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動体反応確認システム UPDATE

国内特許コード P190016195
整理番号 1992
掲載日 2019年7月24日
出願番号 特願2017-213784
公開番号 特開2019-083996
出願日 平成29年11月6日(2017.11.6)
公開日 令和元年6月6日(2019.6.6)
発明者
  • 岩田 浩康
  • ▲高▼田 竜太
  • 大西 哲平
  • 相原 伸平
出願人
  • 学校法人早稲田大学
発明の名称 動体反応確認システム UPDATE
発明の概要 【課題】使用者の目と身体部位等との協応動作能力の向上に有用となるシステムを提供すること。
【解決手段】動体反応確認システム10は、使用者Uが視認可能に画像表示する表示手段12と、身体部位等の動作情報を検出する検出手段15,16と、検出手段15,16での検出結果に基づいて、主動画Mに重畳する重畳画像Sを設定する重畳画像設定手段20と、主動画Mに重畳画像Sが重畳された合成画像を生成して表示手段12に送る画像提示手段21とを備えている。重畳画像設定手段20では、使用者Uが実際に行った反応動作に対応する実動作画像S2,S3を生成し、動体に対する身体部位等の理想の反応動作に対応する理想動作画像S1とともに実動作画像S2,S3が表れる重畳画像Sを生成する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

スポーツや日常生活においては、視覚刺激に対する人間の反射能力が必要になる。特に、各種スポーツにおいては、スポーツビジョンと呼ばれる動体視力等の視覚能力の向上の重要性が指摘されている。例えば、スポーツ選手の目前に高速で近づいてくるボール等の動体に対して手や脚等の身体部位やラケットやバット等の器具を素早く動かして反応する能力が重要であり、このような目と身体部位等との協応動作のトレーニングシステムの出現が要請されている。この協応動作のトレーニングツールとしては、例えば、複数のライトの点滅箇所が経時的にランダムに変化し、当該ライトの点滅箇所を訓練者が瞬時にタッチするものがある。しかしながら、球技等のスポーツにおいては、ボールや他の人間等の動体の動きに応じて身体を動かし、これら動体に触れたり、掴んだり、避けたり等の反応動作が必要になる。そこで、その反応速度のみならず各種で異なる反応動作の正確性を評価するには、前述のトレーニングツールでは必ずしも十分ではない。また、このような反応動作の評価は、通常、実際の現場で或いは録画等により指導者が行うものであり、トレーニング中に指導者が必要になるばかりか、指導内容に個人差が生じ得る。このため、動体に反応する身体部位の動きが動体の動作状況に応じて正確か否かについて、使用者自ら確認できる装置システムの出現が望まれるところである。

ところで、特許文献1には、規範技能者の動きを適切に真似ることができているか否かについて、実施者が自ら容易に判断できる動作評価支援装置が開示されている。この動作評価支援装置では、表示画面に手本となる規範技能者の規範画像を提示し、カメラで撮影された実施者画像を規範画像に重畳して、規範技能者と実施者の動きの違いを表示して評価するようになっている。なお、実施者は、表示画面に表示されている規範技能者の規範画像とカメラで撮影された自身の画像とが重なるように、カメラの前に立つ必要がある。

産業上の利用分野

本発明は、スポーツトレーニング等に用いる動体反応確認システムに係り、更に詳しくは、動体の移動による視覚刺激に対する反射能力を確認するための動体反応確認システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
所定の動体が経時的に視界内で移動する3次元の動画を使用者に視覚提示し、前記動体が前記動画内の所定位置に到達するタイミングで、前記使用者が反応して所定の身体部位や器具を動作させたときに、これらの反応動作の正確性を確認するための動体反応確認システムであって、
前記使用者が実際に行った前記反応動作である実動作に対応する動作情報を検出する検出手段と、当該検出手段での検出結果に基づいて、前記動体に対する理想の前記反応動作である理想動作と前記実動作の差異を前記使用者にフィードバックするフィードバック手段とを備えたことを特徴とする動体反応確認システム。

【請求項2】
所定の動体が経時的に視界内で移動する3次元の主動画を使用者に視覚提示し、前記動体が前記主動画内の所定位置に到達するタイミングで、前記使用者が反応して所定の身体部位や器具を動作させたときに、これらの反応動作の正確性を確認するための動体反応確認システムであって、
前記使用者が視認可能に画像表示する表示手段と、前記使用者が実際に行った前記反応動作である実動作に対応する動作情報を検出する検出手段と、当該検出手段での検出結果に基づいて、前記主動画に重畳する重畳画像を設定する重畳画像設定手段と、前記主動画に前記重畳画像が重畳された合成画像を生成して前記表示手段に送る画像提示手段とを備え、
前記重畳画像設定手段では、前記実動作に対応する実動作画像を生成し、前記動体に対する理想の前記反応動作である理想動作に対応する理想動作画像とともに前記実動作画像が表れる前記重畳画像を生成することを特徴とする動体反応確認システム。

【請求項3】
前記画像提示手段では、前記実動作と前記理想動作にそれぞれ対応する各動作情報の差異が求められ、当該差異が所定の閾値以上のときに、当該差異が前記閾値未満になるまで、前記使用者が前記反応動作を繰り返し行うことができる理想動作習得モードに移行することを特徴とする請求項2記載の動体反応確認システム。

【請求項4】
前記実動作画像は、前記タイミングにおける前記実動作に対応する第1の実動作画像と、前記主動画が提示されている間に前記使用者がリアルタイムで行った前記実動作に対応する第2の実動作画像とからなることを特徴とする請求項3記載の動体反応確認システム。

【請求項5】
前記画像提示手段では、前記主動画を最初に提示するときに、前記第2の実動作画像のみが重畳された第1の合成画像が生成され、前記差異が求められた後で、前記理想動作画像と前記第1及び第2の実動作画像とが重畳された第2の合成画像が生成されることを特徴とする請求項4記載の動体反応確認システム。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2017213784thum.jpg
出願権利状態 公開
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