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成長性遺伝形質を有するアカマダラハタの識別方法 NEW

国内特許コード P190016144
整理番号 S2016-0497-N0
掲載日 2019年6月24日
出願番号 特願2016-132224
公開番号 特開2018-000116
出願日 平成28年7月4日(2016.7.4)
公開日 平成30年1月11日(2018.1.11)
発明者
  • 坂本 崇
  • 尾崎 照遵
  • カノンポーン・ケシュワン
出願人
  • 国立大学法人東京海洋大学
  • 国立研究開発法人水産研究・教育機構
  • デパートメント オブ フィッシャリーズ ミニストリー オブ アグリカルチャー アンド コーペレイティブズ
発明の名称 成長性遺伝形質を有するアカマダラハタの識別方法 NEW
発明の概要 【課題】アカマダラハタの高成長性マーカーを開発して、個体を殺すことなく高成長性の形質を持つ魚を判別することのできる方法の提供。
【解決手段】クエについて開発した遺伝マーカーを利用して、アカマダラハタの遺伝地図を作成し、養殖アカマダラハタの体重(BW)の大きい群と小さい群について上記遺伝マーカーについてQTL解析を行ったところ、成長性遺伝形質に影響を与える6つの主要な遺伝マーカーが見出された、これらのDNAマーカー座配列又はその部分配列であって、そのマイクロサテライト配列を有する塩基配列を有するポリヌクレオチドから成る、成長性遺伝形質を有するアカマダラハタを識別するための遺伝マーカー。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要

ハタ科魚類は一般に市場価値が高く、ハタ科の魚であるアカマダラハタは、東南アジア諸国で盛んに養殖されている。アカマダラハタの養殖においては、市場に出荷できるサイズになるまで2年程度の長時間を要している。
発明者らは、既に、ニジマス(Oncorhynchus mykiss)とクエ(Kelp Grouper / Epinephelus bruneus)のマイクロサテライトを用いて作成した連鎖地図とこれを用いた成長性遺伝形質のQTL解析の結果を発表している(非特許文献1、2等)。

産業上の利用分野

この発明は、高成長性の遺伝的形質(以下「成長性遺伝形質」という。)を有するアカマダラハタ(Tiger Grouper / Epinephelus fuscoguttatus)を識別する方法に関し、より詳細には、特定のDNAマーカー(以下「遺伝マーカー」又は「MSマーカー」ともいう。)を用いて成長性遺伝形質を有するアカマダラハタを識別する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記(1)~(6)のいずれかのDNAマーカー座配列又はその部分配列であって、そのマイクロサテライト配列を有する塩基配列を有するポリヌクレオチドから成る、成長性遺伝形質を有するアカマダラハタを識別するための遺伝マーカー。
(1)連鎖群12上のDNAマーカー座Ebr00010FRA(配列番号1)(その487~534位がマイクロサテライト配列に相当する。)
(2)連鎖群12上のDNAマーカー座Ebr00935FRA(配列番号2)(その131~162位がマイクロサテライト配列に相当する。)
(3)連鎖群21上のDNAマーカー座Ebr00846FRA(配列番号3)(その173~206位がマイクロサテライト配列に相当する。)
(4)連鎖群21上のDNAマーカー座Ebr00924FRA(配列番号4)(その321~344位がマイクロサテライト配列に相当する。)
(5)連鎖群21上のDNAマーカー座CfuSTR210(配列番号5)(その106~127位がマイクロサテライト配列に相当する。)
(6)連鎖群21上のDNAマーカー座Ebr01255FRA(配列番号6)(その113~136位がマイクロサテライト配列に相当する。)

【請求項2】
アカマダラハタ、その卵又はそれらの加工品から抽出したDNAについて、請求項1に記載の遺伝マーカーを検出することから成る、アカマダラハタの成長性遺伝形質を識別する方法。

【請求項3】
下記工程から成る成長性遺伝形質を有するアカマダラハタの識別方法。
1)アカマダラハタ、その卵又はそれらの加工品から抽出したDNAについて、請求項1に記載の遺伝マーカーであるポリヌクレオチドを増幅する工程、
2)別途継代飼育の結果、成長性遺伝形質を有すると認められる系統のアカマダラハタについて、上記1)と同じ工程を実施する工程、及び
3)1)と2)の工程の増幅結果を比較し、これらが一致する場合に、アカマダラハタが成長性遺伝形質を有すると識別する工程

【請求項4】
工程3)において、比較するポリヌクレオチドのサイズが一致する場合に、アカマダラハタが成長性遺伝形質を有すると識別する請求項3に記載の方法。

【請求項5】
下記(1)~(6)のいずれかのDNAマーカー座配列中の連続する少なくとも18個の塩基から成るオリゴヌクレオチドであって、そのマイクロサテライト配列を挟む2つの塩基配列のうち、一方の塩基配列から成るポリヌクレオチド、及び他方の塩基配列から成るオリゴヌクレオチドに相補的なオリゴヌクレオチド、又はこれらに相補的な配列の2つのオリゴヌクレオチドから成るPCR用プライマー。
(1)連鎖群12上のDNAマーカー座Ebr00010FRA(配列番号1)(その487~534位がマイクロサテライト配列に相当する。)
(2)連鎖群12上のDNAマーカー座Ebr00935FRA(配列番号2)(その131~162位がマイクロサテライト配列に相当する。)
(3)連鎖群21上のDNAマーカー座Ebr00846FRA(配列番号3)(その173~206位がマイクロサテライト配列に相当する。)
(4)連鎖群21上のDNAマーカー座Ebr00924FRA(配列番号4)(その321~344位がマイクロサテライト配列に相当する。)
(5)連鎖群21上のDNAマーカー座CfuSTR210(配列番号5)(その106~127位がマイクロサテライト配列に相当する。)
(6)連鎖群21上のDNAマーカー座Ebr01255FRA(配列番号6)(その113~136位がマイクロサテライト配列に相当する。)

【請求項6】
アカマダラハタが成長性遺伝形質を有するか否かを識別するための診断キットであって、請求項5に記載のPCR用プライマーを含むキット。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開


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