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SAMPLE BLOCK SUPPORT MEMBER, OTOLITH SECTION PREPARATION METHOD

Patent code P190016082
File No. S2018-0007-N0
Posted date May 27, 2019
Application number P2017-195390
Publication number P2019-070531A
Date of filing Oct 5, 2017
Date of publication of application May 9, 2019
Inventor
  • (In Japanese)ストルスマン・カルロス・アウグスト
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人東京海洋大学
Title SAMPLE BLOCK SUPPORT MEMBER, OTOLITH SECTION PREPARATION METHOD
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide technology that enables easy and efficient preparation of a section involving a cross section of a core and a section involving a longitudinal section of the core.
SOLUTION: Provided are a sample block support member 10 which is used to support a sample block 20 with otolith embedded in resin, and includes; a plate-like main body 11 having a bottom surface 12 to be in contact with the sample block 20; and three or more fitting projections 13 which are fitted into fitting recesses 24 which project from the bottom surface 12 of the plate-like main body 11 and are recessed from a support member contact surface 23 of the sample block 20 in an insertable/removable manner, and an otolith section preparation method using the same.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

魚類の耳石は、脳下部、三半規管にある炭酸カルシウムの結晶からなる生体鉱物であり、魚類の年齢推定等に利用されている。耳石は、魚類の成長とともに木の年輪の如く輪紋(リング状の紋様)が形成されるため、輪紋の数から年齢を知ることができる。また、輪紋を顕微鏡等にて拡大して観察すると、一日毎に形成される輪紋(日輪)を観察可能である。日輪の観察結果は、資源解析の他、稚魚の成長過程の観察など、幅広く研究に利用されるようになっている。

耳石の輪紋を観察、解析するには、耳石をエポキシ樹脂等の樹脂に包埋した包埋体を作成し、この包埋体をスライスして得た切片の耳石切断面を観察することが行われている。
従来、包埋体の作成は、包埋用樹脂を形成する硬化性の液状樹脂材料を容器に流し込み、ピンセット等を用いて耳石を容器内の液状樹脂材料中に配置、包埋した後、容器内の液状樹脂材料を硬化させて包埋用樹脂を形成し、包埋用樹脂中に耳石を固定することが広く行われている。
包埋用樹脂を形成する樹脂は2液型エポキシ樹脂が一般的である。

耳石は概ね楕円板状である。また、耳石は、その中心の核(耳石核)を通る横断面(楕円板状の耳石の長軸に垂直の断面)の輪紋数が、年齢を表す確度が最も高いことが知られている。このため、概ね楕円板状の耳石の核を介して両側を耳石の長軸方向に垂直に切断して、耳石核を含む薄板状の切片(以下、横断面核入り切片、とも言う)を作成することが多い。

しかしながら、従来の包埋体の作成方法では、耳石の包埋体内における傾きや位置を一定に保つことが困難である。また、このことから、作成した包埋体を楕円板状の耳石の長軸に垂直に精度良く切断して横断面核入り切片を作製することは容易でなく、観察、解析に必要な形成精度を確保できないケースも多々生じる。

なお、耳石の輪紋の解析では、横断面核入り切片だけでなく、耳石の核を介して両側を楕円板状の耳石の短軸に垂直に切断して耳石核を含む薄板状の切片(以下、縦断面核入り切片、とも言う)の使用も少なくない。しかしながら、縦断面核入り切片の作製は、楕円板状の耳石の短軸に垂直に切断、すなわち耳石の長軸に沿って切断するものであり、横断面核入り切片に比べて耳石の切断長が長い(例えば2倍以上)ことが多い。このため、縦断面核入り切片の作製では、横断面核入り切片の作製に比べて、輪紋の観察、解析に必要な形成精度を確保した耳石切断面を安定に形成することが難しく、観察、解析に必要な形成精度を確保できないケースがより発生しやすい。

ところで、試料の研磨について、特許文献1には、試料を埋め込んだ樹脂の側周に雄ねじを螺設した試料封入体を作製し、この試料封入体を内面に雌ねじを有する筒状治具に螺合挿入し、試料封入体に筒状治具先端から突出させた部分(以下、突出先端部、とも言う)を確保し、試料封入体の突出先端部を、筒状治具先端がサンドペーパー等の研磨部材表面に当接するまで研磨する技術が開示されている。特許文献1では、試料封入体の突出先端部を、筒状治具先端が研磨部材表面に当接するまで研磨することで、試料を過不足なく研磨できるとしている。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、魚類の耳石を樹脂に包埋した試料ブロックの研磨時の支持に好適に用いることができる試料ブロック支持部材、耳石切片作製方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
耳石を樹脂中に包埋した試料ブロックの支持に使用される試料ブロック支持部材であって、
前記試料ブロックに当接される底面を有する板状本体と、前記板状本体の前記底面から突出され、前記板状本体の前記底面が当接される前記試料ブロックの支持部材当接面から窪む嵌合凹部に挿脱可能に嵌め込まれる3以上の嵌合突部とを有する試料ブロック支持部材。

