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実質的に面心立方構造を有するルテニウム微粒子およびその製造方法 UPDATE

国内特許コード P190015902
整理番号 AF11-06JP2
掲載日 2019年3月8日
出願番号 特願2014-120166
公開番号 特開2014-240523
登録番号 特許第5715726号
出願日 平成26年6月11日(2014.6.11)
公開日 平成26年12月25日(2014.12.25)
登録日 平成27年3月20日(2015.3.20)
優先権データ
  • 特願2011-202735 (2011.9.16) JP
発明者
  • 北川 宏
  • 草田 康平
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 実質的に面心立方構造を有するルテニウム微粒子およびその製造方法 UPDATE
発明の概要 【課題】一酸化炭素の酸化触媒として用いる実質的に面心立方構造を有するルテニウム微粒子の提供。
【解決手段】(a)ポリビニルピロリドンとトリエチレングリコールとを含む第1の有機溶液11と、ルテニウム(III)アセチルアセトナートを含む第2の有機溶液12とを準備する工程、(b)200℃~220℃の範囲の温度に加熱した第1の有機溶液11に、第2の有機溶液12を噴霧する工程により、ルテニウム微粒子のコロイド溶液を得る。(b)の工程によって得られたルテニウム(III)アセチルアセトナートとポリビニルピロリドンとトリエチレングリコールとを含む溶液を180~220℃の温度に1分~6時間保持する工程(i)を含む製造方法により得られた、実質的に面心立方構造を有するルテニウム微粒子群。得られたルテニウム微粒子は面心立方構造にX線回折パターンを示す。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来から、溶液中で金属化合物を還元して金属微粒子を製造する方法が提案されている。そして、ルテニウムの微粒子を製造する方法も提案されている(非特許文献1)。



非特許文献1では、粒径が2.1~6.0nmのルテニウム微粒子が製造されている。非特許文献1では、還元剤を兼ねる溶媒として、エチレングリコールまたは1,4-ブタンジオールが用いられている。2.1~3.1nmの微粒子は、エチレングリコールまたは1,4-ブタンジオールを用いた1段階の還元工程で調製されている。一方、3.8~6.0nmの微粒子は、3.1nmのルテニウム微粒子を核とした2段階の工程で調製されている。その3.8~6.0nmの微粒子は、1,4-ブタンジオールを用いて調製されている。非特許文献1には、ルテニウム微粒子の粒径が小さいときにはhcp構造(六方最密充填構造)をとり、粒径が大きくなるとfcc構造(面心立方構造)とhcp構造との混合相となることが記載されている。

産業上の利用分野


本発明は、実質的に面心立方構造を有するルテニウム微粒子およびその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ルテニウム(III)アセチルアセトナートとポリビニルピロリドンとトリエチレングリコールとを含む溶液を180℃以上の温度に保持する工程(i)を含む製造方法により得られた、実質的に面心立方構造を有するルテニウム微粒子群。

【請求項2】
請求項1に記載のルテニウム微粒子群を用いた一酸化炭素の酸化触媒。

【請求項3】
実質的に面心立方構造を有するルテニウム微粒子群の製造方法であって、
ルテニウム(III)アセチルアセトナートとポリビニルピロリドンとトリエチレングリコールとを含む溶液を180℃以上の温度に保持する工程(i)を含む、製造方法。

【請求項4】
前記(i)の工程において、前記溶液を180℃~220℃の範囲の温度に保持する、請求項3に記載の製造方法。

【請求項5】
前記工程(i)が、
(a)ポリビニルピロリドンとトリエチレングリコールとを含む第1の有機溶液と、ルテニウム(III)アセチルアセトナートを含む第2の有機溶液とを準備する工程と、
(b)200℃~220℃の範囲の温度に加熱した前記第1の有機溶液に、前記第2の有機溶液を噴霧する工程とを含む、請求項3に記載の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2014120166thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST ナノ界面技術の基盤構築 領域
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