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(In Japanese)線維症評価用バイオマーカ、線維症の評価方法および評価用細菌培地

Patent code P190016070
File No. (S2016-0508-N0)
Posted date May 24, 2019
Application number P2018-503429
Date of filing Mar 3, 2017
International application number JP2017008579
International publication number WO2017150720
Date of international filing Mar 3, 2017
Date of international publication Sep 8, 2017
Priority data
  • P2016-041740 (Mar 4, 2016) JP
Inventor
  • (In Japanese)ガバザ エステバン
  • (In Japanese)ガバザ コリナ
  • (In Japanese)カーン アイサク
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人三重大学
Title (In Japanese)線維症評価用バイオマーカ、線維症の評価方法および評価用細菌培地
Abstract (In Japanese)
【課題】
  線維症の評価方法及び線維症評価用バイオマーカを提供すること。
【解決手段】
  被験動物から得られた生体サンプルに検出されるものであって、クリステンセネラ(Christensenella)、クロストリジウム(Clostridium)、ハロモナス(Halomonas)及びシュワネラ(Shewanella)からなる群から選択される少なくとも一種の細菌を含む線維症評価用バイオマーカによって達成される。このとき、線維症としては、例えば肺線維症(IPFを含む)または腎線維症などが含まれる。
【選択図】
 図5
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

特定の組織が線維化することで、本来の機能を失う線維症が多く知られている。このうち肺に発生するものとして、特発性肺線維症(Idiopathic pulmonary fibrosis:以下、「IPF」という)がある。IPFは、進行性の致死的な疾患である。IPFの確定診断後の平均生存期間は2年~4年程度であり、通常のガンの予後よりも悪い。IPFに関する病理学は確定されておらず、生存期間を向上させる治療は知られていない。IPFとガンとの間には、臨床的な経過と疾患病因について、分子的挙動に類似するところがある。IPF患者及びガン患者は、治療に対して抵抗性が強く、生存期間が短い。また、致死的な環境因子(例えば、タバコ)に曝されており、アポトーシスの遅延または過剰という共通の分子的異常を伴う。しかし、IPF患者とガン患者の類似点を説明する仮説は提出されていない。
一方、細菌を含む環境的な要因が、宿主の反応と病理的要因の一つではないかとの指摘がある。肺洗浄液中の細菌量と肺線維症病態の進行との関連について調べた研究がある。その研究によれば、細菌量(特にレンサ球菌属、ブドウ球菌属)が多い患者では病態の進行が速く、急性増悪を頻繁に発生したこと等が報告されている(非特許文献1)。また、気管支肺洗浄液中の細菌量を肺線維症と健常者の間で比較した論文が存在する(非特許文献2)。この論文によれば、肺線維症の患者から得られた気管支肺洗浄液中には、健常者にも検出される菌種のみが認められている。このとき、肺組織中の菌の検討はされていない。
本発明に係るクリステンセネラ菌については、腸内から検出されたとの報告がある(非特許文献3)。ハロモナス菌については、人の血液中から検出されたとの報告がある(非特許文献4、5)細菌叢の検査方法としては、オリゴタイプまで精密に分類する方法(非特許文献6)、特定の細菌を視覚化する方法(非特許文献7)が知られている。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、線維症評価用バイオマーカ及び線維症の評価方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
被験動物から得られた生体サンプルに検出される線維症評価用バイオマーカであって、クリステンセネラ(Christensenella)、クロストリジウム(Clostridium)、ハロモナス(Halomonas)及びシュワネラ(Shewanella)からなる群から選択される少なくとも一種の細菌を含む線維症評価用バイオマーカ。

【請求項2】
 
前記生体サンプルが、唾液、血液、組織表面の洗浄液及び切り取られた組織からなる群から選択される少なくとも一つである請求項1に記載の線維症評価用バイオマーカ。

【請求項3】
 
前記線維症が、肺線維症及び腎線維症、からなる群から選択される少なくとも一つである請求項1または2に記載の線維症評価用バイオマーカ。

【請求項4】
 
被験動物から得られた生体サンプルについて、クリステンセネラ(Christensenella)、クロストリジウム(Clostridium)、ハロモナス(Halomonas)及びシュワネラ(Shewanella)からなる群から選択される少なくとも一種の細菌を検出する線維症の評価方法。

【請求項5】
 
前記検出が、細菌に由来する核酸を検出するものである請求項4に記載の線維症の評価方法。

【請求項6】
 
(1)ハロモナス(Halomonas)を含み、(2)クリステンセネラ(Christensenella)、クロストリジウム(Clostridium)及びシュワネラ(Shewanella)からなる群から選択される少なくとも一種の細菌を含む細菌群のための線維症評価用細菌培地。

【請求項7】
 
請求項6に記載の細菌用培地であって、炭素源と窒素源とミネラルと0.34M~5Mの塩化ナトリウムとを含む線維症評価用細菌培地。

【請求項8】
 
(1)ハロモナス(Halomonas)を含み、(2)クリステンセネラ(Christensenella)、クロストリジウム(Clostridium)及びシュワネラ(Shewanella)からなる群から選択される少なくとも一種の細菌を含む細菌群を凍結した線維症評価用凍結細菌。

【請求項9】
 
(1)ハロモナス(Halomonas)を含み、(2)クリステンセネラ(Christensenella)、クロストリジウム(Clostridium)及びシュワネラ(Shewanella)からなる群から選択される少なくとも一種の細菌を含む細菌群を乾燥した線維症評価用乾燥細菌。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2018503429thum.jpg
State of application right Published
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