TOP > 国内特許検索 > スモールセルネットワークへの無線接続システム及び方法

スモールセルネットワークへの無線接続システム及び方法

国内特許コード P190016113
整理番号 18-030
掲載日 2019年6月13日
出願番号 特願2019-004524
公開番号 特開2020-113926
出願日 平成31年1月15日(2019.1.15)
公開日 令和2年7月27日(2020.7.27)
発明者
  • 伊深 和雄
  • 松村 武
  • 村上 誉
  • 石津 健太郎
  • 児島 史秀
出願人
  • 国立研究開発法人情報通信研究機構
発明の名称 スモールセルネットワークへの無線接続システム及び方法
発明の概要 【課題】位置限定サービスを提供するにあたり、マクロセルによるアシストを得ることなく、サービスの開始時間を大幅に短縮する。
【解決手段】スモールセルネットワーク3内の基地局31に対して無線端末4を無線接続するスモールセルネットワークへの無線接続方法において、無線端末4が基地局31との間で行う無線接続に必要な各種認証を行う機能を仮想的に担わせた基地局プロキシー35と、基地局31が無線端末4との間で行う無線接続に必要な各種認証を行う機能を仮想的に担わせてなる無線端末プロキシー45を予め準備し、無線接続する前時点において、無線端末4により基地局プロキシー35を介して無線接続に必要な各種認証を行うと共に、基地局31により無線端末プロキシー45を介して無線接続に必要な各種認証を行い、無線接続時点において、無線端末4及び基地局31との間で、前時点においてそれぞれ行った各種認証に基づいて無線接続を行う。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要

2020年代の情報社会における通信トラフィック量の増大に対応するために第5世代移動通信システムの研究開発が進展している。この第5世代移動通信システムでは、ネットワークシステムの大容量化をコストを抑えつつ低消費電力で実現すると共に、高速で低遅延なスモールセルの有効活用が検討されている。このスモールセルとは、狭いエリアのみをカバーする小型の基地局であり、通信エリアを形成する大出力のマクロセルを補完し、建物等の影響でマクロセルの電波が届きにくい場所における無線通信をカバーする。このスモールセルは、マクロセルと比較してカバー範囲は狭くなるが、その分において収容するユーザ数も少なくなり、快適な通信が実現でき、しかも小型のため設置コストが抑えられる利点もある。

このようなスモールセルの特性をうまく利用し、特に小規模な自営網事業者により狭いカバー範囲でのみ提供可能な「位置限定サービス」も期待されている。この「位置限定サービス」では、サービスエリアを限定することにより、設備投資を最小限に抑え、安価で質の高いサービスを提供することができる。

しかしながら、このようなスモールセルを利用した「位置限定サービス」を提供する場合、そのサービスエリアの狭さから、無線端末を携帯して移動するユーザに対してサービス提供時間を十分に確保することができない。即ち、「位置限定サービス」を提供する前にユーザがサービスエリアを通過してしまう虞が出てくる。特にマクロセルによるアシストの無いスモールセルに対する無線接続では、接続初期に未知の運用周波数の探索や認証・鍵合意手続等が必要になり、「位置限定サービス」を開始するまでに大きな遅延が発生してしまうのもその原因の一つである。

このため、スモールセルによるこのような「位置限定サービス」をユーザに提供する場合には、サービスエリアの広いマクロセルによるアシストを受ける必要が出てくる。しかし、この「位置限定サービス」をユーザに提供するためにマクロセルによるアシストを受けることになれば、そのマクロセルの活用に伴うコストが大きくなることから、スモールセルの特質ともいえる安価なサービスの提供の妨げにもなる。

産業上の利用分野

本発明は、スモールセルネットワーク内の基地局に対して無線端末を無線接続するスモールセルネットワークへの無線接続システム及び方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
スモールセルネットワーク内の基地局に対して無線端末を無線接続するスモールセルネットワークへの無線接続システムにおいて、
上記無線端末が上記基地局との間で行う無線接続に必要な各種認証を行う機能を上記無線端末側に延長させ、
上記無線接続する前時点において、上記無線端末及び上記基地局は、上記延長させた機能を介して上記無線接続に必要な各種認証を行い、
上記無線接続時点において、上記無線端末及び上記基地局は、上記前時点においてそれぞれ行った各種認証に基づいて無線接続を行うこと
を特徴とするスモールセルネットワークへの無線接続システム。

【請求項2】
スモールセルネットワーク内の基地局に対して無線端末を無線接続するスモールセルネットワークへの無線接続システムにおいて、
上記無線端末が上記基地局との間で行う無線接続に必要な各種認証を行う機能を仮想的に担わせた基地局プロキシーと、上記基地局が上記無線端末との間で行う上記無線接続に必要な各種認証を行う機能を仮想的に担わせてなると共に上記基地局プロキシーとの間で互いに通信可能とされた無線端末プロキシーとを備え、
上記無線接続する前時点において、上記無線端末は、上記基地局プロキシーを介して上記無線接続に必要な各種認証を行うと共に、上記基地局は、上記無線端末プロキシーを介して上記無線接続に必要な各種認証を行い、
上記無線接続時点において、上記無線端末及び上記基地局は、上記前時点においてそれぞれ行った各種認証に基づいて無線接続を行うこと
を特徴とするスモールセルネットワークへの無線接続システム。

【請求項3】
上記基地局プロキシーは、上記無線端末との間で無線通信可能な端末装置として構成され、又は上記無線端末プロキシーは、上記基地局との間で無線通信可能な端末装置として構成されていること
を特徴とする請求項2記載のスモールセルネットワークへの無線接続システム。

【請求項4】
上記基地局プロキシーは、上記無線端末に有線通信可能な端末装置として構成され、又は上記無線端末プロキシーは、上記基地局との間で有線通信可能な端末装置として構成されていること
を特徴とする請求項2記載のスモールセルネットワークへの無線接続システム。

【請求項5】
上記基地局プロキシーは、上記無線端末に内蔵され、又は上記無線端末プロキシーは、上記基地局に内蔵されてなること
を特徴とする請求項2記載のスモールセルネットワークへの無線接続システム。

【請求項6】
スモールセルネットワーク内の基地局に対して無線端末を無線接続するスモールセルネットワークへの無線接続方法において、
上記無線端末が上記基地局との間で行う無線接続に必要な各種認証を行う機能を仮想的に担わせた基地局プロキシーと、上記基地局が上記無線端末との間で行う上記無線接続に必要な各種認証を行う機能を仮想的に担わせてなると共に上記基地局プロキシーとの間で互いに通信可能とされた無線端末プロキシーを予め準備し、
上記無線接続する前時点において、上記無線端末により上記基地局プロキシーを介して上記無線接続に必要な各種認証を行うと共に、上記基地局により上記無線端末プロキシーを介して上記無線接続に必要な各種認証を行い、
上記無線接続時点において、上記無線端末及び上記基地局との間で、上記前時点においてそれぞれ行った各種認証に基づいて無線接続を行うこと
を特徴とするスモールセルネットワークへの無線接続方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2019004524thum.jpg
出願権利状態 公開
※ ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」までお問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close