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対面インタラクション装置、これを用いた装着デバイス、及び対面促進方法

国内特許コード P190016079
整理番号 (S2016-0884-N0)
掲載日 2019年5月24日
出願番号 特願2018-525304
出願日 平成29年6月30日(2017.6.30)
国際出願番号 JP2017024213
国際公開番号 WO2018003986
国際出願日 平成29年6月30日(2017.6.30)
国際公開日 平成30年1月4日(2018.1.4)
優先権データ
  • 特願2016-131068 (2016.6.30) JP
発明者
  • 鈴木 健嗣
  • 利根 忠幸
  • 潘 雅冬
  • 廣川 暢一
  • 蜂須 拓
出願人
  • 国立大学法人筑波大学
発明の名称 対面インタラクション装置、これを用いた装着デバイス、及び対面促進方法
発明の概要 注視の検出と対面インタラクションの促進を実現する装置を提供する。対面インタラクション装置は、第1のビーム広がり角で第1波長の赤外線信号を送信する第1赤外線送信部と、他の装置から前記第1波長の赤外線信号を受信する第1赤外線受信部と、対面の検出を知らせる通知手段と、受信された赤外線信号に、前記他の装置の識別情報と自装置の識別情報とが含まれているか否かを判断し、前記他の装置の識別情報と自装置の識別情報が含まれている場合に、前記通知手段をオンにする制御部とを有する。
従来技術、競合技術の概要

対面インタラクションは人間の社会行動の基本的な行為である。対面インタラクションは、言葉によるバーバルコミュニケーションだけでなく、動作、表情、ジェスチュアなどによるコミュニケーションも含む。他者と対面し交流することで、自分の体験を他者と共有したり、他人の立場を考えることができる。

一般に、自閉症などの発達障害を有する者は、正面から相手と対面することが困難であると言われている。発達障害児の指導やグループセラピーで、相手とのインタラクションを促進することで、コミュニケーション能力や社会性の改善が試みられている。

画像データから顔の向きを判別する技術(たとえば、特許文献1参照)や、画像データに含まれる顔正面の情報に基づいて注視者を判別する手法(たとえば、特許文献2参照)が提案されている。

また、赤外線通信等の通信手段を備えたロボット装置同士が向き合った際に、互いに情報を交換したりあいさつ等の所定の動作を行うロボット装置が知られている(たとえば、特許文献3参照。さらに、赤外線通信手段とレーザ発光器を有するモジュールを3個以上用いて閉空間を形成する幾何学図形を描写するモジュールが提案されている(たとえば、特許文献4参照)。

他方、対面していると認識し得る注視の角度を実験的に求めた研究がなされている(非特許文献1参照)。

産業上の利用分野

本発明は、対面インタラクション装置とこれを用いた装着デバイス、及び対面促進方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
第1のビーム広がり角で第1波長の赤外線信号を送信する第1赤外線送信部と、
他の装置から前記第1波長の赤外線信号を受信する第1赤外線受信部と、
対面の検出を知らせる通知手段と、
受信された赤外線信号に、前記他の装置の識別情報と自装置の識別情報とが含まれているか否かを判断し、前記他の装置の識別情報と自装置の識別情報が含まれている場合に、前記通知手段をオンにする制御部と、
を有する対面インタラクション装置。

【請求項2】
前記第1のビーム広がり角よりも広い第2のビーム広がり角で、前記第1波長と異なる第2波長の赤外線信号を送信する第2赤外線送信部と、
前記第2波長の赤外線信号を受信する第2赤外線受信部と、
対面方向を案内するガイド部と、
をさらに有し、
前記制御部は、前記第1波長の赤外線信号が受信されていないが、前記第2波長の赤外線信号が受信されている場合に、前記ガイド部の出力をオンにすることを特徴とする請求項1に記載の対面インタラクション装置。

【請求項3】
前記第1赤外線受信部は、前記第1波長に感度を有する赤外線受光器を有し、
前記第2赤外線受信部は、前記第1赤外線受信部の両側に配置され前記第2波長に感度を有する一対の赤外線受光器を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の対面インタラクション装置。

【請求項4】
前記第2波長の赤外線信号が受信された場合に受光方向を検出する検出部、
をさらに有し、
前記制御部は、前記受光方向に応じて前記ガイド部の出力を制御することを特徴とする請求項2または3に記載の対面インタラクション装置。

【請求項5】
他の装置から前記第1波長の赤外線信号を前記第1のビーム広がり角よりも広い受光角度で受信する第2赤外線受信部と、
対面方向を案内するガイド部と、
をさらに有し、
前記第1赤外線受信部は、前記第1波長の赤外線信号を前記第1のビーム広がり角と同じ受光角度で受信し、
前記制御部は、前記第1赤外線受信部で赤外線信号が受信されていないが、前記第2赤外線受信部で赤外線信号が受信されている場合に、前記ガイド部の出力をオンにすることを特徴とする請求項1に記載の対面インタラクション装置。

【請求項6】
前記制御部は、前記第1赤外線受信部で受信された赤外線信号に、前記他の装置の識別情報と自装置の識別情報とが含まれている場合に対面状態を検出したと判断し、前記対面状態に関する情報を記録、管理することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の対面インタラクション装置。

【請求項7】
前記通知手段は、可視光、音声、または可視レーザ光を出力することを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の対面インタラクション装置。

【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の対面インタラクション装置と、
前記対面インタラクション装置を支持する装着具と、
を有する装着デバイス。

【請求項9】
前記装着具は、ヘアバンド型、ギャップ側、またはグラブ型の装着具であることを特徴とする請求項8に記載の装着デバイス。

【請求項10】
第1のビーム広がり角で第1波長の赤外線信号を送信し、
他の装置から前記第1波長の赤外線信号を受信し、
コンピュータにて、受信された赤外線信号に、前記他の装置の識別情報と自装置の識別情報とが含まれているか否かを判断し、
前記他の装置の識別情報と自装置の識別情報が含まれている場合に、出力手段をオンにして対面の成立を通知する、
ことを特徴とする対面促進方法。

【請求項11】
前記第1のビーム広がり角よりも広い第2のビーム広がり角で、前記第1波長と異なる第2波長の赤外線信号を送信し、
前記他の装置から前記第2波長の赤外線信号を受信し、
コンピュータにて前記第1波長または前記第2波長が受信されているか否かを判断し、
前記第1波長の赤外線信号が受信されていないが、前記第2波長の赤外線信号が受信されている場合に、前記出力手段をオンにして、対面の方向を案内する、
ことを特徴とする請求項10に記載の対面促進方法。

【請求項12】
他の装置から、前記第1のビーム広がり角と同じ受光角度で前記第1波長の赤外線信号を受信する第1赤外線受信部と、前記他の装置から、前記第1のビーム広がり角よりも広い受光角度で前記第1波長の赤外線信号を受信する第2赤外線受信部とを設け、
コンピュータにて、前記第1赤外線受信部または前記第2赤外線受信部で前記赤外線信号が受信されているか否かを判断し、
前記第1赤外線受信部で前記赤外線信号が受信されていないが、前記第2赤外線受信部で前記赤外線信号が受信されている場合に、前記出力手段をオンにして、対面の方向を案内する、
ことを特徴とする請求項10に記載の対面促進方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2018525304thum.jpg
出願権利状態 公開
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