請求項4に記載の検査剤、診断剤または検査もしくは診断のためのキットもしくはシステム。

【請求項7】
前記新生児感染症または周産期感染症は、妊娠22週~生後1日の胎児もしくは新生児またはその母体の感染症である、請求項4に記載の検査剤、診断剤または検査もしくは診断のためのキットもしくはシステム。

【請求項8】
前記LRG遺伝子産物またはその分解産物は、前記新生児またはその母体の体液中に存在する、請求項4~7のいずれか一項に記載の検査剤、診断剤または検査もしくは診断のためのキットもしくはシステム。

【請求項9】
前記体液は、前記母体の血液、リンパ液、組織液、体腔液、脳脊髄液、関節液、眼房水、消化液、汗、涙、鼻水、尿、糞便および膣液、ならびに前記新生児の臍帯血、血液、リンパ液、組織液、体腔液、脳脊髄液、関節液、眼房水、消化液、汗、涙、鼻水、尿、糞便および膣液からなる群より選択される、請求項8に記載の検査剤、診断剤または検査もしくは診断のためのキットもしくはシステム。

【請求項10】
前記体液が、前記母体の血液もしくは前記臍帯血、またはその両者を含む、請求項9に記載の検査剤、診断剤または検査もしくは診断のためのキットもしくはシステム。

【請求項11】
前記新生児感染症または周産期感染症は、子宮内感染症、絨毛膜羊膜炎、臍帯炎、新生児結膜炎、新生児細菌性髄膜炎、先天性および周産期サイトメガロウイルス感染症、新生児B型肝炎ウイルス感染症、新生児C型肝炎ウイルス感染症、ヒトT細胞白血病ウイルス感染症、クラミジア感染症、B群溶連菌感染症、新生児肺炎、先天性風疹、新生児単純ヘルペスウイルス感染症、新生児敗血症、先天梅毒、新生児の院内感染症、周産期の結核、先天性トキソプラズマ症、水痘、HIVおよび新生児リステリア症からなる群より選択される少なくとも一つを含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の検査剤、診断剤または検査もしくは診断のためのキットもしくはシステム。

【請求項12】
前記新生児感染症または周産期感染症は、子宮内感染症、絨毛膜羊膜炎、新生児敗血症または新生児肺炎を含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の検査剤、診断剤または検査もしくは診断のためのキットもしくはシステム。

【請求項13】
前記検査または診断は、新生児感染症または周産期感染症を、早期産、胎児発育不全(FGR)、妊娠高血圧症候群、および胎児機能不全(NRFS)からなる群より選択される少なくとも1つの疾患と区別するものである、請求項1~12のいずれか一項に記載の検査剤、診断剤または検査もしくは診断のためのキットもしくはシステム。

【請求項14】
LRG遺伝子産物またはその分解産物の新生児感染症または周産期感染症を検査または診断するための指標としての使用。

【請求項15】
被験体におけるLRG遺伝子産物またはその分解産物を測定する工程を含む、該被験体の新生児感染症または周産期感染症を検査または診断するための方法。

【請求項16】
LRG遺伝子産物またはその分解産物を検出また測定する試薬または手段の新生児感染症または周産期感染症を検査または診断するための使用。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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