【請求項2】
 
請求項1に記載の試料ブロック支持部材において、
前記板状本体の上面側に取り付けられた錘をさらに有する試料ブロック支持部材。

【請求項3】
 
請求項1または2に記載の試料ブロック支持部材において、
前記板状本体の前記底面に、水膜を形成することで前記水膜の表面張力によって前記底面に当接させた前記試料ブロックの前記支持部材当接面の前記板状本体の前記底面からの離脱抵抗力を得る水膜形成用凹部が形成されている試料ブロック支持部材。

【請求項4】
 
請求項1~3のいずれか1項に記載の試料ブロック支持部材の前記嵌合突部を、耳石を樹脂中に包埋した試料ブロックの前記板状本体の前記底面が当接される支持部材当接面から窪む凹部にそれぞれ嵌め込んで、前記試料ブロック支持部材に前記試料ブロックを支持し、前記試料ブロックの前記支持部材当接面とは反対の底面を研磨部材に接触させて研磨する耳石切片作製方法。

【請求項5】
 
請求項4に記載の耳石切片作製方法において、
前記試料ブロック支持部材上に設けられる錘と、前記研磨部材から上方に離隔させて支持され前記試料ブロック支持部材をその上側に設けられた前記錘とともに下降可能に収容する収容筒と、前記錘に連結され前記錘から前記収容筒の上方へ突出する突出部材によって前記収容筒上に支持され前記収容筒にその上方から当接することで前記錘の下降を規制するストッパ部材とを有する試料押圧用ユニットを用い、
前記試料ブロックを下側に支持した前記試料ブロック支持部材をその上側に設けられた前記錘とともに前記収容筒に収容して前記ストッパ部材を前記収容筒から上方へ離隔させて配置し、前記研磨部材に接触させた前記試料ブロックの研磨をその進行に伴い前記錘とともに下降する前記ストッパ部材が前記収容筒に当接するまで継続する耳石切片作製方法。

【請求項6】
 
請求項5に記載の耳石切片作製方法において、
前記突出部材はマイクロメータであり、前記ストッパ部材は前記マイクロメータのスリーブに取り付けられ、前記錘には前記マイクロメータの前記スリーブから突出するスピンドルの先端部が連結されている耳石切片作製方法。

【請求項7】
 
請求項1~3のいずれか1項に記載の試料ブロック支持部材の前記嵌合突部を、耳石を樹脂中に包埋したおもて側研磨用試料ブロックの前記板状本体の前記底面が当接される裏面から窪む嵌合凹部に嵌め込んで、前記試料ブロック支持部材に前記おもて側研磨用試料ブロックを支持し、前記おもて側研磨用試料ブロックの前記裏面とは反対のおもて面を研磨しておもて側研磨面を形成するおもて側研磨工程と、
前記おもて側研磨工程の完了後、前記おもて側研磨用試料ブロックをそのおもて側研磨面が下側の向きで三次包埋用型に挿入して前記三次包埋用型の底壁上に複数突出された凹部形成用突起上に載置し、前記三次包埋用型内に充填した硬化性の液状樹脂材料を硬化させて、前記おもて側研磨用試料ブロックに前記おもて側研磨面を覆う裏側研磨用包埋樹脂部を形成した構成の裏側研磨用試料ブロックを得る裏側研磨用ブロック作製工程と、
前記裏側研磨用試料ブロックの前記裏面研磨用包埋樹脂部に前記凹部形成用突起によって形成された嵌合凹部に前記試料ブロック支持部材の前記嵌合突部を嵌め込んで、前記試料ブロック支持部材に前記裏側研磨用試料ブロックを支持し、前記裏側研磨用試料ブロックの前記嵌合凹部が開口する側とは反対の側に露呈させた前記おもて側研磨用試料ブロックの裏面を研磨して裏側研磨面を形成し、前記おもて側研磨面と前記裏側研磨面との間に耳石核が存在する耳石切片を得る裏側研磨工程とを有する耳石切片作製方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2017195390thum.jpg
State of application right Published


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