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コノフィリンまたはその薬理学的に許容される塩を有効成分とする癌関連線維芽細胞抑制剤および癌治療用医薬

国内特許コード P190015990
整理番号 S2017-0963-N0
掲載日 2019年4月25日
出願番号 特願2017-159685
公開番号 特開2019-038751
出願日 平成29年8月22日(2017.8.22)
公開日 平成31年3月14日(2019.3.14)
発明者
  • 調 憲
  • 新木 健一郎
  • 石井 範洋
  • 梅澤 一夫
出願人
  • 国立大学法人群馬大学
  • 学校法人 愛知医科大学
発明の名称 コノフィリンまたはその薬理学的に許容される塩を有効成分とする癌関連線維芽細胞抑制剤および癌治療用医薬
発明の概要 【課題】新規な作用機序で優れた治療効果を発揮することのできる癌治療用医薬を提供すること。
【解決手段】コノフィリンまたはその薬理学的に許容される塩を有効成分とする癌関連線維芽細胞抑制剤を用い、癌の治療を行う。好ましくは、コノフィリンまたはその薬理学的に許容される塩と抗癌剤を用いて癌の治療を行う。
【選択図】図7
従来技術、競合技術の概要


膵臓癌は日本で年間約3万8千人が罹患し、癌死亡原因では肺癌、大腸癌、胃癌に次いで4番目に多い(2014 年人口動態統計)。膵癌の死亡数は発生数とほぼ同じであり、膵癌全体の5年生存率は10%未満と他の消化器癌と比較して非常に予後不良である。治療には手術や化学療法等、集学的治療が行われているが、従来の治療法では治療効果は十分とはいえず、さらなる治療成績の向上には新規治療薬や既存治療の底上げが必要である。



一方、熱帯植物より抽出されたコノフィリンという化合物が抗腫瘍剤に対する腫瘍細胞の感受性増強剤として使用できることが知られている(特許文献1)。特許文献1では、コノフィリンがアポトーシス抑制因子ARMERの機能を阻害することで、癌細胞の抗腫瘍剤に対する感受性が向上するという作用機序が示されている。しかしながら、特許文献1では、ラット好塩基球性白血病細胞株RBL-2Hを用いたインビトロの系において、コノフィリンを添加するとブレフェルジンAに対するRBL-2Hの感受性が増強することが示されているのみで、インビボでのコノフィリンの効果は示されていない。

産業上の利用分野


本発明は医薬に関し、より詳細には癌治療用医薬に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
コノフィリンまたはその薬理学的に許容される塩を有効成分とする、癌関連線維芽細胞抑制剤。

【請求項2】
癌関連線維芽細胞が関与する癌の治療に使用するための請求項1に記載の癌関連線維芽細胞抑制剤。

【請求項3】
癌関連線維芽細胞が関与する癌が膵臓癌、胆管癌またはスキルス胃癌である、請求項2に記載の癌関連線維芽細胞抑制剤。

【請求項4】
抗癌剤とともに投与される、請求項2または3に記載の癌関連線維芽細胞抑制剤。

【請求項5】
抗癌剤がGemcitabineである、請求項4に記載の癌関連線維芽細胞抑制剤。

【請求項6】
コノフィリンまたはその薬理学的に許容される塩および抗癌剤を含む、癌治療用医薬。

【請求項7】
癌が膵臓癌、胆管癌またはスキルス胃癌である、請求項6に記載の癌治療用医薬。

【請求項8】
抗癌剤がGemcitabineである、請求項6または7に記載の癌治療用医薬。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017159685thum.jpg
出願権利状態 公開
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