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イオン液体のゲル化剤 UPDATE

国内特許コード P190016131
整理番号 H29-006
掲載日 2019年6月14日
出願番号 特願2017-209503
公開番号 特開2019-081836
出願日 平成29年10月30日(2017.10.30)
公開日 令和元年5月30日(2019.5.30)
発明者
  • 岡本 浩明
  • 森田 由紀
出願人
  • 国立大学法人山口大学
発明の名称 イオン液体のゲル化剤 UPDATE
発明の概要 【課題】少量の添加量で多数の有機液体、特に磁性イオン液体をゲル化できるゲル化剤の提供。
【解決手段】イオン液体のゲル化剤が化学式(1)で示されるパーフルオロアルキル基を有する芳香族化合物からなる。
2m+1-(CH-CHX-C2n-O-Ar-O-R (1)
(式中、Xは水素原子又はハロゲン原子であり、Xが水素原子のときyは0であり、Xがハロゲン原子のときyは0又は1である。Arは置換又は無置換の炭素数5~30の2価の芳香族基、Rは飽和又は不飽和の炭素数1~20の1価の炭化水素基、mは6~12の自然数、nは1~4の自然数である。)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要

従来、塗料、インク、潤滑油、農業、水産、化粧品、医薬品、繊維、樹脂、ゴム、金属等の各種産業分野において、有機液体類(動植物油脂、エステル、ポリオール、エーテル、アルコール、炭化水素等)を固化するゲル化剤が用いられてきた。本発明の発明者らは、少量の添加量で多数の有機液体をゲル化できる有機低分子ゲル化剤としてパーフルオロアルキル基を有する芳香族化合物を検討した(例えば、特許文献1参照)。また、高誘電率を有する非水溶媒、リチウム塩とパーフルオロアルキル基を有する別の芳香族化合物を含むゲル化された電解液を備えるリチウムイオン二次電池が検討された(例えば、特許文献2、3参照)。

近年、市販の永久磁石に応答し、イオンのみから構成されて高いイオン伝導性を有し、常温で液体である磁性イオン液体が開発されてきている(例えば、非特許文献1参照)。しかし、磁性イオン液体は液体であるから、扱いと加工に制約があった。

産業上の利用分野

本発明は、パーフルオロアルキル基を有する芳香族化合物からなるイオン液体のゲル化剤、及び、このゲル化剤でイオン液体がゲル化されているゲルに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
化学式(1)で示されるパーフルオロアルキル基を有する芳香族化合物からなるイオン液体のゲル化剤。
2m+1-(CH-CHX-C2n-O-Ar-O-R (1)
(式中、Xは水素原子又はハロゲン原子であり、Xが水素原子のときyは0であり、Xがハロゲン原子のときyは0又は1である。Arは置換又は無置換の炭素数5~30の2価の芳香族基、Rは飽和又は不飽和の炭素数1~20の1価の炭化水素基、mは6~12の自然数、nは1~4の自然数である。)

【請求項2】
化学式(1)で示されるパーフルオロアルキル基を有する芳香族化合物が、式(2)で表される化合物であり、イオン液体が磁性イオン液体である、請求項1に記載されたゲル化剤。
2m+1-CH-CHI-C2n-O-Ar-O-R (2)
(式中、Arは置換又は無置換の炭素数5~30の2価の芳香族基、Rは飽和又は不飽和の炭素数1~20の1価の炭化水素基、mは6~12の自然数、nは1~4の自然数である。)

【請求項3】
Arが、フェニレン基、ビフェニレン基又はナフチレン基である、請求項1又は2に記載されたゲル化剤。

【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載されたゲル化剤で磁性イオン液体がゲル化されているゲル。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
山口TLOは平成11年11月に山口大学の教官50名の出資により設立された、リエゾン一体型のTLO活動会社です。山口大学を主とし、山口県内の大学・高専の研究成果をご紹介致します。特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


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