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薬液注入装置

国内特許コード P190016026
整理番号 (S2016-0824-N0)
掲載日 2019年5月9日
出願番号 特願2018-521152
出願日 平成29年6月5日(2017.6.5)
国際出願番号 JP2017020856
国際公開番号 WO2017209311
国際出願日 平成29年6月5日(2017.6.5)
国際公開日 平成29年12月7日(2017.12.7)
優先権データ
  • 特願2016-111559 (2016.6.3) JP
発明者
  • 冨永 悌二
  • 齋藤 竜太
  • 佐藤 綾耶
  • 吉川 彰
  • 鎌田 圭
  • 大橋 雄二
  • 井上 憲司
  • 横田 有為
  • 芳賀 洋一
  • 松永 忠雄
  • 鶴岡 典子
出願人
  • 国立大学法人東北大学
発明の名称 薬液注入装置
発明の概要 サファイアなどの非磁性材料から構成されて薬液を送液する注入用針(101)と、注入用針(101)に超音波振動を与える超音波振動子(102)とを備える。超音波振動子(102)に固定された非磁性金属からなる固定板(103)を備える。注入用針(101)は、固定板(103)に固定されている。また、超音波振動子(102)は、非磁性金属からなる基台(104)の上に固定されている。超音波振動子(102)は、分極方向が互いに反対向きに積層された複数の圧電体(121),圧電体(122)から構成されている。
従来技術、競合技術の概要

中枢神経系疾患に対する薬剤治療では、血液脳関門により薬剤到達が制限されるという大きな問題がある。また、脳内の局所への薬剤の投与では、有効な薬剤の拡散が得られない。脳実質内局所の広範囲に高濃度の薬剤注入を実現することが可能となれば、脳腫瘍をはじめとする中枢神経系疾患への新たな治療法となる。

薬剤を脳内の局所に投与する方法として、CED(Convection-enhanced delivery)がある。この技術では、脳内に留置した注入用針から、脳細胞間隙に薬剤を持続して少しずつ注入することにより、脳局所へ高濃度かつ広範囲に薬剤を投与する。CEDでは、血液脳関門をバイパスして薬剤を注入することが可能なため、効率的に薬剤注入を行うことが可能となる。

カテーテルを用いた従来のCEDでは、必要量を投与する際、薬液を収容する容器内を陽圧として薬液を持続的に少しずつ、例えば1~5μL/分程度で注入する。この方法では、通常、必要量の薬液投与に2~3日程度要する。

また、超音波を併用した薬剤注入システムによるCEDがある(特許文献1参照)。このシステムでは、超音波振動子を貫通するよう注入用針(カニューレ)を配置し、この注入用針に超音波振動を与えることで、従来のCEDと比較して薬剤の拡散範囲をより増大させるようにしている。

産業上の利用分野

本発明は、所望とする領域に薬液を注入する薬液注入装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
非磁性材料から構成された、薬液を送液するための注入用針と、
前記注入用針に超音波振動を与える超音波振動子と
を備えることを特徴とする薬液注入装置。

【請求項2】
請求項1記載の薬液注入装置において、
前記非磁性材料は、磁場に不感な無機結晶材料であることを特徴とする薬液注入装置。

【請求項3】
請求項1または2記載の薬液注入装置において、
前記注入用針は、サファイア、石英、YAG、STO、希土類アルミネート、ランガサイトのいずれかから構成されていることを特徴とする薬液注入装置。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の薬液注入装置において、
前記超音波振動子は、分極方向が互いに反対向きに積層された複数の圧電体から構成されていることを特徴とする薬液注入装置。

【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の薬液注入装置において、
前記超音波振動子に固定された非磁性金属からなる固定板を備え、
前記注入用針は前記固定板に固定されている
ことを特徴とする薬液注入装置。

【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の薬液注入装置において、
前記超音波振動子は、前記注入用針の長さ方向に直交する変位を主成分とする振動を前記注入用針に与える
ことを特徴とする薬液注入装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2018521152thum.jpg
出願権利状態 公開
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